2023/夕刊フジオーシャンS
中山1200 G3
別定 4歳以上
高松宮記念の前哨戦
1:前走スプリンターS、シルクロードS組が好走
3着内率が高い。
オープン特別クラス、海外組も侮れず。
シルクロードS組が好走しているのは、能力の変化(向上・衰退)があるためだと思う。
能力をしっかりと観て選ぶこと。
2:芝1200のオープン実績をチェック
前走が中山の芝1200のオープン特別で、3着以内に入った馬で、単勝2番人気に支持された馬は3着内率が高い。
勝ち方が強く支持されるだけの能力を持った馬なので、レースぶりをチェック。
3:馬体重が重い馬に注目
体重がある=筋肉がある(人間でも、短距離と中長距離で体形が違うように)。
重くても緩いようなら切る対象。
1枠1番
・ディビナシオン:6:牡
父:ヴィクトワールピサ、母父:ストリートセンス
騎手:菅原明良
脚質:差し、追い込み
評:後方からの競馬しかできず、展開に左右されて安定しない。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い(含水率が高い馬場が少し苦手)。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★良馬場なら紛れる可能性もありそうだけど。
1枠2番 ◎
・ナランフレグ:7:牡
父:ゴールドアリュール、母父:ブライアンズタイム
騎手:丸田恭介
脚質:差し、追い込み
評:輸送のない中山で勝ち負け。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ。
切れる末脚がある(持続性もある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
馬体をぶつけても怯まない。
・香港スプリント:体重の増減的に輸送がダメっぽい。けど、洋芝がダメだった可能性もある。
・高松宮記念:直線で、トゥラヴェスーラと何度も馬体をぶつけても加速が鈍らない。
★直線の長いコースの方が生きる競馬だが、コーナーで速度を上げて直線勝負もできる。
調教 ◎
リズムの良い素早いフットワーク。指示に鋭く反応し、併せ馬を突き放す。
終い重視のタイムもなかなか。
2枠3番 ★注★
・グラスミヤラビ:4:牝
父:サトノアラジン、母父:ジャングルポケット
騎手:柴田善臣
脚質:差し、追い込み
評:外枠なら。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
切れる末脚がある(最高速度に上げるまでに時間がかかるタイプ)。
馬場状態に左右される(荒れ気味の馬場が苦手っぽい。稍重は走れる)。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
800メートルくらいから速度を上げる必要がある。
★3~4コーナーが荒れ気味なことと、速度を上げるための助走距離が必要なので外枠以外は無理。
2枠4番 ▲
・ロードマックス:5:牡
父:ディープインパクト、母父:ドバウィ
騎手:団野大成
脚質:差し
評:走りに成長がみられる。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
切れる末脚がある(持続性のある脚もある)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
・北九州短距離:直線で進路の選択ミス。壁がある所に次々と移動。
・心斎橋S:3コーナーからポジションを上げて、残り600メートルからスパート。
上がり33.3秒で差し切った。
★良馬場の方が末脚は生きる。
ペースが速くなるようなら、ロングスパートで差し切る可能性もある。
3枠5番
・ジャズエチュード:5:牝
父:アイアムインヴィンシブル、母父:ファストネットロック
騎手:石川裕紀人
脚質:逃げ、先行
評:斤量の差がなく厳しい。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い。
馬場状態に左右され難い。
そこそこの末脚。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★成長は感じない。ハンデがなく厳しい。
調教をチェックして、成長があるかの確認はすること。
3枠6番 △
・ジュビリーヘッド:6:牡
父:ロードカナロア、母父:ディープインパクト
騎手:横山和生
脚質:先行
評:能力は維持。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ。
そこそこ切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
・京阪杯:逃げ馬が多いから控えたけど、末脚だけで勝負ができる馬じゃない。
3~4コーナーの勝負所で後ろ過ぎた。
カーバンクルでは、ポジションが前に戻っていた。
★前で競馬ができて、馬場状態に左右され辛い。安定性はある。
調教 ○
リズムの良い、素早いフットワーク。指示に鋭く反応して加速。
タイムもなかなか良く、調子は良さそう。
4枠7番
・オパールシャルム:6:牝
父:ダイワメジャー、母父:タイキシャトル
騎手:武藤雅
脚質:逃げ、先行
評:前に馬がいるとポジション取りが難しいので逃げる必要がある。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い。
そこそこの末脚。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
前(斜めも)に馬がいると嫌がる感じ。
・阪神カップ:残り200メートル地点で足色が鈍る。
★逃げるためにスタミナを消費している。外枠を引ければ控える競馬も可能。
4枠8番
・カイザーメランジェ:8:牡
父:サクラオリオン、母父:サクラプレジデント
騎手:黛弘人
脚質:先行、差し
評:能力の衰退を感じる。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
そこそこの末脚。
馬場状態に左右され難い。
距離は厳しい。
※レースを観て。
坂は問題なし。
・シルクロードS:残り200で脚が鈍る。
★21年のキーンランドから徐々に走れる距離が短くなっている。
5枠9番 ○
・ヴェントヴォーチェ:6:牡
父:タートルボウル、母父:ディスタントヴュー
騎手:C・ルメール
脚質:先行、差し
評:4か月ぶりなので調教とパドックに注意。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートそこそこ。
切れる末脚がある(持続する脚も使える)。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
馬体をぶつけても怯まない。
・スプリンターS:直線の坂を上って直ぐにアクシデント。
(メイケイエールとの間に、シュネルマイスターが抉じ開けるように突っ込み馬体が激しく接触。
大きくブレーキをかけられた状態から再加速するが届かず)
0.6秒差の11着だが差は少ない。上がり34.7秒も参考程度。
★人気を落としているようならワイドの軸候補。
調教 ○
リズムの良い、素早いフットワーク。併せ馬を追走し、ゴール前で僅かに差し切る。
タイムはやや物足りないが、しっかりとした動き。
5枠10番
・レイハリア:5:牝
父:ロードカナロア、母父:マンハッタンカフェ
騎手:吉田豊
脚質:先行
評:やや復調しているように見える。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い。
そこそこの末脚。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
★オパール、ターコイズよりはシルクロードの走りは良い。
能力的に斤量のハンデがないのは厳しい。
6枠11番 ▲
・キミワクイーン:4:牝
父:ロードカナロア、母父:ダイワメジャー
騎手:岩田康誠
脚質:先行
評:近走で順調に成長を感じる。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
少し輸送が苦手かも?
・サンライズS:荒れて含水率の高い4コーナーでポジションを上げて直線勝負。
最後までしっかりと伸びて1/2馬身差で勝利。頭数が少なかったが強い競馬。
★馬場状態に左右されず、展開にも左右され難い印象。
安定を感じさせる上がり馬。
調教 ◎
リズムの良い、力強く素早いフットワーク。指示に鋭く反応して加速。
ゴール前で併せ馬を1馬身くらい突き放す。
6枠12番 ★注★
・タイムトゥヘヴン:5:牡
父:ロードカナロア、母父:アドマイヤベガ
騎手:大野拓弥
脚質:差し、追い込み
評:スタートが遅く、後方からなので距離短縮はキツイ。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはちょっと下手。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
・京都金杯、東京新聞杯ともに追い出しのタイミングが遅い。
キャピタルのように、4コーナーから仕掛けても脚が鈍ることはない。
★剛腕系のジョッキーか、まくりが巧いジョッキーに変われば。
距離を伸ばした方が末脚勝負に持ち込めそう。
7枠13番 ▲
・エイシンスポッター:4:牡
父:エイシンヒカリ、母父:バラシア
騎手:角田大河
脚質:差し、追い込み
評:初の中山だが問題は無さそう。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い。
切れる末脚が魅力。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
・22ファイナル:勝負根性があり、競り合わせられてもしっかりと一伸び。
ヨシノイースター騎乗の富田暁さんから、姿勢を崩す技を食らうが崩されない角田大河さん。
★小回りが利くので、コーナーから速度を上げて内外と柔軟に対応ができそう。
調教 ◎
リズムの良い、素早いフットワーク。指示に鋭く反応して加速。手前替えもスムーズ。
タイムも良く、調子は良さそう。
7枠14番
・スンリ:5:牝
父:キズナ、母父:キングマンボ
騎手:B・ムルバザエフ
脚質:差し、追い込み
評:成長を感じるが、後ろからの競馬しかできず展開次第で安定性に欠ける。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
そこそこ切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い(良馬場の方が末脚は良い)。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
★1800メートルだが中山の経験がある(距離の違いだけでコースは同じ)。
8枠15番 ★★特注★★
・ジャスパージャック:7:牡
父:デクラレーションオブウォー、母父:シーキングザゴールド
騎手:北村宏司
脚質:逃げ
評:決め手のある逃げタイプ。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートが巧い。
そこそこ切れる末脚。
馬場状態に左右される(荒れ気味の馬場は走れる。含水率が高い馬場は苦手)。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
馬体をぶつけても怯まない。
コーナーが巧い。
・淀短距離:直線の坂部分が稍重に近いため、後続を引き離せず。
★前日からの天気次第。稍重以上なら切る候補(良表記でも、コーナーからの土の飛び方で判断)。
調教 ○
リズムの良い、素早いフットワーク。指示に素早く反応。手前替えはスムーズ。
タイムはそこそこだけど、しっかりと走れてる。
8枠15番 △
・マリアズハート:7:牝
父:シャンハイボビー、母父:マライアズモン
騎手:吉田隼人
脚質:差し、追い込み
評:近走は後方からのみで、ややスタミナに不安なのかも。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
切れる末脚が魅力。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
★もう1列前で競馬ができれば。
調教 ○
ゆったりとした追走から、指示に鋭く反応して加速。リズムの良い、素早いフットワーク。
タイムもなかなか良く、後方からのまくりな感じ。
出走取消
・サトノファビラス:6:牝
父:ロードカナロア、母父:ディープインパクト
騎手:
脚質:先行、差し
評:外枠なら。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートはそこそこ。
そこそこ切れる末脚がある。
馬場状態に左右される(稍重はそこそこ走れる。荒れ気味の馬場は苦手)。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
★小柄な馬で、体重の増減が当てにしにくいタイプ。パドックで判断すること。
・シセイヒデン:8:牡
父:ノヴェリスト、母父:ネオユニヴァース
騎手:
脚質:先行、差し、追い込み
評:安定しない。
ジョッキーの指示にそこそこ素直に反応。
スタートは普通。
そこそこ切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーの速度維持は少し苦手。
★スタートが成功すれば先行ができるが、末脚勝負できる体力はない。
スタートが失敗で控える競馬だが、直線だけで抜き去る末脚はない。
・チェアリングソング:6:牡 ★★特注★★
父:マツリダゴッホ、母父:エアジハード
騎手:
脚質:差し、追い込み
評:後方からの競馬しかできず、展開に左右されて安定しない。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通(たまに出遅れる)。
切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
コーナーが巧い。
・タンザナイト:直線で他の馬にちょっかいをかけに行った。気性が荒い。
★体重増加は成長分っぽい。調教で確認すること(できればパドックも)。
中山1200は比較的成績が良い。
・プリンスリターン:6:牡 ★★特注★★
父:ストロングリターン、母父:マンハッタンカフェ
騎手:
脚質:先行、差し
評:屈腱炎から復活したが。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スターは普通。
そこそこ切れる末脚がある。
馬場状態に左右され難い。
距離は十分。
※レースを観て。
坂は問題なし。
・東京新聞杯:ゴールまで手前替えをしない。
★屈腱炎前の伸びがなく。
直線の短いコースは好材料。
・マイネルジェロディ:5:牡
父:スクリーンヒーロー、母父:ロージズインメイ
騎手:
脚質:先行、差し
評:前日、当日の天気に注意。
ジョッキーの指示に素直に反応。
スタートは普通。
そこそこの末脚。
馬場状態に左右され難い(荒れ気味、稍重、どちらかだけなら対応が可能)。
距離は持つ。
※レースを観て。
坂は問題なし。
馬体をぶつけても怯まない。
★能力的には少し厳しいが、天候次第では好走もあり得る。調教の確認は必要。
2023/03/03
全馬の調教タイムが分からなかったので、不確定要素があるので購入はしないです。
もしも、買うなら:キミワクイーン、エイシンスポッターのワイドかな。
この2頭から、ナランフレグ、ジュビリーヘッド、ヴェントヴォーチェかな。
配当が20倍を切りそうで、買わない可能性が高いですがw
クッション値:9.8
含水率ゴール前:9.8%、4コーナー:12.0%
2023/03/04
クッション値:10.2
含水率ゴール前:9.5%、4コーナー:10.8%




