オーダー
<男3人を殺せ>
<4人全員じゃなくて?>
<理由がある>
「くそ・・・このまましたがって皆殺しにするしかないのか・・・!」
照夜淸が苦し紛れにあきらめかけてたその時・・・
ジュドーン!
「・・・?が、・・・はっ」
説明をしていた男がショットガンで撃たれて死んだ。繭はショットガンを持って立て続けに2人を撃ち殺した。
「お、おい・・・いつの間にイグシステンスなんて使ってショットガンを-」
「黙って!」
繭は叱責し、照夜淸は驚いた感じで黙った。
「ひいい!今から警報を入れなきゃ!」
<警報を入れたらその男も用済みだ。好きにしろ>
諒がとてつもなく怒っているのがわかる。部屋には警報音が鳴り響いた。
「逃がさない」
ねむは風魔法を使って逃げようとした男をずたずたに引き裂き、教室に引き戻した。
他の生徒がいろいろとその男を嬲っている最中にまたオーダーが入った。
<まさか繭っちが長野県の松本市にいるとはね・・・どこかの防空壕を借りたのか?>
<まあいい、今のいる位置は「X-2」、これを覚えておいて。真ん中に中央監視施設がある。中央監視施設に行って鞦韆一族と共に全員鏖殺せよ>
<わかりました、諒閣下>
「照夜淸、美沙樹、優希、ねむ、ちょっと一緒に来て」
「お、おう・・・」
言われるがまま、4人は繭の後について行った。
「広いな、どこが中央監視施設かわからない・・・」
繭が周りを見渡していると美沙樹は
「ん、11時方向に敵の進軍感知」
といい、向かっていった。そういえば美沙樹には敵意のある人たちがどこにいるかを察知する能力がある。それが復活したようである。
「ありがと、みんな行くよ」
繭たちは11時の方向に進んでいった。
しばらく進むと建物が見えてきた。建物の中に人がいる様子はなかった。
<まゆっち、聞こえるか?>
また傷口からテレパシーが送られてきた。
<いま建物が見えるよ>
<さっき中にいる防衛システムと役人を始末した。今はいろんなところで警報を鳴らしている。みんなが散り散りに動いているのだ>
<さっきの「X-2」というのは部屋名なの?>
<その通りだ。4人と共に入ってきてくれ。一度再開して6人で探索した方がいい>
<わかった>
繭は他の4人に言った
「今からこの建物に入るよ」
「了解」
照夜淸・美沙樹が前衛を組み、警戒しつつ侵入した。
「なんだこれ・・・血塗れじゃない!」
照夜淸は驚いたように言った。
「とりあえずは、再開できたようだな」
マシンガンを持った諒がこっちに来た。
「諒ちゃん!」
感極まって繭は抱き着いた。
「こらこら燥ぐなって、てれるだろ?」
「今どうなってるんだ?これは?」
照夜淸は状況を確認するために聞いてきた。
「どうやらアヴェンジ部隊を組むためにいくつかの優秀な学校を拉致して全員を殺害させ、アヴェンジアンデッドとして私らの部隊に戦争を仕掛ける気だったようだ、まあもう無駄だがな」
「なるほど・・・」
ある程度説明してもねむはわからないようだった。
「ああ、ねむさんは勝手に復活されたからわからないか。まあ、しばらくこの3人と一緒にX-3を通ってそのままG-0まで行ってくれ。そうすれば地上に出られる」
諒は地図を広げて4人に説明した。
「もし諒の部隊が来たらどうするんだ?」
「始末しろ。奴はあたいたちの裏切り者だ」
「了解です」
「私たちはどうするの?」繭が聞いた。
「あたいとまゆっちはまずX-1方向に行って医務室につかまってるデジィアティーらの救出、そしてX-2で待機だ」
「なぜ待機するの?」
「今回の計画を企てたボスを殺す」




