32/99
プロローグ:椋路寺一家の分裂と戦争
「諒は鞦韆一族を抹殺する機会を台無しにしたのだ。諒の話はもう信じられなれぬ!」
「うるさい!このままいけば甲賀市はおろか滋賀・三重・京都・愛知(名古屋付近)あたりまでは核の焦土となっていたのだぞ」
「一族の抹殺はそれぐらいの犠牲はつきものだ!今度は戦争という名で決着をつける」
「戦争とは何を言うか。単なる一族の闘争に核兵器を使うのか?」
「もっと面白いことをしてやる。解散だ解散」
諒は寝たふりをしながら相手の口喧嘩?を聞いていた。しかしもう口喧嘩ではない。椋路寺一家は諒派、過激派に分裂するだろう。弟は過激派、宣は諒派だろうか。
立った一晩の長い核紛争は椋路寺一家の分裂という形で幕を閉じた・・・。




