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閉明塞聡  作者: 大和八木
アンチ諒軍団との戦争
58/102

"カミ"と上(かみ)

<・・・どうやら、この車両には誰もやってこないわね>

<そっか、それならよかったわ>

10両編成の前に鞦韆一族、後ろを諒繭タッグで守備していた。

しかし、繭は突然何かを察知したように叫び始めた。

「て、敵襲!? か、カミ!?」

!?


・・・・・・

しかし何も現れない。

「なんだどうした、今日はさすがに疲れてんじゃないか?」

<前に核反応、敵襲の余地あり>

<か、核反応!?>

鞦韆一族は核反応に察知し攻撃準備を仕掛ける。

「こっちも構える必要があるな、繭」

「うん・・・!」


「ちっ、ばれたか」

プシュ~

そんな音と共に先頭車両のほうに男が現れた。

「お前は誰だ!?」照夜淸が叫ぶ。

「わが名は大鑚成由紀夫、お前がヴォルクスを倒したのか、そうか・・・」

「ヴォルクス・・・っておい!?」

男はいきなり照夜淸の中に入っていった。


「ん!?」

照夜淸は原っぱの中にいた。そこには二人でソフトボールを楽しむ妹二人。

「一緒に遊ぼ?」

照夜淸はいきなり何が起こったかわからない。併しソフトボールに誘われて無性に遊びたくなる。そう感じた。

「・・・・・・」


いや


「させぬ!」

ドカーンと妹二人を吹っ飛ばした。

すると現実の電車の上にいつの間にかいた。

「一体何が起こっている?」

「ちっ、お前は俺の要求に受け入れなかったか・・・、ならば」

由紀夫はいきなり照夜淸を掴むを上空に蹴っ飛ばし、攻撃を始めた。

「まずはカミの力を味わうといい・・・!」

ドドドドドド!!!

空中に大きな重力波と放射線が降り注ぐ。

放射線は美沙樹の力によって車両すべてをかばっているが、重力波によって何かが乱れている。

「カミの力、思い知ったk・・・!?」

「ふざけるな、カミだか何だか知らないが、お前が最後の刺客か!」

照夜淸に核重力攻撃は効かなかったようだ。

「くっ、面白い・・・ならばこれならどうだ!」

再び照夜淸を掴むと、今度は月の方向までぶっ飛ばした。

「今度は宇宙が戦場だ」

・・・っ!

宇宙まで吹き飛ばされた照夜淸は、1体1でこのカミである大鑚成由紀夫と戦うことになる。地上では・・・

<おい、照夜淸が宇宙まで拉致られた!>

<宇宙!?いったい何をする気なの!?>

<わからないけど・・・ヴォルクスがなんだか言ってた>

<ヴォルクス?照夜淸と関係ないのでは・・・!>

「とりあえず車両を守りましょう」

飯匙倩がパンと手拍子して言う。

「あいつは一体何なの?」

「あいつはおそらく四皇帝の誰かか・・・海鷂魚(えい) 照清(てるきよ)だったりしたら厄介だが目の色からして海鷂魚ではない・・・」


「宇宙までぶっ飛ばしていい度胸ね、そのカミとやらを粛清してやるわよ!」

「それでこそヴォルクスなどを仕留めた(かみ)とやらのセリフ!」

「なにそれ?」

照夜淸と由紀夫は激しい戦闘をしていた、一方は核攻撃、もう片方は電磁波照射である。照夜淸は核攻撃より電磁波の方が得意だ。

無の空間の中激しい戦いの最中、由紀夫が何かのブロック戦場に巻き込む。

「ここがお前のホームなのか!?」

「そうだ。カミの世界へようこそ。そして全人類に死を与えん・・・!」

由紀夫が殴り掛かったそのとき

ガシャーン!!!

「うわっ!」

「・・・!貴様は・・・!泉紳井戸(たきいど)!」

髪はウェーブがかったストレートロング。結構か弱そうな美少女である。

「あらあら大変ね、うちの相手が何で知らない子と戦っているんでしょう?」

「あ、あなたは・・・?」

「え、うち? うちは泉紳井戸(たきいど) 李津華(いつか)といいます。ここまで戦えるなんて、貴方も合格・大勝利ね」とゆっくりした声で李津華が言った。

「よくわからないがありがとう?」

「ここで上が現れるとはな、ふん、まとめて殺してやる」

「貴方なら倒せるから、うちの代わりに頑張ってね~」

そういうと泉紳井戸李津華は去っていった。

「おいちょっと待って!?」


照夜淸は置いてけぼりにされた気分になった。

「くそっ、なんでいつもこうなんだ!」

すると再び草原の世界に誘導された。

「あなたは騙されているだけよ。だから、さっきの車両のところに戻りましょ」

「・・・うるさい!!!!」

再び吹っ飛ばすと宇宙の世界にいる。

「・・・もう幻覚攻撃は無理か、ならばお前の技をコピーして攻撃してやる」

「こいっ!コピーできるならやってみろ!」

両者攻撃を開始した。

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