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閉明塞聡  作者: 大和八木
椋路寺一族との抗争
39/99

震災

「初めての授業、退屈だったな」

「そう?体育とかは楽しかったと思うけど」


体育の内容は能力素の一部を使った試合みたいなものであった。能力素が高いチームに偏ってしまったので、試合も退屈だったようだ。


その後椋路寺家についた二人。繭の連れションで諒もトイレにいった瞬間・・・・


ppp。。。ppp。。。ppp


「ん?」

二人のスマホがなった瞬間


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!


激しい揺れによって二人は吹き飛ばされてしまった。



{<本日*時++分ごろ、関西・中部地方で大きな地震がありました、震源は滋賀県南部、マグニチュードは8.2と推測されます>]


この余震である。トイレは施設の外側にあったこともあって亀裂から瞬く間につぶれてしまった。


<本日*時++分ごろ、関西・中部地方で大きな地震がありました、震源は滋賀県南部、マグニチュードは7.6と推測されます>


・・・がれきの下敷きになってしまった・・・

「ぐ・・・大丈夫か、繭」

「う、うん、でも、諒ちゃんの足が・・・」


諒の足はがれきによって片方潰されていた。痛みでうめく諒。





「大丈夫か?美沙樹」

「こっちは大したことはないわね。さすが飯匙倩氏の家・・・」

鞦韆一族は家が放射能の関係により立ち入り禁止になっているため、飯匙倩の家で居候している。

「まーた、本がぐっちゃぐちゃじゃないか、片付けなさい」

「やれやれ、また地震が起こるとは・・・油断できませんね」


飯匙倩の家では大したことがなかったようである。

「そういえば諒と繭と連絡はつくか?」

「ちょっと電話してみますね」


ppp・・・ppp・・・ppp


「スマホが鳴ってるよ、諒!」

「ぐ・・・しかし動けない」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!



「ちっ、余震か!」

ガシャン!


がれきが動いてスマホが割れてしまった。

「く、くそっ!」



一方飯匙倩の家では

「つながりませんね・・・」

「なんかよろしくない気がします」

「今って諒の家ってもめていて救助隊とかも半分しかいないのでは・・・」

・・・・・・・・・・

「俺たちで探すのも厳しいか・・・?」

「それは厳しいな・・・」


飯匙倩の家では諒の安否で不安になっていった。

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