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閉明塞聡  作者: 大和八木
人間VSカミ
86/99

いきなりの迎合

「・・・ゃる・・・、やる・・・ころしてやる」

「ん!?」


後方から謎の声が聞こえた瞬間


ガッシャーン!!


教壇をいきなり鉈でぶち壊して少女が立ってきた。

「五味千早・・・お前、まさか」

「ここでクラスにやつをぶっ潰せば、私は、昔の、***が達成できるのだな」

「ちょっと待て、これは・・・」


「カミの迎合作戦よ!」

小瑠璃が鉈を蹴り飛ばし、千早を鎖で束縛して言った。

「千早、一回守の世界に戻って治療するわよ。ここからグラウンドに行ってそこから守の世界に行くからとっとと来なさい」

「うるせえ!」

ガシン!と鉈を取り出しまた振り下ろし、小瑠璃の束縛を解いた。

・・・(諒「また小瑠璃が束縛攻撃をすると暴れるかもしれないな」)

「ヴヴヴ、まずは、繭。お前をぶっ飛ばしてやる」

千早は繭に攻撃を仕掛けた。

「なっち、危ないよ!」

ねむはいきなり襲ってきた千早を飛ばそうとする。

併し繭は何も考えていないのか、襲ってきた瞬間に上からチョップをかまして言った。

「さっきから五月蠅い」

「グ!!!!」

チョップを食らった千早は校舎の4階から1階を通り越して地中まで突き落とされた。

教室がざわざわしながら生徒らは吹っ飛ばされた底を見ていた。

「これって、死んだの?」

小瑠璃は繭に尋ねた。

「いや、死んでないと思う」

繭は冷静に答える。

「併し殴ったからといってカミに乗っ取られた以上はどうしようもないわね。とりあえず取り出して治療してくるわよ」

小瑠璃が地下に入っていく。

「迎合作戦で乗っ取られやすい人の傾向ってあるの?」

と諒は悠に尋ねた。

「う~ん、いろいろあるけど・・・心に闇がある人・・・?」

まあ心に闇があるといえばまゆっちなんざ沢山あるわけだがそれに対して千早は中学ではいじめっ子方面に舵をきっていたはずなんだが・・・

まあそれはそれ、これはこれとして、ついにこの学校も襲われる対象になったのか。

「どんだけ遠いところまで飛ばしてるのよ!」

と、小瑠璃の声が反響して聞こえてきた。かなり地下深くまで吹っ飛ばしたようだ。これが250Q[J]でぶっ飛ばされた結果になるのか。



しばらく経ってから千早が引きだされた。

「早くこの子を治療するわ、とりあえず今日は私とこの子は早退ね」

「は、はいぃ・・・」

先生は爆発の危機とやら高校でいきなりの迎合作戦とやらでよくわからない状況となっている。

小瑠璃は気絶している千早を祝福儀礼の鎖で縛りあげてそのまま守の世界に持っていった。

「ぬう、これは大変なことになったな」

諒はカミとの争いが露になったことによって、高校に隠しきることができなくなった。


「ええ!?神と戦争を起こしているんですか!?」

先生らは驚愕している。

「勝手に目をつけられたから仕方がないじゃない」

諒は少し呆れた声で言った。

当然ながら「カミ」との闘いに関しては大騒ぎになった。これは国の力を借りるべきか、国連の力を借りるべきかまでの大きな話になりそうであった。

併しそんな変な話を国や国連が取り合ってくれるのだろうか。世界にはどこかではぼこぼこにやられているところもある。今の中国や南極での話。例えばジタリスが暴れた件に関しては国連も調査をしてはいるんだけれども、結局神との関連性はわかっていない。飯匙倩邸での大きな争いも国の見解もあまりはっきりしておらず、いろんな核攻撃や謎の呪い攻撃以外の話は上がっていない。


「カミからの洗脳を解くにはどうすればいいですか?」

と一部の生徒が聞いた。

「う~ん、実質カミの洗脳、というか迎合を解くのは基本無理なんです・・・、やるなら迎し返すしかないんですよ」

と悠はこたえる。

「えぇ、じゃあ千早さんは・・・」

「迎合しなおしてしばらく安静にするしかないですね・・・」

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