表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
閉明塞聡  作者: 大和八木
カミと上との戦闘と交渉2
72/99

神の精神干渉2

カミのカムラは繭に精神への侵入を試みた。

「あれは奴らでも通せましたからね、ただ、拒否はされてはいますが・・・」

カミの精神干渉は、かつで照夜淸に行なった大鑚成由紀夫の技に近い。ただし、そのときにカミに迎合するかは不明である。精神が強いと相手を迎合することができない。

そして、それを繭に向かって行った・・・。


・・・

・・・・・・

「ん、ん~う? こんな教室で寝てたかな・・・?」

繭が目を覚ますとそこは神威中学校であった。併し機材などは新品である。

ガシャーン

「え?」

いじめっ子の5人がいきなり現れ始めた。

「え?何でここに貴様らがいるんですか!」

繭には珍しく語気を強めた。

「いやいや、私たちは仲直りに来たんですよ?」

久々に五味早紀と出会ったものである。早紀はてを前に出してこういった。

「私たちと手を組もう?一緒に学校生活楽しもうよ」

「複雑性PTSDにした分際で・・・! ・・・?」

よくよく考えるとここは神威中学校である。これはもしかすると夢なのか?いや、夢だ。おまけに諒も近くにはいない。

「私たちと一緒に・・・

「だったら新技を試す機会ですね・・・、--Amitriptyline!!」

ズドドドドドドドー!!!!!!

「ぐわあっ!うわああっ!!!」

いじめっ子が消え去るといつもの教室に戻った。

「繭っち、さっきから何してるの?寝言?」

「え!?寝言ではないけど、夢の中でいじめっ子にあったようなないような・・・」

時慶は硬直した。ついに「カムラ様」が個人干渉を仕掛けてきたと。

悠もこのことには感づいた。ついに自発的に人間を攻撃するようになったかカミが。


二人の行動を照夜淸は見逃さなかった。照夜淸はこんな質問をした。

「その「夢のいじめっ子」とやらに攻撃とかはしたの?」

二人は凍り付いた。これで回答が「はい」であればカミの干渉が確定してしまう。但し、誰かはわからないという点もある。

その凍り付いた四人の甲斐も空しく繭はこう答えた。

「むかついたから勃然(むかっ)としてAmitriptylineかましたよ」

「おいおい・・・そんなことしたら教室が壊れるじゃん・・・カミの要求してきたって感じじゃなさそうだしー」

「でも相手は"協力を求めて"きたよ?」

「・・・おいおい、大鑚成由紀夫がやるようなこと、誰かやったのか?」

授業中のため先生がイライラして言った。

「教室では静かにしなさい!二人とも5分ぐらいいったん外で頭を冷やしなさい」

両方しょんぼりして「はーい」と言った。


教室の外に出た照夜淸と繭だが、照夜淸は繭に突然壁ドンして言った。

「俺もお前と同じようなことをされていた、誰かがお前を狙っているはずだ。今後そんな夢を見ても「絶対に」迎合するな!いいな!?」

「は、はいいぃ!?」繭には展開がわからない。

「俺の時は、美沙樹と手を組むって感じだったが、姉妹だから怪しいと思って斬った。恐らく君をカミの味方にさせようとしている」

「え、ええええぇぇぇぇ??」

カミの話がある程度進んだ時に

「おい、もう気はすんだか?教室に戻れ」

と教師からの喝があった。

お互いしょんぼりして「はーい」っといって入った。


神三人はそわそわしながら鞦韆一族や椋路寺一家と帰宅していく。


「・・・そんなことがあったんですか」

「ああ、まあいきなり魘された感じで・・・なんかよくわからないことをうだうだ言ってていきなり起きたんだよな」

飯匙倩が考えている間に悠がたずねてきた。

「多分、カミからの精神攻撃かと・・・」

「はあ?このままでは俺等が悪いって話になるやんけ」と時慶。

そこに「まあまて」と飯匙倩が止めに入る。

「精神攻撃となると・・・確かに繭に仕掛けてくるのは間違いないな。さんざんえらい目に遭ってきたからね」

「つまりは繭の過去を知っているってことね?」と照夜淸が言う。

「過去を知っているカミとなると、それが可能なカミは一人だけ。・・・カムラだ」

「!?」 一同に衝撃が走る。


一方椋路寺家では・・・

「え?夢? ・・・でいったいどんな夢を見させられたの?」

「いじめっ子だった人たちがみんな並んで「一緒に手を組まないか?」って・・・、よくわからないけど、気持ち悪いからAmitriptylineでぶっ飛ばしたんだけど・・・」

「あはは、それはやりすぎ・・・」

その対話を聞いていた小瑠璃が間に入ってきて言った。

「それ、カミがやる迎合作戦ね。それに協力するとカミに体を乗っ取られるわよ?」

「照夜淸が絶対迎合するな。って言ってました」繭は言う。

「ふむ、先に迎合攻撃をされた人がいたのはまだ運がよかったわね。併し誰がその迎合作戦をやってたかわからなければまたその迎合作戦は続くわよ」

ねむが風呂から上がってきた。"不死者という分類なのに身だしなみを整える"ことは珍しい。

「照夜淸がしゃべる前に、照夜淸は二人の様子をうかがってたように見えたよ」とねむが言う

「それって誰」と諒が訊き返す。

「予想が間違ってたら御免だけど、それは悠と時慶だよ」

「!?」小瑠璃は背筋がピンとなった。

「それ、幹部クラスの迎合作戦確定じゃない。完全にカミが人類に攻撃を開始しようとしているわ!」

「まあ、悠の意見も聞きたいんだけどね・・・彼女も帰るときは硬直してたみたいだし。上は迎合作戦とかあるの?」とねむは聞いた

「迎合作戦は原則カミしかやらないわ。頻度で言えばカミ>>>>守>上って感じかしら」

衝撃は両方の家庭で起こっていた。

後に繭はAbracadabra(アブラカダブラ)、諒は超直死を習得する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ