2023 皐月賞
中山2000 定量 3歳
JRAデータ分析
1:デビュー勝ちを収めていた馬が優勢
デビュー1着の馬の3着内率26.9%
※血統、調教、気性が比較的良く。実力を発揮できたから?
2:前走1番人気の馬に注目
1番人気の3着内率39.1%(勝率13%、連帯率28.3%)
2番人気から5番人気だった馬はドングリの背比べ。
3:前走の4コーナー通過順も要チェック
2~5番手の勝率、連帯率が若干高い。
3着内率に関しては、先頭や、6番低下の差は少ない。
4:芝の重賞実績が欲しい
芝の重賞で1着がある馬の3着内率26.7%(勝率8.9%、連帯率17.8%)
と高く。続いて2着を経験した馬が高い。
3着以下の馬からは極端に下がる。
※負け方(馬場、仕掛けどころでの騎手のミスまたはアクシデント等)、タイム差を重視したい。
5:勝ちっぷり
1勝クラス、オープンクラスで0.3用以上のタイム差がある馬が有力。
1枠1番 ▲
・ソールオリエンス
父:キタサンブラック、母父:モティヴェーター
騎手:横山武史
脚質:差し
評:潜在的な能力ではメンバー上位。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ(行き足はそこそこ)。
切れる末脚がある(加速力がある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーはそこそこ。
★コーナーでの加速が、ちょっと不安。直線が長いコースの方がいい。
外枠なら。
多頭数で競馬をした場合、コーナーが不安。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良(横山武史)
6ハロン:80.8-64.9-50.3-36.2-11.1(直一杯)
ヴァーンフリート(一杯)の内0.2秒追走して0.6秒先着
横山武 騎手
「1週前としては動きはよかった。
前走から大きく変わった部分は、あまりないのかなと思います。
もともと完成するまで時間がかかるタイプと思っていますし、後肢が甘いので、完成するのは秋以降と思います」
最終追い切り
美浦:南W:良(横山武)
6ハロン:83.8-68.1-53.0-37.3-11.2(馬なり)
ヴァーンフリート(馬なり)の内1.0秒追走して0.1秒先着
横山武 騎手
「今週は確認程度でさらっと。
並んで併入の指示でしたが、直線は抑えられないくらい元気良く走ってくれていました。
先週にしっかりやったことで、さらにもう一段階ピリッとして状態も上向いたかと思います」
手塚 調教師
「先週よりも状態はさらにアップしているのではないかと思う。
持てるポテンシャルを発揮できる状態と思っている。
私が手掛けてきた数多くの有力馬たちと比べても、現時点の能力は遜色ない。
前走のように外に膨らむことはないだろうし、馬場がある程度重くなってもこなせる。
過去2戦とも少頭数だったが、精神的に強いのでカバーしてくれるはず。
スピードがあり速いペースでも問題ない」
※リズムの良いフットワーク。
調教師が「外に膨らむことはない」と言っているけど、コーナーで速度を上げると膨らみそうに見える動き。
1枠2番
・ワンダイレクト
父:ハービンジャー、母父:ディープインパクト
騎手:藤岡祐介
脚質:先行、差し
評:操作性が良く、展開に左右され難い自在性はある。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(行き足は普通)。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
:若駒S:ゴール前で差される。
:弥生賞:ゴール前30メートルの伸びが鈍り届かない。
★僅かに距離が長い印象。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良
5ハロン:65.7-50.6-35.9-11.2(一杯)
カリブルヌス(一杯)の外0.3秒先行してアタマ先着
藤岡 調教師
「攻め馬は走る。
権利を獲れたことで余裕を持って調整ができた。
前走は外を回った分で力負けではない。チャンスはある」
最終追い切り
栗東:CW:良(藤岡祐介)
5ハロン:66.3-50.9-36.5-11.2(強め)
ジェットモーション(一杯)の内0.8秒追走して0.2秒先着
藤岡 調教師
「いっぱいにやっていないけど、いい動き。
好調キープというより、さらに上向いている感じ。
いい脚を使えるので、あとは折り合い面が鍵になる。
このメンバーでも力の差はないと思う」
※ジョッキーの指示に素早く反応。リズムよくスピード感があるフットワーク。
2枠3番 △
・グリューネグリーン
父:ラブリーデイ、母父:スペシャルウィーク
騎手:石川裕紀人
脚質:先行、差し
評:ちょっと決め手不足。
ジョッキーの指示に、そこそこ素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。
そこそこ切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★操作性は昨年に比べて良くなっている。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良(石川裕紀人)
5ハロン:67.6-52.7-37.9-11.2(強め)
プレシャスブルー(直強め)の内0.2秒追走して0.6秒先着
相沢 調教師
「馬がしっかりしてきて動きは良かった。
体調が上がっているし来週もビシビシやるつもり。
積極的な競馬をしたい」
最終追い切り
美浦:南W:良(石川裕)
5ハロン:66.6-51.8-37.7-11.5(G前仕掛け)
テラフォーミング(一杯)の外0.2秒追走して0.4秒先着
石川 騎手
「抜け出してからの反応が良かった。
2週続けて乗りましたが、レースに向けて状態が上がっているのを感じます」
相沢 調教師
「体もすっきりした感じ。
まだ緩い中でも動けるようになっている。馬は仕上がりましたね。
中山は多分いいと思う。納得のいく競馬をしてほしい」
※ジョッキーの指示に素早く反応。力強くスピード感のあるフットワーク。
2枠4番 ○
・ショウナンバシット
父:シルバーステート、母父:メダグリアドーロ
騎手:M・デムーロ
脚質:先行
評:スタートと行き足が馬なりで良い。楽に好位を取れて、展開に左右され難い。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。
切れる末脚がある(最高速度に達するまでちょっと時間がかかる)。
馬場状態に左右されない。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★直線の長いコースの方が合いそう。
加速力で僅かに負けるので、仕掛けるタイミング次第。
乗り変わりはマイナス要素。
調教 ◎
1週前追い切り
栗東:CW:良(M・デムーロ)
5ハロン:67.3-51.9-36.9-11.4(馬なり)
フリームファクシ(馬なり)の内0.5秒先行して同入
須貝 調教師
「普段から乗り込んでいるので、そこまで負荷をかけず、予定通り」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:52.8-37.8-24.5-12.3(強め)
サトノラピス(末強め)を0.5秒追走してクビ先着
須貝 調教師
「前走は苦しいポジションからよく伸びた。
まだ緩い面はあるが、使いながら競馬を覚えて、1走ごとに良くなっているね」
※ジョッキーの指示に鋭く反応。抑える、加速するが素早く、操作性がかなり良い。
3枠5番 ◎
・フリームファクシ
父:ルーラーシップ、母父:スペシャルウィーク
騎手:D・レーン
脚質:逃げ、先行、差し
評:決め手のある逃げ先行馬。器用な印象なので、まくりも出来そう。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足が良い)。
切れる末脚がある(加速力があり、持続性もある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★高水準でバランスの良い能力。大崩れしない。
スタートと行き足が良いので、無理なく好位を取って競馬ができる。
※逃げ馬の後ろにつけて、荒れた馬場を気にしない為、最短距離で4コーナーを回ってくる。
末脚の最高速度では一歩及ばないが、加速力と持続力がある。
※荒れた馬場の適性では「ファントムシーフ」だが、現在の中山ならこちらが上に感じる。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良(酒井学)
5ハロン:66.8-51.6-36.7-11.4(馬なり)
ショウナンバシット(馬なり)の外0.5秒追走して同入
須貝 調教師
「調教で折り合いがつくようになっている。
これがレースに繋がれば」
最終追い切り
栗東:坂路:良(酒井学)
800メートル:54.0-38.5-24.3-11.9(末強め)
ソダシ(馬なり)を1.0秒追走してクビ先着
須貝 調教師
「当週だし、息を入れる程度。
時計を気にせずオーバーワークにならないように。
精神面もしっかりしてきた。
調教でも折り合いがつくようになった。
スピードの絶対値が違うのでレースでは行きたがるけど、その辺りはレーン騎手も分かってくれていると思う」
※リズムよく、スピード感があるフットワーク。
右を観て走る癖は、レース中もなので気にしない。
3枠6番 ★注★
・ウインオーディン
父:エピファネイア、母父:フジキセキ
騎手:三浦皇成
脚質:差し、まくり型の追い込み
評:操作性が良い。展開に左右され難い。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(行き足は普通)。
切れる末脚がある(最高速度に達するまで時間がかかる)。
馬場状態に左右され難い。
距離はギリギリ持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★現在の中山の馬場を考えると、ちょっと厳しい。
直線の長いコースの方が良さそう。
※前走の「スタートは馬なり、内の経済コース、ゴール前の伸び」を観て、2000はちょっと厳しい印象。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良(三浦皇成)
6ハロン:83.6-67.3-51.7-37.4-11.6(馬なり)
スクルトゥーラ(馬なり)の内1.0秒追走して0.1秒先着
鹿戸 調教師
「余裕がある動きで前走より全然いい。
口向きの悪さや気性面は少しずつ改善してきている」
最終追い切り
美浦:南W:良(三浦)
6ハロン:81.6-65.7-51.3-37.7-11.9(馬なり)
ライツオブキングス(馬なり)の外0.8秒先行して0.1秒先着
鹿戸 調教師
「余裕のある動き。
前走はスタートが良くなかったが、終いはいい脚だった。体調はいいのでどこまで」
※調教師のコメントのように、改善がみられる。
我慢が利く感じもあり、操作性は少し上がったかな?
4枠7番 ○
・ファントムシーフ
父:ハービンジャー、母父:メダグリアドーロ
騎手:C・ルメール
脚質:先行
評:直線の長いコースの方が合う。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ(押していき足がつく))。
切れる末脚がある(最高速度に達するまで時間がかかる)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
馬体をぶつけても怯まない。
★操作性は良い。
一度乗って癖はつかんだと思うけど、ルメール騎手と相性がそれほど良いとは思えない。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良
6ハロン:80.3-65.1-50.8-36.2-11.5(稍一杯)
フルヴォート(直強め)の外0.6秒追走して0.5秒遅れ
ルメール 騎手
「少し体が重たかったけどフットワーク、乗り味は良かった。
来週で一段とコンディションは良くなる。
G1でも大きなチャンスがある」
最終追い切り
栗東:CW:良
6ハロン:83.6-67.4-52.1-36.6-11.2(馬なり)
シルヴァーデューク(馬なり)の内0.4秒追走してクビ先着
ルメール 騎手
「2頭併せで凄くいい。
自分から動いてくれて、最後凄くいい脚を使ってくれた。
馬の状態はベストになった。
G3を勝ったけど、G1レベルのホース。とても楽しみ」
※リズムよく、スピード感があるフットワーク。
おしりの丸みは成長のあかし。
4枠8番 ○
・トップナイフ
父:デクラレーションオブウォー、母父:スピニングワールド
騎手:横山典弘
脚質:自在
評:バランスの良い能力で、大崩れしない。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い(行き足が良い)。
切れる末脚がある(加速力がある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★スタートと行き足が良いので、無理なく好位を取って競馬ができる。
※逃げ馬の後ろにつけて、荒れた馬場を気にしない為、最短距離で4コーナーを回ってくる。
末脚の最高速度では一歩及ばないが、加速力がある。
先手を取れて、粘り込めるのは強い。
※成長はあんまり感じない。騎手の技術、馬場状態によっては紛れ込むかも。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良(横山典弘)
6ハロン:83.6-68.1-53.0-37.7-11.3(強め)
サードフォース(馬なり)の内0.6秒追走して0.2秒先着
昆 助手
「典さんの感覚に任せて感触は良さそうでした。
前走は少しピリピリしていた部分があったが今回はリラックスしている。
集中力が高まっていますね」
最終追い切り
栗東:CW:良(横山典)
6ハロン:86.6-72.0-57.0-41.2-13.1(馬なり)
昆 調教師
「典さんと課題を消しながらやってきた。
追い切りが軽かったのはノリさんがあまりやりたくなかったから。
後は気持ちのコントロールだけ。
ノリさんは全てパーフェクトと言っていた」
※回ってきただけの動きだけど、リズムが良く、スピード感もある。状態は良さそう。
5枠9番 ▲
・ホウオウビスケッツ
父:マインドユアビスケッツ、母父:ルーラーシップ
騎手:横山和生
脚質:逃げ、先行
評:そこそこ決め手のある逃げ先行馬。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足が良い)。
そこそこ切れる末脚がある(持続型? 最高速度に達するまで時間がかかる?)。
馬場状態に左右されない(重はギリギリ)。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★馬なりで行き足が良く好位を取れる。
前走から距離の延長は好材料。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良(横山和生)
5ハロン:66.0-50.8-36.9-10.9(直強め)
奥村武 調教師
「馬場が軽いので、時計は取り立てて特筆すべきものではない。
中3週続きになるので慎重に判断したが、前走の疲れは抜けた感じ。
全体的に悪くない」
最終追い切り
美浦:南W:良
5ハロン:67.9-51.7-37.1-11.8(馬なり)
奥村武 調教師
「先週思ったより速い時計が出たので、速くなりすぎないようにやりました。
先週は馬場が軽く、直線が追い風だったので、追い込んで出した時計だとは思っていません。
前走は勝つことはできなかったけど、想像以上のレースをしてくれましたし、ゲートもデビュー2戦の飛び出す感じではなく、安心して見られる出方をしていました。
『まだまだこれからの馬、と思いつつ、内心期待しちゃうところがあります』
いい状態で臨めるので、出る以上はチャンスがあると思っています」
※リズムよく、素早いフットワーク。
5枠10番
・ランスハンメル
父:シルバーステート、母父:キングカメハメハ
騎手:石橋脩
脚質:逃げ、先行
評:ちょっと決め手不足な逃げ先行馬。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。
そこそこ切れる末脚がある(加速力がある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★ペース管理の巧い騎手なら。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良
6ハロン:81.2-66.1-52.0-37.0-11.5(叩き一杯)
トランキリテ(一杯)の内0.8秒追走して0.1秒遅れ
松永幹 調教師
「いい併せ馬ができたし、動きも良かった。
前走のようなスローにはならないと思うが今回もある程度、前で運びたい」
最終追い切り
栗東:CW:良
7ハロン:97.3-66.4-52.2-37.5-11.7(一杯)
レッドブラスト(一杯)の内1.0秒追走して0.7秒先着
松永幹 調教師
「先週、今週としっかりやった。
以前に比べ、反応が良くなってきた。
スタートは速くないが、行けたら行きたい」
※操作性はそこそこ良さそう。リズムよく、素早いフットワーク。
6枠11番 ○
・シャザーン
父:ロードカナロア、母父:マンハッタンカフェ
騎手:岩田望来
脚質:先行、差し
評:操作性が良い。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い行き足はそこそこ)。
鋭く切れる末脚がある(加速力がある)。
馬場状態に左右されない。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★どこからでも競馬ができる自在性がある。
内枠よりは外の方が良さそう。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良(岩田望来)
7ハロン:99.1-67.2-52.2-36.8-11.5(一杯)
レッドラディエンス(一杯)の外0.7秒先行して同入
友道 調教師
「3頭併せでしっかり。
相変わらずちょこちょこ手前を替えていたがレースでマイナスにはなっていない。
輸送は経験しているし問題ない」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:53.0-37.9-24.5-12.1(馬なり)
友道 調教師
「終いを伸ばす感じでサラッとやりました。
動きは良かったと思います。
気持ちの面でもテンションが上がっていないし、体も減っていないです。
ここでも相手なりには走ってくれると思います」
※リズムよく、力強く素早いフットワーク。
6枠12番 ★★距離が微妙★★
・ダノンタッチダウン
父:ロードカナロア、母父:ダンシリ
騎手:川田将雅
脚質:差し、追い込み
評:直線が長いコースの方が合う。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(行き足は普通)。
鋭く切れる末脚がある(最高速度に達するまで時間がかかる)。
馬場状態に左右され難い。
距離はちょっと厳しかも(血統的に短距離から1800くらいまでが多い)。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★父血統1800まで、母は父の血適性を濃く表す印象。母父は短距離からマイル。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良(川田将雅)
7ハロン:99.7-68.4-53.9-38.3-11.7(G前仕掛け)
ジュビリーヘッド(馬なり)の内0.3秒追走して同入
安田隆 調教師
「まだ緩いですね。
川田騎手もこれでよく走っているな、と言っている。
来週に向けて1,2段階良くなってくれれば」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:54.8-39.7-25.1-12.0(馬なり)
安田隆 調教師
「終い12秒0で動きは良かったし、まだ余裕もあった。
乗り手はまだ緩いというが、去年よりは良くなっている」
終い重点で無理はしなかった。
前走より良くなっている。
追い込み脚質だから、直線が短い中山がどうかというところはあるが『距離の融通性は利く』」
※リズムよく、力強く素早いフットワーク。
7枠13番
・グラニット
父:ダノンバラード、母父:フサイチコンコルド
騎手:嶋田純次
脚質:逃げ、先行
評:少し決め手不足な逃げ馬。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い(行き足がそこそこ)。
そこそこの末脚。
馬場状態に左右され難い。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★単騎逃げが可能なら。
調教
1週前追い切り
美浦:坂路:良(嶋田純次)
800メートル:54.8-39.9-25.5-12.4(馬なり)
ラブパイロー(馬なり)を0.3秒追走して同入
嶋田 騎手
「無理せず、せかさずの指示。
放牧に出した分、落ち着いていた。
溜めて切れるタイプではないので、積極的にこの馬の競馬をしたい」
最終追い切り
美浦:南W:良(嶋田)
5ハロン:68.2-53.4-38.9-12.0(馬なり)
オメガオリーブ(末強め)の内0.3秒追走して・0.1秒先着
大和田 調教師
「前走後は短期でも放牧に出したことで、いい意味でガスも抜けた。
ピークともいえる出来。
やることは一つ。行ければ行きたい。
自分から行くタイプではないので、促しながら積極的に運びたい」
※状態は良さそう。落ち着いた感じもあり、逃げなくても行けそうな雰囲気。
7枠14番 ◎
・タスティエーラ
父:サトノクラウン、母父:マンハッタンカフェ
騎手:松山弘平
脚質:先行、まくり型の差し
評:のど鳴りは完治。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★コーナー加速が巧く、どこの競馬場でも実力を発揮できるタイプ。
気性面が良く、人の視線や、歓声が平気。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良(松山弘平)
5ハロン:68.8-53.0-38.2-12.2(馬なり)
サクラソーレ(馬なり)の外0.5秒先行して0.4秒先着
松山 騎手
「先週まで速い時計が出ているので、今日はそこまで負荷を掛けるような調教ではなかったけど終始、余裕のあるような形でした。
気持ちの面でも気になるところはなかったです」
最終追い切り
美浦:南W:良
6ハロン:81.5-66.2-50.8-36.7-11.5(馬なり)
ヴァリドゥス(一杯)の外0.6秒先行して0.4秒先着
堀 調教師
「在厩での続戦だったので疲れをとってから調整。
この時期の若馬なのでフィジカルよりメンタルの課題に取り組んできて、先週までの調教を受けて『ブリンカー』を試しました。
動きの方はブリンカーが効きすぎて力んで走っている印象で、終いまで引っ張り切りの形。
力んでいた分、追い切り直後の息は荒かったのですが、その後の息の入りは良かった。
レースでの馬具については『クロスノーズバンドとリングビット』は決まっていて、それ以外はジョッキー(松山騎手)と相談して決めたい」
※動き、体つきは素晴らしいけど、操作性はちょっと。
7枠15番
・ベラジオオペラ
父:ロードカナロア、母父:ハービンジャー
騎手:田辺裕信
脚質:先行、差し
評:1800がギリギリのマイラーだと思う。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足はそこそこ)。
切れる末脚がある(加速力がある)。
馬場状態に左右されない。
距離はちょっと厳しそう(セントポーリア、スプリングSを観て)。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーはそこそこ巧い。
★全レース、残り50メートルくらいで脚が鈍ってる。
NHKマイルに出るなら有力。
荒れた馬場を気にしないのは強み。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良(田辺裕信)
6ハロン:82.8-68.3-53.7-38.2-11.6(馬なり)
モズリッキー(末強め)の内0.9秒追走して0.1秒先着
田辺 騎手
「自分の感覚でやって欲しいとのこと。
乗りやすくて反応も良く、落ち着きがありました」
最終追い切り
栗東:CW:良
6ハロン:84.3-68.9-53.7-38.8-11.8(馬なり)
マコトヴェリーキー(馬なり)の内0.7秒追走してアタマ遅れ
上村 調教師
「操作性が良くセンスが抜群に良い馬。
これまでとは違って今回は放牧を挟まずに在厩のまま調整してきたけど、いい状態でレースへ臨めそう。
先週しっかりやっているので息を整える程度で、ラストは余裕のある11秒8。
イメージ通りに1週前、当週ときている。
一番の長所はレースセンスの良さ」
※リズムよく、素早いフットワーク。反応も良く、操作性はいい。
8枠16番 ◎
・タッチウッド
父:ドゥラメンテ、母父:アドマイヤムーン
騎手:武豊
脚質:逃げ
評:決め手のある逃げ先行馬。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足が良い)。出遅れ1/2回
切れる末脚がある(加速力がある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★控えて競馬をできる能力があるが、気性面の問題で逃げらしいです。
気性面が良く、人の視線や、歓声が平気。
スタートが決まった場合、ぶっちぎりの可能性もあります。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良(武豊)
7ハロン:97.2-65.4-51.0-36.3-11.6(一杯)
アリクテラー(一杯)の内1.6秒追走して1.0秒先着
武豊 騎手
「前進気勢が旺盛なので自然と時計が出ますね。
能力が高いのは分かっているけど難しい面もある。
中山でフルゲート18頭になると決して楽ではない」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:53.6-39.0-25.2-12.5(馬なり)
武幸 調教師
「順調に来て、今朝の追い切りもうまくいった。
前走は寒い時季でもあり、前週の大雪で坂路しか乗れず調整が難しかった。
暖かくなって代謝が良くなると思っていたし、状態は前走より上がっている」
南井 助手
「かなりゲートの駐立練習をしてきたから、スタンド前からの発走でも大丈夫だと思います。
前進気勢がすごく強いので、前半を巧くなだめて運べれば」
※リズムよく、素早いフットワーク。タイム以上に素早く見える。
8枠17番
・メタルスピード
父:シルバーステート、母父:シャマルダル
騎手:津村明秀
脚質:先行、差し
評:行き足がそこそこ良く、無理がなく比較的好位を取りやすい。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(行き足はそこそこ)。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右されない。
距離はちょっと厳しそう。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★1800のレースを観て、ゴール前の様子から2000はちょっと厳しそう。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良
6ハロン:81.4-65.4-51.1-37.0-11.5(直強め)
ホウオウノーサイド(直強め)の外0.4秒先行して同入
斎藤誠 調教師
「デビュー当初はバランスが悪かったけど改善されてきました。
前走後、状態も上がっている。
このメンバーに入って、どこまでやれるか楽しみですね」
最終追い切り
美浦:南W:良(津村明秀)
6ハロン:82.3-66.2-51.5-37.1-11.2(馬なり)
フルデプスリーダー(馬なり)の内1.1秒追走して0.1秒先着
津村 騎手
「オープン馬2頭相手に一番手応えが楽でした。
距離が延びても大丈夫そう。
混戦ムードだし、一発狙っていきたいですね」
※リズムよく、素早いフットワーク。状態は良さそう。
8枠18番 ▲
・マイネルラウレア
父:ゴールドシップ、母父:ロージズインメイ
騎手:戸崎圭太
脚質:差し(頭数が少なく、位置的には差し)
評:操作性が良い。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(行き足は普通)。
切れる末脚がある(加速力があり)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★判断が難しい馬。
ゴールドシップっぽい。
競馬を理解していそうな賢さがある。
調教
1週前追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:51.7-37.8-24.2-12.0(強め)
アナザーエース(馬なり)を0.7秒追走して0.2秒先着
宮 調教師
「ある程度やって動きは良かった。
脚元の心配はないし、来週は軽めでいい。
エンジンがかかってからの末脚は素晴らしい」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:52.3-38.4-24.6-12.2(馬なり)
アナザーエース(一杯)を0.5秒追走して0.1秒先着
宮 調教師
「前の馬を追いかける時の姿勢が良かったです。
思った通りの時計。
馬が苦しがっていることもないし、順調に来ています」
※リズムよく、素早いフットワーク。
2023/04/13
現在の個人的な有力馬
「タッチウッド」出遅れなければ、馬券内は外さない。
「ファントムシーフ」高い能力。内で囲まれて、仕掛けが遅れなければ。
「タスティエーラ」先行力があり。加速力のある末脚。
「ソールオリエンス」潜在能力は高い。コーナーリングに不安があるが、末脚は強烈。
「フリームファクシ」バランスよく高水準。穴が少ない。
「マイネルラウレア」凄くゴールドシップっぽい。波乱を起こしそうな印象。
クッション値:9.7
含水率ゴール前:10.4%、4コーナー:11.4%
2023/04/15
クッション値:9.3
含水率ゴール前:8.2%、4コーナー:10.8%
2023/04/16
クッション値:8.0
含水率ゴール前:14.9%、4コーナー:14.4%
3~4コーナーで内を回っている。意外と馬場が悪く無さそう。
直線になれば内側が空くけど、伸びるのは外より。
個人的な穴。
1:調教の動きが良い。馬場適性が高い「ショウナンバシット」
4コーナーでどれだけ、前に詰められるかな差し、追い込み馬。
2:力強い動き、父ロードカナロアで、重馬場はこなせそうかも?
距離が不安だけど、調教師のコメントを信じて「ダノンタッチダウン」
3:調教の動きが良い。馬場適性は高い。距離は不安「メタルスピード」
4:ゴールドシップ産駒。走りっぷりが気になる。乗り変わりはマイナス「マイネルラウレア」
※重馬場の中山2000での実績が高い騎手から買うのが良さそう。
出走回避
・セブンマジシャン
父:ジャスタウェイ、母父:メイショウサムソン
騎手:
脚質:差し
評:東京向き。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ巧い(行き足は普通)。
切れる末脚がある(最高速度に達するまで時間がかかる)。
馬場状態に左右されない。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーはそこそこ巧い(加速しながらだと、そこそこ膨らむ)。
★ジョッキー次第。
直線が長い方が安定した成績が出せそう。
・メイテソーロ
父:ミッキーロケット、母父:リンカーン
騎手:
脚質:差し、まくり差し
評:ちょっと決め手不足。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(行き足は普通(追い出してそこそこ))。
そこそこ切れる末脚がある(持続性がある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
ダートも一応走れる。
★馬場状態が重以上になれば有力。




