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2023 NHKマイル

東京1600 定量 3歳


1:臨戦過程に注目

前走が1800以上だった馬の3着内率33.3%

※前半の位置取りと、長い直線でチア力の消費が激しいからかも。

前走が1800以下だった馬の場合は、桜花賞組とアーリントン組の3着内率が高め。


2:前走が単勝1番人気に支持されていた馬は堅実

1番人気だった馬の3着内率42.3%

2番人気以下だった馬の3着内率12.3%

※1着もしくは1着とのタイム差が0.3秒以内だった馬の3着内率25.0%


3:近走は外枠が有利

10番~18番の3着内率22.2%

※近5年のレース映像を観た感じでは、内枠が荒れ気味なこともある。

上記1「臨戦~」の部分が絡むが、馬場の良い外を回して走り切れる体力のある馬。

且つ、最高速度が高い(加速力と持続力もあれば申し分がない)馬が有力。

※内の痛んだ馬場でも問題なく走れる馬場適性と、体力があるなら、内の馬でも問題はない。


4:近年は特に先行力の高い馬が優勢

上記1,3と似た内容。

速度を維持して走り切る体力を求められる。

また好位を維持しながら末脚の体力を残す必要があり、マイルよりも長い距離で活躍できた馬が有力視される。

1枠1番

・フロムダスク:牡

57キロ

父:ボルトドーロ、母父:ジャイアンツコーズウェイ

騎手:横山和生

脚質:逃げ、先行

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  そこそこ切れる末脚がある。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は厳しい。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★朝日杯とクロッカスを観た印象では、1400までかな。

  クロッカス時点で仕上がっている感じ。気性がもう少し成長すれば。

調教

1週前追い切り

栗東:坂路:重

800メートル:49.1-35.9-24.3-12.7 (一杯)

高野 助手

「順調にきています。

 やれば時計は出る馬ですからね。

 東京のマイルは少し長いかもしれませんが、力はあるので自分の競馬ができれば」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:53.6-38.5-24.4-11.8 (末強め)

高野 助手

「先週しっかりやったので、今週は終い重点。

 これで十分です。

 発馬が鍵。五分に決めればスピードがあるのでスッと前に行けると思う」

※リズムよく、力強いフットワーク。反応良い。

 クロッカスからの変化は感じない。


1枠2番  ▲

・モリアーナ:牝

55キロ

父:エピファネイア、母父:ダイワメジャー

騎手:横山典弘

脚質:先行、差し

評:操作性が良い。加減速がスムーズ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。

  鋭く切れる末脚がある(持続性がある)。

  馬場状態に左右され難い(稍重まで)。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 :NZT:腹回りはすっきりだが、肩、トモが僅かに余裕あり。

 ★東京コースは歓迎。

  桜花賞を見据えて余裕残しだったクイーンC。

  NZTも肩とトモに僅かな余裕が残っていた。

  余裕残しで差の少ない競馬を評価。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:稍重 (武藤)

5ハロン:67.5-51.3-36.7-11.3 (馬なり)

アルファインディ(強め)の内0.5秒追走して0.2秒先着

武藤 調教師

「1週前追いは終い10秒台が出そうなうなり方だった。

 コンディションがまた一つ上がったね」

最終追い切り

美浦:南W:良 (武藤)

6ハロン:82.3-66.4-51.7-37.5-11.4 (馬なり)

武藤 調教師

「追い切りは毎度いいので。いつも通りですね。

 息を整える程度で最後までしっかり走れていました。

 あとはジョッキーにお任せします」

※リズムよく、素早いフットワーク。反応鋭く。

 指示を受けてからの加速が、前々走、前走よりもよく見えた。状態は良さそう。


2枠3番  ▲

・ウンブライル:牝

55キロ

父:ロードカナロア、母父:ファルブラヴ

騎手:横山武史

脚質:差し、まくり型の差し

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートは普通(行き足は普通)。

  切れる末脚がある(持続性がある。最高速度まで時間がかかる)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 :クイーンC:パドック映像、プラス12キロは太め感がないけど、レースを観ると太く見える。

 :NZT:パドック映像、マイナス6キロ。緩さもなく高馬体。レースを観ても太めの印象がない。

 ★現状では470キロ前半がベスト体重っぽい。

  パドックで、このくらいなら問題ないだろうで予想すると危険。

  僅かな差で実力を発揮できるかが変わるのかも。

  前走、稍重で中団からの競馬。ゴール前の伸び的に、掲示板メンバーで一番余裕があるように感じた。

  ブリンカーの効果が感じられ、2戦目も期待ができる。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:重

5ハロン:69.0-53.8-39.5-12.1 (馬なり)

レッドディライト(馬なり)の外0.2秒先行して同入

太田 助手

「ブリンカーを着けた前走はいくらか真面目に走れましたが、4コーナーからゴール板までイヤイヤしているアクションもあったので根本的なところは解決していないですね」

最終追い切り

美浦:南W:良

6ハロン:86.6-69.8-54.8-39.8-12.1 (馬なり)

ステルナティーア(馬なり)の内0.4秒追走して同入

木村 調教師

「スタートからしっかり積極的に走ってもらって、道中の折り合い、コントロールが利く中で走ってもらって、最後ゴール板まで頑張り抜いてもらうという設定でお願いしました。

 狙い通りにいってます。

 前走は今までの内容からすれば一歩前進。

 気持ちの面では改善が見られたが、勝てていないのでどう発展させるか。

 調整方法の大枠は変えていない。ブリンカー着用についてはまだ考えます」

※リズムの良いフットワーク。反応は良い。

 しっかりと抑えられているけど、ちょっとだけ加速の指示が鈍いかも。


2枠4番  ▲

・ショーモン:牡

57キロ

父:マインドユアビスケッツ、母父:ディープインパクト

騎手:鮫島克駿

脚質:逃げ、先行

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  そこそこ切れる末脚がある(持続力がある。若干、最高速度まで時間がかかる)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂はそこそこ。

  コーナーが巧い。

 ★アーリントンは、腹回りはすっきりとしていたが、僅かにトモが緩い。

  1勝クラスは、全体のバランスが良い。

  デイリー2歳は、全体のバランスが良い。

  アーリントンは調整ミスととらえて、パドックでの張り具合次第だけど、プラス体重で出てくる方が良さそう。

  決め手のある逃げ先行馬。

  坂を上った後の直線が長い&ロングスパートタイプっぽいので、東京は相性が良さそう。

調教

最終追い切り

栗東:坂路:良 (鮫島駿)

800メートル:53.5-38.3-24.5-12.1 (馬なり)

セレクティオ(一杯)と同入

鮫島駿 騎手

「指示通りの時計です。

 前走から上積みを感じる。

 直線が長い東京でも、しぶとさを生かせれば」

※リズムの良いフットワーク。反応良く。

 前走くらいには良さそう。

  

3枠5番  ▲

・シングザットソング:牝

55キロ

父:ドゥラメンテ、母父:マイゴールデンソング

騎手:吉田隼人

脚質:先行、差し

評:操作性はそこそこ良い。前進気勢が強め。

  ジョッキーの指示に、そこそこ素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)近走は出遅れていないが、出遅れが多め。

  鋭く切れる末脚がある(加速力がある)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーはそこそこ巧い。

 :桜花賞:先行有利の馬場で、前につけたまでは良かったが、末脚を生かせる体力が残ってなかった。

  残り70メートルくらいで体力切れをした印象。

 ★気性が良くなってきたが、まだ不安。

  中団より後方で足を溜めれば、勝負が可能だと思う。

調教

1週前追い切り

栗東:坂路:重

800メートル:57.1-41.7-26.9-12.6 (馬なり)

高野 調教師

「中間はコンディション重視で、エネルギーをため込む調整。力は出せる態勢にあると思います」

最終追い切り

栗東:坂路:良 (吉田隼)

800メートル:54.1-39.2-25.3-12.4 (馬なり)

高野 調教師

「人馬のリズムが取れていた。

 負荷はかけていないけど、いい感じに整ったと思います。

 前走後は思いの外、疲れがなくて馬の体力を感じました。

 みるみる良くなっているし、伸び伸び走れる東京はいい」

※リズムよく、素早いフットワーク。反応鋭く。

 前走よりも状態は良さそう。


3枠6番  ○

・エエヤン:牡

57キロ

父:シルバーステート、母父:ティンバーカントリー

騎手:戸崎圭太

脚質:先行、差し

評:操作性はそこそこ良い。前進気勢が強め。

  ジョッキーの指示に、そこそこ素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)デビューで出遅れ。

  切れる末脚がある(加速力がある。持続力はイマイチ)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★稍重でも十分勝負が可能だが、できれば良馬場の方がいい。

  前進気勢が強めで抑えられる場面が多い。東京の末脚勝負で、そこで差が出そう。

調教

1週前追い切り

美浦:坂路:重

800メートル:56.9-41.6-27.3-13.5 (馬なり)

伊藤大 調教師

「もう負荷は要らない。

 どうやって維持するかだけど、カイバも食べているし仕上がったと思っています。

 カイ食いも良くて馬体も戻っている。

 舞台に不安もない。

 本質的にはパンパンの良馬場で時計勝負の方が絶対いい」

最終追い切り

美浦:南W:良

5ハロン:66.0-50.6-36.1-11.1 (馬なり)

伊藤大 調教師

「時計はやればやるだけ動く馬ですからね。

 その中でどういう動きをするのかを確かめました。

 柔らかくて、伸びのある動きだと思います」

※リズムよく、素早いフットワーク。

 前走よりも身体が大きくなったかも。


4枠7番  △ 調教動画後 ○

・オールパルフェ:牡

57キロ

父:リアルスティール、母父:ルーラーシップ

騎手:大野拓弥

脚質:逃げ、先行

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  そこそこ切れる末脚がある。

  馬場状態に左右され難い(稍重まで)。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★朝日杯で体が完成した印象でした。

  良馬場なら。

 ※個人的には、2000をマイペース逃げで使うとハマりそうな印象。どことなく「ジャックドール」っぽい。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:重 (大野拓弥)

6ハロン:82.0-65.7-50.7-36.5-11.3 (G前仕掛け)

大野 騎手

「順調に調教を消化できているし、動きもいい。

 心身ともにいい状態をキープできている。

 左回りの方が手前(軸脚)の替え方はスムーズ。

 控える競馬をした前走は道中で掛かるところも他馬を気にする感じもなかった。

 G1の前にそういう競馬を経験できたのはプラス」

最終追い切り

美浦:南W:良(大野)

6ハロン:84.9-68.7-52.8-37.7-11.5 (馬なり)

大野 騎手

「先週の方が良かったし、終始息遣いが良くなかったですね。

 初めて感じるところなので、その辺りがどうなのか判断はつかないが、時計の割には動けていない気がする」

※リズムよく、素早いフットワーク。指示にしっかりと反応。

 腰から後ろが別馬みたい。筋肉がついて丸みがある。


4枠8番  △

・セッション:牡

父:シルバーステート、母父:ドバウィ

騎手:団野大成

脚質:まくり型の先行

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  そこそこ切れる末脚がある(持続性がある。最高速度がちょっと低い)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★若駒、ディープ記念を観た感じでは、距離が伸びた方が良さそうな印象。

  ちょっと決め手不足で「ディープボンド」っぽさを感じる。

調教

最終追い切り

栗東:坂路:良 (団野)

800メートル:53.8-38.8-24.5-11.8 (馬なり)

サニーバローズ(一杯)を0.3秒追走して0.4秒先着

斉藤崇 調教師

「距離をマイルに短縮したことで、期待通りにレース内容の一変した前走でした。

 ここにきて馬自身の状態も上向いてきたようです」

※リズムよく、素早いフットワーク。反応がちょっと鈍いかも。

 身体は前走よりも身が詰まった感がある。


5枠9番  ◎

・ナヴォーナ:牡

57キロ

父:ロードカナロア、母父:ソルジャーホロウ

騎手:田辺裕信

脚質:差し

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。

  鋭く切れる末脚がある(持続力がある。最高速度まで時間がかかる)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

  輸送は問題なし。

 :アーリントン:肩、トモに緩さが残る。位置的に7着も厳しそうだと判断したのか、無理をさせず(ムチの回数と腕の動きからの判断)。

  しかし、ゴール前100くらいから加速。0.4秒差の7着。上がり34.8秒は強さを感じる。

 ★アーリントン組では、能力は上位。

  G1なので、異常がある以外では「無理をしない騎乗」は無いと思うが、乗り替わりは少しマイナス要因。

調教

最終追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:85.2-69.7-54.4-38.6-12.3 (直強め)

ミッキーブリランテ(馬なり)の外1.1秒先行して0.5秒先着

荒木 助手

「やり過ぎないようにやりました。

 フワッとしたところがあったので、気合をつけて。

 乗った感じは左回りの方がいいんじゃないかと」

※リズムの良いフットワーク。しっかりと指示に従い、反応が鋭い。

 張りつやがあり、引き締まった馬体。前走以上。控えさせての調教なのでタイムは平凡。


5枠10番  ◎

・オオバンブルマイ:牡

57キロ

父:ディスクリートキャット、母父:ディープインパクト

騎手:武豊

脚質:差し、追い込み

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。

  切れる末脚がある(加速力がある)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

 :アーリントン:重、内有利、先行有利の馬場。

  4コーナーでは中団に位置していたが、直線で外に出すと差し切った。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 :朝日杯:ゲートでよそ見、スタートがワンテンポ遅れる。

  直線で進路が狭くなり、やや強引に進路を確保(僅かにブレーキ)。

  ゴール前で僅かに緩めて上がり35.5秒。

 ★京成杯に比べ、アーリントンは、体重の変動は殆どないが、体が大きくなっている。

調教

最終追い切り

栗東:坂路:良 (武豊)

800メートル:52.8-38.5-25.2-12.8 (馬なり)

ロングウッド(一杯)を0.5秒追走して0.8秒先着

武豊 騎手

「それほど強い調教はいらない指示でした。

 元気よく、抑えるのに苦労するぐらい。

 いい動きでした」

吉村 調教師

「鞍上も相変わらず稽古は動くね、と褒めてくれた。

 雨予報だけど前走で渋った馬場もこなしてくれたので問題ないし、不安なところは何もないからね。

 レース後も反動なく進めてきた。

 予定通りの動き。いい感じだった。

 体重も維持している。筋肉の付き方も体の張りも前走を使って良く見せている」

※リズムよく、素早いフットワーク。反応鋭く。

 元気が良すぎて、ゲートやスタートがちょっと不安になる。

  

6枠11番  △

・シャンパンカラー:牡

57キロ

父:ドゥラメンテ、母父:レックスアバンドン

騎手:内田博幸

脚質:先行、差し

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足は良い)。

  切れる末脚がある。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★ベゴニア賞であった緩さがなくなり、京成杯、NZTで徐々に良化。

  乗り替わり2戦目で、コンビ力は前走より上。

  展開次第では3着に紛れ込める可能性はある。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:重 (内田博幸)

6ハロン:76.4-61.4-48.3-35.6-11.4 (直強め)

セキテイオー(末強め)の内6.2秒追走して0.4秒遅れ

内田 騎手

「1週前の好時計は内ラチ沿いだったからね。

 動きはいい。

 前走は自分の形じゃないレースで3着。次につながる内容だった」

田中剛 調教師

「1週前は予定より時計が速くなったが、しっかりと負荷をかけられた。

 1戦ごとにパワーアップしている」

最終追い切り

美浦:坂路:良 (内田博)

800メートル:52.5-38.2-25.5-12.7 (馬なり)

田中剛 調教師

「オーバーワークにならないように無理をせずという内容。

 新馬戦の後も全く息が上がっておらずケロッとしていた馬。

 乗り方はどうとでもなるので、あまり邪魔をされない真ん中より外の枠がいいですね」

※リズムの良いフットワーク。反応鋭く。加減速しっかりと。

 前走よりも状態は良い。肩回りの動きがスムーズ。


7枠13番  △

・ドルチェモア:牡

57キロ

父:ルーラーシップ、母父:ディープインパクト

騎手:三浦皇成

脚質:先行

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に、そこそこ素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  鋭く切れる末脚がある(最高速度まで時間がかかる)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離はギリギリ持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーはそこそこ巧い。

 :NZT:パドックで徐々に落ち着きがなくなり、返し馬でもちょっとカリカリ。レースもかかり気味。

 ★デビュー時から、緩さがなく引き締まった身体。成長しきっている可能性が高い。

  朝日杯は、他の馬よりも成長が早かったことで距離が持ち、勝てた。

  春になり、成長してきた馬を相手に、どこまでやれるか。

  1400なら、まだ勝負になると思う。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:重 (三浦)

6ハロン:81.0-64.3-49.5-35.2-11.5 (一杯)

ユティタム(馬なり)の内0.8秒先行して同入

須貝 調教師

「動きは言うことない。

 朝日杯FSを使う前の状態に戻ってきた。

 前走は、道中オーバーペースで行き過ぎた。

 使って精神面は良くなっているし、本来はどんな競馬にも対応できる」

最終追い切り

栗東:坂路:良 (三浦)

800メートル:55.1-40.1-25.6-12.1 (馬なり)

リレーションシップ(末強め)を0.2秒追走してアタマ先着

須貝 調教師

「時計を出そうと思えば出せる馬だが、輸送も考えて、この程度にした。

 テンションも上げたくなかった。

 これくらいでちょうど良かったと思う。

 雰囲気はいいと思います。

 1回たたいて朝日杯前の状態には戻っているし、巻き返しを期待したい」

※リズムよく、素早いフットワーク。

 ちょっとだけテンションが高くなりやすい気性なのかも。


7枠14番  ★良馬場なら★

・ユリーシャ:牝

55キロ

父:グレーターロンドン、母父:ハービンジャー

騎手:松山弘平

脚質:逃げ、先行

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  そこそこ切れる末脚がある(持続性がある)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★22年11月から馬体に変化は見られない。

  良馬場なら逃げ切れる可能性もある。

調教

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:56.1-40.0-25.3-12.0 (馬なり)

中村 調教師

「今朝はサラッと。

 前走も状態は悪くなかったので、それを維持する感じ。

 おとなしい馬なので初めての輸送も気にしていません。

 それなりに先行馬がいるけど、そこは松山ジョッキーが考えて乗ってくれると思います」

※リズムよく、素早いフットワーク。反応鋭く。

 状態が良く、走りに鋭さが出てきた。


7枠15番  ○

・カルロヴェローチェ:牡

57キロ

父:シルバーステート、母父:ロックオブジブラルタル

騎手:D・レーン

脚質:先行、差し

評:操作性が良い。加減速がスムーズ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。

  切れる末脚がある(加速力がある)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★22年野路菊から白梅、ファルコンと身体つきに成長を感じる。まだ伸びしろを感じる。

  新馬戦1800で1着の実績があるけど、体力面でちょっと不安。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:重 (レーン)

6ハロン:81.5-66.0-51.2-37.0-12.7 (一杯)

リレーションシップ(馬なり)の内1.1秒追走して0.8秒遅れ

須貝 調教師

「併せ馬で遅れたのは相手が動き過ぎた分。

 当週に態勢は整うと思う。

 能力は間違いないし、東京も大丈夫」

最終追い切り

栗東:CW:良 (酒井学)

4ハロン:52.1-36.6-10.9 (末強め)

ショウナンバシット(馬なり)の内0.3秒追走して0.6秒先着

須貝 調教師

「先週は馬場も良くなくて、少し納得いく動きではなかったので、今週は終い重点で。

 今回はすごく、本来のこの馬の動きをしてくれた。

 これならという気持ちはあります」

※リズムよく、素早いフットワーク。しっかりと指示に従う。

 我慢が利きます。胸回りと肩がムキムキ。


8枠16番  ★距離は疑問、重馬場以上★

・タマモブラックタイ

騎手:幸英明

脚質:先行

評:操作性が良い。加減速スムーズ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足はそこそこ)。

  そこそこ切れる末脚がある(持続性がある)。

  馬場状態に左右されない。

  距離はギリギリ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーはそこそこ巧い。

 ★萌黄賞から、身体が締まってきた。まだ成長途中。

  新潟2歳:緩い身体で0.8秒差の9着。

  現在ならマイルを走れそうだけど、好位でポジション争いをしながら余裕を持って走り切れるかは、厳しい印象。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:重 (角田河)

7ハロン:97.7-66.3-51.4-36.5-11.3 (一杯)

角田 調教師

「全体時計は予定通り。最後までしっかり動けていた。

 引っ掛かる馬ではないし、操縦性が高いのでマイルも対応してくれると思う。

 使いながら馬も少しずつ良くなってきている。

 時計がかかる馬場が理想。雨が降ってくれればいいね」

最終追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:79.7-64.8-50.8-36.8-11.7 (強め)

角田 調教師

「今朝は馬なりで無理はしなかったけどいい動きだった。

 先週しっかり負荷をかけたことで息遣いもいいし、硬さもなく順調に来れている」

※リズムの良いフットワーク。反応素早く。

 状態は前走と同じくらい。腹回りはだいぶ絞っられた。


8枠17番  ★穴★

・ミシシッピテソーロ:牝

55キロ

父:ダノンバラード、母父:エーピーインディ

騎手:柴田大和

脚質:差し、追い込み

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートは普通(行き足は普通)。

  切れる末脚がある(加速力がある。持続力がある)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 :NZT:パドック解説は「細くないですね」だけど、腹回りは細い。

 :クイーンC:先行したことで体力消費。持ち味の末脚を生かせなかった。

 :フェアリーS:直線の勝負所で前が壁。

  残り100メートルくらいで外に出すけど届かず。伸びは良かった。

 ★フェアリーSの身体が一番良いと思うので、プラス体重で出走するなら。

  柴田大和騎手:NZTの騎乗が合っていたので、乗り替わって2戦目になり、紛れる可能性はある。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:重 (柴田大)

5ハロン:66.8-51.8-37.3-11.4 (馬なり)

柴田大 騎手

「前走はうまく折り合いがついていい内容。

 気持ちが強くてへこたれない」

最終追い切り

美浦:南W:良 (柴田大)

5ハロン:70.3-54.8-38.8-11.4 (馬なり)

イーデンテソーロ(馬なり)の内0.7秒追走して0.3秒先着

畠山 調教師

「先週それなりに時計を出しているから今日は無理をせず。

 体調が良くなって状態は上向いていますね。

 今回はプラス体重で出せそう」

※リズムよく、素早いフットワーク。反応素早く。

 腰、尻、トモが丸みがあっていい。

 胴回りは前走よりはいいけど、もうちょっと余裕があっても良さそう。

  

8枠18番  ▲

・ダノンタッチダウン

騎手:川田将雅

脚質:先行、差し、追い込み

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。

  鋭く切れる末脚がある(加速力はそこそこ。持続力がある)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は持つ。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 :デイリー2歳:緩め。

 :朝日杯:ちょっと緩さが残る。

 :皐月賞:まだ緩さが残る。4ハロン棒手前で息切れ。馬場が合わず。

  先行したことと、馬場が合わなかったことで、1600メートルがやっとだった。

 ※自分の見立て通りの結果で、調教師の「距離の融通が利く」を鵜吞みにして、信用し過ぎてはいけないと戒めたレース。

 ★前走は4コーナーでレースを止めたので、ダメージはほぼないと思う。

  良馬場で、中団以降で体力と足を溜めるレースをするなら馬券内はあり得る。

  ※昨年のジャパンカップから見て思ったのは、東京競馬場での進路選択の「運」に見放されている印象が強い。

調教

1週前追い切り

栗東:坂路:稍重 (斎藤)

800メートル:54.9-40.0-25.6-12.3 (馬なり)

安田隆 調教師

「前走は終始ノメりっぱなし。

 マイルという条件はいいので、なんとか良馬場で走らせてあげたい」

藤巻 助手

「動きは悪くないと騎乗した斎藤ジョッキーは言っていました。

 前走は馬場が悪く、のめっていましたね。

 無理はしていないので肉体的な面はすぐに戻りました」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:54.1-39.2-25.0-12.1 (馬なり)

安田隆 調教師

「間隔が詰まっているのでサラッと。状態は変わりない。

 道悪の前走で走り切れなかったぶん、馬がズブさを覚えていないかは心配ですが、レース後の回復は早かったですね」

※リズムよく、力強く素早いフットワーク。

 昨年とは別物、皐月賞から変わらずに状態は良い。

2023/05/02

オオバンブルマイ、ナヴォーナが成長度から有力。

クルゼイドロドスルは、どの程度の成長があるか未知数だけど、潜在能力に期待。


2023/05/04

「モリアーナ」横山典弘騎手に乗り替わり。後方から持続力のある末脚なので東京が合う。

※NZTの緩さが取れているようなら。


2023/05/05

クッション値:9.3

含水率ゴール前:14.6%、4コーナー:12.3%


2023/05/06

クッション値:9.4

含水率ゴール前:14.3%、4コーナー:12.2%


長くなったので活動報告へ移動させました。


2023/05/07

クッション値:9.5

含水率ゴール前:12.6%、4コーナー:11.7%(1.4%)


状態としては、悪化しても前日並みに落ち着きそう。

芝の上の雨や、土に沁み込む前の雨が、降雨量次第ではちょっと厄介くらい。


出走取消

・サトノヴィレ:牡

57キロ

父:デクラレーションオブウォー、母父:フジキセキ

騎手:

脚質:差し

評:操作性が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足は普通)。

  切れる末脚がある。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★決め手不足。

  有力馬が多くなると、行き足の差が、勝負どころで痛手になるかも。


・トーホウガレオン:牡  ▲

57キロ

父:リアルスティール、母父:ソングアンドアプレイヤー

騎手:

脚質:先行、差し

評:操作性が良い。加減速が比較的スムーズ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。

  切れる末脚がある(加速力そこそこ。持続力そこそこ)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーはそこそこ巧い。

 ★シンザン記念以外緩さがある。中距離なら問題なさそうだけど、マイルになると差が出る緩さ。

  絞れて、トモのハリ次第では一変の可能性があり。要注意。


6枠12番  ◎ 感冒

・クルゼイドロドスル:牡

57キロ

父:ファインニードル、アルカセット

騎手:M・デムーロ

脚質:逃げ、先行、まくり型の差し

評:操作性が良い。加減速がスムーズ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い(行き足が良い)。

  そこそこ切れる末脚がある(持続性がある。最高速度まで時間がかかる)。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は十分。

 ※レースを観て。

  坂は問題なし。

  コーナーが巧い。

 ★直線の長いコースが合っている。

  23年1ジュニアカップの時点では、まだ緩さがある。

  展開に左右されず、どこからでも仕掛けられる自在さがある。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:デムーロ

7ハロン:95.9-64.3-50.5-36.7-12.0(一杯)

ホールシバン(一杯)の外1.5秒先行して同入

デムーロ 騎手

「フレッシュな感じで動きは良かった。

 状態はいい。

 前走は強かったね。能力はあるし、スムーズに走れれば楽しみ」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:53.8-39.2-25.6-12.8(馬なり)

高橋忠 調教師

「具合も見たうえで、速い時計は必要ないなと判断した。

 長輸送もあるので。

 しっかり前脚も出てたし、私の見る中では1番いい動き。

 先週はミルコに乗ってもらって時計を出しました。

 今日はしっかり前脚も出て、動きの質がすごく良かったです。

 今日の時点では、あえて95点ぐらいの出来にして、当日100点になるように」

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― 新着の感想 ―
[一言] 稍重想定で10軸に3連複を02,04,06,07,09,14で流す予定です。 ドルチェは成長乏しく乗り替わりもあり切り。カルロは外回して最終直線持つか少し疑問が残り切り。 中穴ではショーモン…
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