2023有馬記念:追い切り
1:ソールオリエンス:成長は止まったと思っていたけど:むせ、肩、背中、腰が成長。
2:シャフリヤール:資料が少ない:スポニチ、スポーツ報知の画像を見る限りでは良:衰えはなし。
3:ホウオウエミーズ:前走から状態を維持。
4:タイトルホルダー:有馬<オールカマー<23年天皇賞春:身体の線が崩れて見える。
※たるんで見えるので、最低でも、首回り、背中、腰の筋肉は減った。
5:ドゥデュース:有馬記念>ジャパンカップ>天皇賞秋。
※順当に良化。シャープな感じが出て、いかにも走りそうな身体つき。
6:ディープボンド:有馬記念<ジャパンカップ。
※22年と23年で比べると、23年は徐々に体形が崩れている。
23年京都記念から身体の線が崩れ始めている:筋肉が成長していないポッコリおなかの幼駒体形。
7:アイアンバローズ:前走から状態を維持。
8:ライラック:前走から状態を維持。
9:ヒートオンビート:前走から状態を維持。
10:ジャスティンパレス:宝塚<天皇賞秋<有馬記念:腰から後ろ:トモ周りが良い。
11:ハーパー:前走と同程度:僅かに背中に筋肉がついたかも?気のせい?ってくらい。
12:ウインマリリン:僅かに身体の線が崩れてきた:そうじゃなかったとしてオールカマーよりは下。
13:タスティエーラ:トモ周りの成長。
14:プラダリア:肩、背中、腰回りの成長。
※脚が長く見える:背中や腰回りに筋肉が増えて、腹の肉が引き上げられたからかも。
15:スルーセブンシーズ:宝塚よりも全体的に大きくなった:胸、トモ周りは確実:腹回りが引き締まった感じがするので、背中の筋肉も成長したのかも。
16:スターズオンアース:前走よりも、背中、腰に筋肉がついて引き締まる。
1:ソールオリエンス
1週前追い切り
美浦:ウッド:稍重 (嶋田)
7ハロン:95.4-80.1-65.1-50.8-36.0-11.2 (馬なり)
ウインマリリン(強め)の内2.0秒追走して0.2秒先着
嶋田 騎手
「先週久々に乗って、前より凄く良くなっているな、と感じていた。
今週も動き、反応ともに良かった」
手塚 調教師
「1週前追い切りはしっかりやった。
スピードアップする前から折り合っていたし、いい動きでした。
中山の2500メートル戦になるけど、距離はいいし、皐月賞を勝ったコースなのでいいイメージで行けます」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (川田)
5ハロン:69.2-53.4-38.0-11.2 (馬なり)
川田 騎手
「皐月賞の勝ち方が衝撃的でしたしその前も素晴らしい勝ち方をしているので、走る馬なんだなということを感じました。
先週しっかりとやっているのでオーバーワークにならないようにやって、無事に終われてホッとしています」
手塚 調教師
「菊花賞は外枠から外を回ったし、距離も少し長かった感じ。
前走の疲れはすぐに癒えて、ここに向けてとにかく順調にきた。
春よりパワーアップしているし、雰囲気は申し分ない」
2:シャフリヤール
最終追い切り
中山:芝:良 (松山)
4ハロン:50.9-35.9-11.2 (馬なり)
藤原 調教師
「動きは良かったし素晴らしかった。
香港が絶好調だったけど調子をキープしているね。
雨も降らず馬場もしっかりしているしているし条件的にはすごくチャンスだと思う」
3:ホウオウエミーズ
1週前追い切り
美浦:ウッド:稍重 (助手)
5ハロン:65.4-50.9-36.8-11.5 (G前仕掛け)
池上 調教師
「前走後に短期放牧へ。
レース直後は走った感がありましたが、すぐに回復したので、オーナーの意向もあって挑戦することに。中山2500はこなせると思います。
あとは、強い相手にどこまでやれるかですね」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (助手)
5ハロン:67.6-52.2-37.4-11.4 (馬なり)
池上 調教師
「6歳にして重賞を勝つことができたし、充実ぶりを感じる。
だいぶ体力もついて、今なら距離にも融通が利きそう。
中山の内回りというコース設定も悪くないと思うし、強力なメンバーに立ち向かっていける状態にある」
4:タイトルホルダー
1週前追い切り
美浦:ウッド:稍重 (原田和)
6ハロン:83.0-66.4-51.5-36.8-11.5 (馬なり)
栗田 調教師
「1週前は動きは良かった。
走りに軽さがあったし、左右のバランスも良かった。
過去2回の有馬記念は大外枠であったり、帰国明けであったりとタイミングが良くない面もあった。
やれないことはないはず」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (横山和)
5ハロン:64.6-50.6-37.3-11.6 (馬なり)
ホウオウルーレット(強め)の内1.2秒追走して0.2秒先着
横山和 騎手
「リズム良く走ったなかで、今回はある程度気持ちを高めていくようなフィニッシュで。
以前はもう少し素軽さがあったのですが、悪く感じないなかで、今のタイトルホルダーはそういう走りなのかなと思います」
栗田 調教師
「前進気勢がありながらも我慢が利いていて、柔らかみも出ていい状態です。
ジャパンCの時は和生がもうちょいという感触だったし、左回りが久しぶりというのもあった」
5:ドゥデュース
1週前追い切り
栗東:CW:良 (武豊)
7ハロン:99.0-82.8-67.5-52.0-35.7-11.0 (直強め)
ハーパー(一杯)の内0.7秒追走して同入
友道 調教師
「使っている馬なので、終いの反応を見てもらう程度。
イメージ通りです。
ジョッキーも『天皇賞前は力みがあったけど、リラックスしていい感じだった』と話していた。
一戦ごとに上向いているし、力のいる馬場も苦にしないのでチャンスだと思う」
最終追い切り
栗東:ポリ:良 (助手)
6ハロン:80.6-63.8-49.0-35.8-11.0 (馬なり)
アドマイヤソラ(馬なり)の内1.1秒追走してクビ遅れ
武豊 騎手
「騎乗した先週もいい動きでしたし、細かいところで言えば直線に入ってすぐに左手前を出してくれるのもいいですね。
ドウデュースで有馬記念に出られることにワクワクしています。
必ずいいレースをしたい。楽しみです」
友道 調教師
「終い併せる程度だったけど、折り合いもつき、いい調教だったと思う。
この秋3走目で間隔も詰まっているし、体は仕上がっている。
使いつつ良くなっているので、一番いい状態で出せると思う。
厩舎としても復活を願っているし、ようやく武豊騎手とのコンビでレースに向かえる。楽しみです」
6:ディープボンド
1週前追い切り
栗東:CW:良 (荻野琢)
6ハロン:85.0-68.4-52.9-37.2-11.6 (末強め)
アウトレンジ(末強め)の内0.5秒追走して同入
大久保 調教師
「1週前は終い重点に。
ラストの加速がもう少し欲しいので、レースまでにそこを何とかしたいです。
ただ、順調に来ていますよ。
長く脚を使うタイプですし、ジョッキーにもそこを理解して乗ってもらいたいです」
最終追い切り
栗東:CW:良 (荻野琢)
6ハロン:82.2-66.0-51.3-37.0-11.9 (一杯)
大久保 調教師
「ラスト2ハロンは11秒台を刻んで、いい動きでした。
ブリンカーも今のところプラスに出ている感じですし、レースでも着ける予定です。
前走後は疲れも見せましたが、1週間で回復。
さすがの心臓の強さだなと思いましたし、いい状態でレースに挑めるのが何よりです」
7:アイアンバローズ
1週前追い切り
栗東:坂路:良 (助手)
800メートル:53.1-38.8-25.5-12.9 (馬なり)
黒野 助手
「順調です。雰囲気がすごくいい。
最近は馬が楽しく走れるようになりました。前はやめるところがあったんですけどね。
引き付けると分が悪いので、持ち味を生かすなら前回の形がいい」
最終追い切り
栗東:坂路:良 (助手)
800メートル:53.2-38.7-25.4-12.7 (馬なり)
上村 調教師
「前走はこの馬のスタミナを生かしたレースができた。
状態はさらに良くなっているし、今回も持久力勝負をしたい」
8:ライラック
1週前追い切り
美浦:ウッド:稍重 (戸崎)
6ハロン:80.7-65.6-51.3-37.0-11.4 (馬なり)
ルーチェロッサ(強め)の内0.7秒追走して0.6秒先着
戸崎 騎手
「1週前は誘導馬を前に置き、終いしっかりめに。
動きも反応も良かったですし、今は充実していますね。
どんな条件でも走れる馬で、中山コースも距離も問題はない。
あとは、1着を目指して頑張るだけ」
最終追い切り
美浦:坂路:良 (石川裕)
800メートル:50.4-37.5-25.1-12.8 (強め)
相沢 調教師
「遅い時計にはならないように指示を出しました。
しっかり動けているし、最後は脚があがっているように見えるけど、ハロー明けじゃなくて、馬場の荒れた時間帯だったからね。
今回は輸送もないし、馬体は増えて出せると思う。
差しが決まる展開になれば脚は使ってくれると思う」
9:ヒートオンビート
1週前追い切り
栗東:CW:良 (坂井瑠)
7ハロン:99.0-82.3-67.7-52.6-37.1-11.5 (一杯)
アムールリーベ(一杯)の内0.6秒追走して同入
友道 調教師
「調教では動かないタイプですが、坂井ジョッキーは「すごく乗りやすくて反応も良かった」と言っていました。
最後まで集中して走ってくれていました。相手なりに走ると思うので、中山がいい方に出れば」
最終追い切り
栗東:坂路:良 (助手)
800メートル:53.1-38.1-24.7-12.3 (末強め)
リアド(馬なり)を0.8秒追走してクビ遅れ
友道 調教師
「追い切りで動く馬ではないし、いつも通りの動き。
G1で相手は強いけど、今は本当に具合がいいので、なんとか」
10:ジャスティンパレス
1週前追い切り
栗東:CW:良 (横山武)
7ハロン:96.9-80.3-65.9-51.8-37.3-11.8 (一杯)
マチカゼ(一杯)の外0.8秒先着
横山武 騎手
「弾みがいいのは変わらずでしたけど、馬が起きて走れるようになっているのがいいと思います。
今回は距離が延びますし、ピリピリしていた前走と比べてリラックスしているのがいいですね」
杉山晴 調教師
「1週前なので全体時計も終いの時計も求めた。
CWの馬場状態が良ければ、6ハロン79秒台は出ていたと思う。合格点の動き。
距離が延びる分には、いいと思う。小回りなのでスタートがポイント」
最終追い切り
栗東:坂路:良 (高倉)
800メートル:53.3-38.7-25.1-12.4 (馬なり)
杉山晴 調教師
「想像以上に力をつけてきている。
メンタルにも余裕があって、坂路の動きも終始リラックスしていた。
大一番へ悔いのない仕上げを」
池水 助手
「もともと体の使い方が上手な馬でしたけど、ここにきてそこにパワーも付いて瞬発力も出てきて馬が変わりましたね。
練習では何の問題もないのですが、レースに行くとゲートに不安があるので発馬さえ五分に決めてくれれば」
11:ハーパー
1週前追い切り
栗東:CW:良 (岩田望)
6ハロン:83.5-68.2-52.5-36.2-11.2 (一杯)
ドウデュース(直強め)の外0.7秒先行して同入
岩田望 騎手
「競馬を意識してドウデュースが直線で来てからも頑張っていたし、いい雰囲気で終われました。
レースの印象は近くで見ていて、最後まで頑張ってくれる。長い距離の方がいいのかな」
友道 調教師
「反応を見てもらうイメージ。
もっと早くドウデュースが追いつくと思ったけど、かえっていい併せ馬ができた。
競馬に行くといつも100%以上の力を出してくれる馬。
真面目だし、初の中山でも大丈夫だと思う。斤量差4キロもあるからね」
最終追い切り
栗東:CW:良 (助手)
7ハロン:98.4-67.1-52.2-37.1-11.9 (末強め)
友道 調教師
「エンジンのかかりが遅いところがあるので、終いの反応を確かめた。
反応は良かったし、動きもいい。
ひと夏越して体はふた回りくらい大きくなった。使ったダメージもなく、体は増えている」
12:ウインマリリン
1週前追い切り
美浦:ウッド:稍重 (助手)
7ハロン:97.6-81.4-67.1-52.3-37.4-11.5 (強め)
ソールオリエンス(馬なり)の外2.0秒先行して0.2秒遅れ
手塚 調教師
「先週の段階で息遣いが少し重かったので、しっかりやった。
いい追い切りができたと思う。
最近は自分のリズムで運んだ方がいいみたい。
ジョッキーは何度も映像を見てくれているらしいし、乗りこなしてくれるでしょう」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (嶋田)
5ハロン:68.9-52.9-37.5-11.4 (馬なり)
手塚 調教師
「順調です。
米国帰りの検疫期間もあって1本足りないかなと思ったが、先週にやれたからね。
彼女なりに仕上がっている」
13:タスティエーラ
1週前追い切り
美浦:ウッド:良 (助手)
6ハロン:80.9-65.5-50.4-35.7-11.1 (G前仕掛け)
サイルーン(馬なり)の内1.1秒追走して0.2秒先着
堀 調教師
「菊花賞の疲れは取れて、フレッシュないい状態。
短期間の休養で体調が良くなり、力強さが加わった印象があります。
14日の調教後の馬体重は493キロ。
状態を見極めて、直前の追い切りのさじ加減を決めるつもりです」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (助手)
6ハロン:82.3-65.4-50.6-35.9-11.3 (G前仕掛け)
チザルピーノ(強め)の内0.1秒追走して0.2秒先着
堀 調教師
「17日に坂路で追いました:4ハロン55秒3-12秒6が、もう一段階良くなりそうだったので、当該週としては少し強めに。
道中の折り合い、反応ともに良かったでのすが、息の方はもう少しクリアな方が良かったかなと感じました。
ただ、強めに追ったことでちょうど良くなると思います。
前走480キロよりプラス体重での出走になりますが、調教の質と量は十分。
それに春よりも人の指示に反応するようになっていて、操縦性が重要という点でも、いいメンタルでレースに臨めそうです」
14:プラダリア
1週前追い切り
栗東:CW:良 (ムルザバエフ)
6ハロン:84.8-69.6-54.4-38.7-11.8 (直強め)
グーデンドラーク(一杯)の内0.8秒追走して0.8秒先着
ムルザバエフ騎手
「凄く良かったです。いい印象でした」
池添 調教師
「前に馬を置いて終いは気分良く伸ばしてもらった。指示通り。
ジョッキーもすごくいい感触を持ってくれた。
最後はあれ以上やる必要がなかった。
息遣いも乱れていないし、まだもう一段階上がる感じもある。
人気しないだろうけど、一発狙ってジョッキーも頑張ってくれると思う」
最終追い切り
栗東:CW:良 (ムルザバエフ)
6ハロン:80.3-65.3-51.2-36.7-11.9 (一杯)
ムルザバエフ騎手
「先週と比べても状態が上がっていると感じている。
映像で見ると徐々にスピードアップするタイプかな、と思っていたが実際に追い切りにのると反応がよかった。
中山は特殊なコースでどのジョッキーも乗りやすい競馬場ではないと思う。
ただ昨年と違って経験しているのは違う」
池添 調教師
「十分ですよ。
終いをしっかりとやってラスト11秒9。最後まで脚はあがっていなかった。出来は前走以上」
15:スルーセブンシーズ
1週前追い切り
美浦:ウッド:稍重 (助手)
5ハロン:64.1-49.8-35.9-11.4 (直強め)
尾関 調教師
「この馬らしい動きはしてくれている。
年齢を重ねて、心身ともにいい方にかみ合ってきた。
池添騎手も2回目の騎乗でイメージをつくりやすいでしょうし、グランプリジョッキーにお任せします」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (助手)
5ハロン:65.9-50.6-36.3-11.2 (G前仕掛け)
尾関 調教師
「単走で反応を見る感じでした。
思った以上の時計は出ましたが、前半から折り合いもついていたし、問題はないと思います。
体質がしっかりとして、レース後の回復も早くなった。
前半からリズム良く走れれば中山巧者らしさを発揮できると思います」
16:スターズオンアース
1週前追い切り
美浦:ウッド:良 (杉原)
6ハロン:82.6-66.3-51.6-37.2-11.4 (馬なり)
リュクススティール(末強め)の内0.7秒追走して0.4秒先着
杉原 騎手
「ジャパンカップの1週前は挫石明けで緩さがあった。今回は全然違う」
高柳瑞 調教師
「今日は時計も動きも予定通り。前走の疲れは感じません」
最終追い切り
美浦:ウッド:良 (ルメール)
6ハロン:83.1-66.2-51.5-38.1-11.7 (馬なり)
セッカチケーン(馬なり)の内0.6秒追走して0.1秒先着
ルメール 騎手
「すごくいい追い切りができました。
直線もいい反応をしてくれましたし、無理せずに馬が自分で動いていました。
コンディションは良さそうです。
フットワークもすごくいい。中山コースも問題ないと思うし、距離もピッタリです。
秋華賞、大阪杯で負けたときは直線の短いコースで間に合わなかったけど、中山の2500は最後に坂があって、自分のスタミナを使えます。
ずっとG1でいい結果を出しているし、今回も勝つ自信があります。
有馬記念は日本のとても大事な特別なレースです」
高柳瑞 調教師
「この中間も順調です。
前走は休み明けのうえに一頓挫明け。
それでも好メンバーを相手にスタートを決めて、力を見せてくれました。
最近は工夫の成果もあってゲートが安定しています。
トリッキーな舞台ですし、今回もまずはスタートを決めたいです」
成長
★ソールオリエンス、プラダリア
◎タスティエーラ
前走から良化
◎ジャスティンパレス、スターズオンアース、スルーセブンシーズ、ドゥデュース
軸候補
1枠1番:ソールオリエンス
3枠5番:ドゥデュース
5枠10番:ジャスティンパレス
13,14,15,16




