"カミ"と上(かみ)
<・・・どうやら、この車両には誰もやってこないわね>
<そっか、それならよかったわ>
10両編成の前に鞦韆一族、後ろを諒繭タッグで守備していた。
しかし、繭は突然何かを察知したように叫び始めた。
「て、敵襲!? か、カミ!?」
!?
・・・・・・
しかし何も現れない。
「なんだどうした、今日はさすがに疲れてんじゃないか?」
<前に核反応、敵襲の余地あり>
<か、核反応!?>
鞦韆一族は核反応に察知し攻撃準備を仕掛ける。
「こっちも構える必要があるな、繭」
「うん・・・!」
「ちっ、ばれたか」
プシュ~
そんな音と共に先頭車両のほうに男が現れた。
「お前は誰だ!?」照夜淸が叫ぶ。
「わが名は大鑚成由紀夫、お前がヴォルクスを倒したのか、そうか・・・」
「ヴォルクス・・・っておい!?」
男はいきなり照夜淸の中に入っていった。
「ん!?」
照夜淸は原っぱの中にいた。そこには二人でソフトボールを楽しむ妹二人。
「一緒に遊ぼ?」
照夜淸はいきなり何が起こったかわからない。併しソフトボールに誘われて無性に遊びたくなる。そう感じた。
「・・・・・・」
いや
「させぬ!」
ドカーンと妹二人を吹っ飛ばした。
すると現実の電車の上にいつの間にかいた。
「一体何が起こっている?」
「ちっ、お前は俺の要求に受け入れなかったか・・・、ならば」
由紀夫はいきなり照夜淸を掴むを上空に蹴っ飛ばし、攻撃を始めた。
「まずはカミの力を味わうといい・・・!」
ドドドドドド!!!
空中に大きな重力波と放射線が降り注ぐ。
放射線は美沙樹の力によって車両すべてをかばっているが、重力波によって何かが乱れている。
「カミの力、思い知ったk・・・!?」
「ふざけるな、カミだか何だか知らないが、お前が最後の刺客か!」
照夜淸に核重力攻撃は効かなかったようだ。
「くっ、面白い・・・ならばこれならどうだ!」
再び照夜淸を掴むと、今度は月の方向までぶっ飛ばした。
「今度は宇宙が戦場だ」
・・・っ!
宇宙まで吹き飛ばされた照夜淸は、1体1でこのカミである大鑚成由紀夫と戦うことになる。地上では・・・
<おい、照夜淸が宇宙まで拉致られた!>
<宇宙!?いったい何をする気なの!?>
<わからないけど・・・ヴォルクスがなんだか言ってた>
<ヴォルクス?照夜淸と関係ないのでは・・・!>
「とりあえず車両を守りましょう」
飯匙倩がパンと手拍子して言う。
「あいつは一体何なの?」
「あいつはおそらく四皇帝の誰かか・・・海鷂魚 照清だったりしたら厄介だが目の色からして海鷂魚ではない・・・」
「宇宙までぶっ飛ばしていい度胸ね、そのカミとやらを粛清してやるわよ!」
「それでこそヴォルクスなどを仕留めた上とやらのセリフ!」
「なにそれ?」
照夜淸と由紀夫は激しい戦闘をしていた、一方は核攻撃、もう片方は電磁波照射である。照夜淸は核攻撃より電磁波の方が得意だ。
無の空間の中激しい戦いの最中、由紀夫が何かのブロック戦場に巻き込む。
「ここがお前のホームなのか!?」
「そうだ。カミの世界へようこそ。そして全人類に死を与えん・・・!」
由紀夫が殴り掛かったそのとき
ガシャーン!!!
「うわっ!」
「・・・!貴様は・・・!泉紳井戸!」
髪はウェーブがかったストレートロング。結構か弱そうな美少女である。
「あらあら大変ね、うちの相手が何で知らない子と戦っているんでしょう?」
「あ、あなたは・・・?」
「え、うち? うちは泉紳井戸 李津華といいます。ここまで戦えるなんて、貴方も合格・大勝利ね」とゆっくりした声で李津華が言った。
「よくわからないがありがとう?」
「ここで上が現れるとはな、ふん、まとめて殺してやる」
「貴方なら倒せるから、うちの代わりに頑張ってね~」
そういうと泉紳井戸李津華は去っていった。
「おいちょっと待って!?」
照夜淸は置いてけぼりにされた気分になった。
「くそっ、なんでいつもこうなんだ!」
すると再び草原の世界に誘導された。
「あなたは騙されているだけよ。だから、さっきの車両のところに戻りましょ」
「・・・うるさい!!!!」
再び吹っ飛ばすと宇宙の世界にいる。
「・・・もう幻覚攻撃は無理か、ならばお前の技をコピーして攻撃してやる」
「こいっ!コピーできるならやってみろ!」
両者攻撃を開始した。




