4災、ヴォルクス
「さっきから弟よ、様子が変だぞ?」
諒は何者かに操られているのを感じた。しかもこれはかなり強大な力だ・・・!
「よくも小日本の味方をしてくれたなあ。この分は9000年の伝統の歴史でカえしてやろう・・・」
いくらいくらか齟齬もある。シャオリーベンとは日本を侮辱した言い方だが9000年の歴史といえば朝鮮半島の歴史、とはいえあくまで伝説であって証拠はないんだが、とりあえず中韓と主張がばらばらだ。
我々椋路寺一家は「中国の血を引いている」と暴露されてはいるが、朝鮮半島の血は引いていない。
「お前、しゃべってるのは弟ではないな・・・、弟を返せ!」
「いくら何でも言いすぎなん、少し懲らしめてやるよ!」
繭がボーガンで頭を狙った。
「ちょっと待って!」
「私は、耐えられない・・・」
ドスッ
ボーガンの矢は鋭い音で諒の弟の眉間に当たった。これは完全に即死コース・・・
ん?
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
地響きとともに弟の眉間のボーガンが抜け落ち、何かが弟を取り巻いていく・・・
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
大きな叫び声とともに周りの柱が切断されてぶっ飛んでいく。まさに何かの戦闘場を作るような、そんな動きととらえられるようにも見えた。
「わああっ、上からのがれきに気を付けて!」
「切り裂いてでも自分に当たっても、諒ちゃんには回避させるよ」
二人は鉄線攻撃、念動力などで回避したり吹き飛ばしたるで何とかなった。
「弟はどうした?」
「あれが弟、あれ・・・」
「ふっふっふ、わが身わが名にひれ伏せ。吾輩は大陸一つを飲み干しけり、
4 災 "ヴォルクス!" 」
弟はいつの間にかヴォルクスの中に入っていた。
「なななななななな、ヴォルクス!?アンチ軍はそんな奴をよみがえらせるなんて!」
「ヴォルクスってなんなん?」
「三つ言えることは、朝鮮半島を消したやばいやつってことと、まともに戦ったら負けるっていうこと、日本もぶっ壊されるかもしれないということだ、まともに戦うと思ったらダメ・・・」
「さて、これからショーを始めようじゃないか」
そういうとヴォルクスは黒い球を飛ばしてきた。
「くそっ、危ない!」
間一髪はよけたものの、後ろの方で大爆発した。アンチ味方関係なく容赦ない。
「どうした?弟を取り返したくなければ、吾輩が取り込むぞ?」
「くっ・・・」
4災相手ではさすがの繭でも相手にならないだろう。しかしまだ希望はある。
「地獄に落ちろ!還魂返し!」
ドガーン!
ぼとっ
「弟が落ちた、やったか?」
然しその希望も空しく
「地割れだ!」
床のパネルが光り前から落ちていくのが見えた。諒は大ジャンプして向こう側へと渡った。
「還魂返しがきかない!?」
「ほーう、やるじゃねえか」
ヴォルクスは余裕そうに構えていた。




