爆発危機
キーンコーンカーンコーン
高校での授業が始まる。併し担任が入ってきた瞬間、担任は恐ろしいことを言い始めた。
「こ、この教室は・・・いかにも爆発しそうですわ!」
・・・・・・・・・?
照夜淸が聞く。
「爆発? 能力素が限界突破しているのか?」
周りの生徒は不安そうで悚悚としている。
また照夜淸が聞く。
「一体、何があって爆発と・・・それは、能力素の問題ですかね?」
同じことを繭も聞いていた。
ただ、繭に謁見能力を使うとカウンターを食らうし、その上位の人心掌握も効果がない。繭は能力する手立てがない。
・・・そういえば、ベルチャーなら繭の能力素を具体的に示していたがいったい何を使っていたのだろうか。
能力素が多ければ最悪地球は爆発する。それはカムラも言った通り、戦争によって能力素が上がった人たちを戦争に巻き込むことができれば地球を爆破することができる。そうなれば人類は宇宙空間に放り出され、大抵の人間は空気がないなり放射能や熱線で死ぬ。・・・あれ?
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一方地球の浄化を狙うカミ。
「椋路寺繭とかいう輩の能力素が200Q[J]を超えているだと?」
「だからあのようにすべての攻撃にカウンターできるようです。やはり隙を狙うしかありませぬ」
「それなら話は早い。とっとと地球を爆破し、人類を絶滅させる。それが最も簡単な方法だ」
しかしなんか忘れてる気がするが・・・
海鷂魚の怪我もすっかり治ってきたため、カムラはテティス部隊の神化を手伝っている。
(・・・大鑚成由紀夫、お前、宇宙に連れて行って負けた気がするよな。。。?)
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<飯「私に繭の能力素を調べてほしい?」>
<諒「なんか教室が爆発しそうだって言ってるんだけど」>
<飯「なるほど、少し精度は落ちますが調べてみますか・・・」>
<繭「んっ・・・!」>
繭は股間のあそこを触り、一時的に能力素情報を解放した。能力素情報開示には些かエッチことをしなければいけないらしい。彼女には申し訳ない依頼である。
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<飯「250Q[J]ですか・・・なんでそんなに抱えたんでしょうか?」>
<諒「恐らく死んだカミの能力素を吸収したのでしょう」>
<飯「彼女だけでも教室が爆発してもおかしくないですね・・・」>
<諒「それって、まゆっちが爆発するってこと!?」>
<飯「そうではない。超高エネルギー能力素がぶつかることによってその反動で爆発するということです。つまりこの中でも非常に強力な能力素が多いということになりますね」>
<諒「つまりはまゆっちと触れない、ということ?」>
<飯「攻撃などエネルギーの放出の際に起こる話なのでそれはないとは思いますが・・・」>
併し違う捉え方をしている子もいた。
ねむ「なっち・・・、このままではなっちが爆発してしまう・・・どうにかして下げなければならない。確か、人間が抱えられる限界量は220Q[J]。なっち、このままでは・・・」
ねむのソースは椋路寺家の禁書室の『人間爆破実験』という物である。普通の人間であれば200Q[J]、特殊形態でも220Q[J]では抱えられず大爆発を起こすというもの。
ただ、それは「普通の」人間であることに限るとはいえ
<飯「とりあえず状況を変えたいですね・・・、体育で照夜淸とバトルしてしまえば確実に爆発しますよ」>
<諒「しばらくまゆっちは見学するしかないですね」>
まだ教室は戦戦慄慄としている。
とある一人の生徒が尋ねた。
「あの・・・教室が爆発しそうっていったい何ですか?」
先生がそれに答える。
「あまりにもエネルギーが濃すぎると、その空間は爆発を起こしてしまうんです・・・!」
半分合ってて半分合ってない。物理化学的にいえば、ある物質が高エネルギーを持っているとしてそのエネルギーをもった物質が衝突すれば核融合という形で爆発する。つまり、エネルギーが濃すぎるだけでは爆発は起こらない。
「とりあえず、授業を始めます」
先生は震えながらも授業を再開した。




