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閉明塞聡  作者: 大和八木
アンチ諒軍団との戦争
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神との争い

米原駅に止まったところで電車がいきなりエンジントラブルを起こした。

「なんだ!?」


「地磁気が、異常なほどに荒れています」

「なんか宇宙でやらかしたか?」

優希は照夜淸に何か尋ねる。

「なんかよくわからないやつをぶった切っただけだけど?」

照夜淸はそういう。

「いわゆる"カミ"を斬ったわけですか・・・」

飯匙倩が前の車両に飛び乗って言う。

飯匙倩はカミについて説明を始めた。


"地球が人類に文明を持って何千年とたった今、地球で死んだ人の亡霊が宇宙のダークマターを形成し、人間の体を成した者を総称「神」という。

その中で、思想信条によってカミ、(かみ)(かみ)に分裂した。


まず「カミ」・・・地球の敵は人類とみなし、人類がいるからこそ地球はダメージを受けていずれは消滅都市となり果ててゆく。故に地球にいる人類を嗾けることによって人類を戦争によって消滅させてしまえ。そのような思想を持ったものをカミという。


次に「上」・・・地球の敵は人類とは限らないとして、人類を嗾けて戦争させようとすることはさせるべきではないが、カミの思想は危険極まりなくカミと対峙している存在。そのような思想を持ったものを上という。


最後に「守」・・・二つの神をあまりに争うわけにはいかないから、調停をしながら二人の神をおさえている存在。地球のことに関してはあまり興味はなく宇宙の戦争を是としない思想を持つのを守という。"


「ほへー」

「でも斬ったのはカミか上なのか覚えているのか?」飯匙倩が訊く。

「多分切ったのはカミではないのかな、かな。敵襲はカミな予感がする」と繭が答える。

「いや、宇宙にいないとわからないからね・・・」と飯匙倩はもう一回照夜淸に訊く。

「多分、カミ」照夜淸が答えた。


少しの沈黙が流れ、飯匙倩は話した。

「多分今後、カミと上との闘いが激しくなるから、守も動くことになるだろう。恐らく、神らが地球を戦場にする可能性もある」

「ええ・・・」血の気が少し引いたような感じだ。


それを切り裂くような通知音が鳴った。

ppppppp

「ああ、電話だ」


 ・・・、んん? ああ、そうか。問題ない。 ピッ


「まあ、まだ3災・・・いやまた新しく4災が決められると思うんだが、それらがむしろ逆に神の2教徒と争うことができるか、それがカギになるでしょうな」

飯匙倩は新しい4災を決めるという会議に呼ばれたらしい。新しい4災はどうなるかわからないが、今回の戦争でヴォルクスが消え3災になったわけだが


「どうも4災に決めたいのか、それともそうなるように何か理由があるのか・・・ハァ」

「じゃあ照夜淸たちとは一旦米原駅でお別れね、少し新幹線で横浜に行くことになったみたい」

凛は不安そうに言った。

「心配するなよ、みんなしっかり草津まで送り通してやる」

照夜淸は言った。

「じゃあしばし別れだな。よし、また今度な」


そういって鞦韆一族と諒・繭、飯匙倩・凛は米原駅でお別れとなった。

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