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2023 菊花賞

京都3000 3歳 馬齢

1枠1番  ★穴★9点

トップナイフ

父:デクラレーションオブウォー、母父:スピニングワールド

騎手:横山典弘

脚質:自在

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:10 (2歳から凄く落ち着いている)

  スタート:8.5 (行き足8~8.5)

  末脚:加速9:持久力8.5:最高速度9

  馬場適性:8~ (稍重は問題なし)

  距離:1800~2000

  坂:10 (坂はとても得意

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ。コーナー加速が巧い)

 ★ダービーに比べて、札幌記念の出来は8割くらい。

  ダービーに比べて、札幌記念の馬体は体感がしっかりした。

 ※ダービー:2コーナー過ぎに、ポジションを上げようとしたタイミングでカラ馬。

  馬郡とカラ馬の動きに注意して、足を溜めて、序章距離を取る。

  仕掛けたけど、残り200で届かないのが分かって追うのを止める。

 ※未知数:ダービーの動きを見るに、距離を持たせるための後方策ではなく、

  内で包まれるのが嫌、ポジション争いが嫌で下げた印象。

 ※ソールオリエンスの後ろでレースをして、体力が持ちそうなら行く印象。

  個人的に、武史騎手と同レースの時はあんまり信用ならない。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良 (横山典)

7ハロン:95.8―65.8―51.7―37.0―12.0 (一杯)

ヒルノエドワード(強め)の内0.9秒追走して0.6秒先着

昆 調教師

「札幌記念2着の後、ゆっくりと間隔を空けてリフレッシュができている。

 いい精神状態を保てていると思います」

黒羽根 助手

「順調ですし、前回よりも馬は良くなっています。

 典さんも『春先よりも良くなっている』と言ってくれていますから。

 体つきは変わりませんが、全体的なバランスが良くなっていますね。ひっかかる馬ではないですし、距離対応は血統よりも気性のほうが大事だと思うので。

 緩い馬場もこなしますから。どんな競馬でもできますからね」

最終追い切り

栗東:CW:良 (横山典)

6ハロン:83.6―68.4―53.7―38.6―12.4 (馬なり)

昆 調教師

「皐月賞、ダービーに比べて今回のほうがいい。

 普通にゲートを切れれば乗りやすい馬でどんな競馬もできる」



1枠2番  △7点

ウインオーディン

父:エピファネイア、母父:フジキセキ

騎手:三浦皇成

脚質:差し、追い込み

評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)

  気性:9.5 (落ち着いている。ゲート、道中問題なし)

  スタート:7.5~8.5(行き足7.5~8)

  末脚:加速8.5:持久力8.5:最高速度8.5~9

  馬場適性:8.5~ (重をこなせる)

  距離:1800~2200

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★気性が良く、騎手の指示に従ってレースを運べる。

  近3走、終いの伸びを観ているともう少し前で競馬が出来たと思う。

  距離延長しても、こなせそう。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:良 (三浦)

6ハロン:84.0―67.7―52.6―38.0―11.9 (馬なり)

クロスライセンス(直一杯)の外0.8秒先行して0.4秒先着

鹿戸 調教師

「手応え良く伸びて順調に来ている。

 まだ若干余裕があるけど、来週サッとやればちょうど良くなると思う」

最終追い切り

美浦:南W:良 (三浦)

6ハロン:82.5―67.1―52.2―37.5―11.7 (馬なり)

鹿戸 調教師

「先週は少し重めだったが、これで丁度良くなる。

 夏場の放牧明けのように体が減ることもなく、順調に来ている。

 最近は気性が成長して折り合いもつくようになった。長距離にも対応できそうだ」



2枠3番  穴:調教で控えられるようになれば。9点

シーズンリッチ

父:ドゥラメンテ、母父:ハーツクライ

騎手:角田大河

脚質:先行、差し

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:9~9.5 (落ち着いている。前進気勢/控えられる)悪化

  スタート:8~8.5 (行き足8.5)良化

  末脚:加速8.5:持久力9:最高速度8 (溜めれば9.5)

  馬場適性:8~ (稍重は問題なし)

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:9.5~10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービーから前進気勢が強くなった。

 ※百日草を見た感じ、もともとそんな気質だったかも?

  百日草:出遅れて、あおって、最後方から。

  スローペースだったこともあり、道中ポジションを上げて気性に気が付きにくかった。

 ※ダービーのペースでも戸崎騎手が抑えまくってた。

 ※神戸新聞杯:スタート良く前につけたけど、抑えっぱなし。

  残り200で足が止まった。

 ※控えられるなら体力は余裕で持ちそう。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良 (角田河)

6ハロン:82.5―66.8―52.6―37.6―12.1 (直強め)

角田河 騎手

「気が入りやすいので今朝はメンコを着けて追い切り。

 凄く折り合いがつきました。

 前走を使ってガス抜きができていると思います」

山﨑 助手

「栗東トレセンに滞在について:だいぶ、環境に慣れてきましたね。

 体重自体は変わりませんが、体がしっかりとしてきましたし、体調はアップしています。

 前走は3コーナーくらいまで力んでいましたので。

 手応えは良くても伸びなかったのは仕方がありません。

 スタミナはあるので折り合い次第です。

 ダービーでも最初はハミをかんでいましたが、あれだけ粘りましたから。

 前にカベをつくる競馬なら」

最終追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:85.2―68.4―53.9―38.6―12.3 (馬なり)

山崎 助手

「今朝は終い重点で速くなり過ぎないように調整。

 最後もしっかり伸びて動きは良かったです。

 前走は終始ハミがかかって脚をためる場面がなかった。

 毎日杯を勝った時のように前に壁をつくってリズム良く運べば」



2枠4番

ダノントルネード

父:ハーツクライ、母父:マンハッタンレイン

騎手:西村淳也

脚質:先行、差し

評:操作性:9~9.5

  気性:10 (落ち着いている。ゲート、道中問題なし)

  スタート:8 (行き足7~8)

  末脚:加速8:持久力8.5:最高速度8.5

  馬場適性:7.5~ (稍重は問題なさそう)中京2000を観て

  距離:1800~2200

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★日本海S:夏負けかも?

  京都新聞杯に比べて、前足の動きがスムーズじゃない&回転が悪い。

  スローペースしか経験していなくて、ミドルペースで手間取った可能性。

  ミドルペースで前目に付けて体力消費の可能性。

 ※京都新聞杯:ゴール前30くらいの首の上げ下げ的に、距離が長い印象。

調教

1週前追い切り

栗東:坂路:重

800メートル:55.6―39.8―25.1―12.1 (馬なり)

福永 助手

「折り合いに問題がないタイプなので、距離には対応してくれると思っています」

最終追い切り

栗東:CW:良 (西村淳)

7ハロン:97.1―65.4―51.4―37.1―11.7 (一杯)

ミッキーチャレンジ(一杯)の内0.2秒追走して0.3秒先着

福永 助手

「今朝は体を十分に動かせるようにジョッキー騎乗の併せ馬でしっかりめに。

 このひと追いで態勢は整うとみています。

 距離は走ってみないと分からないが、折り合いに問題のないタイプなので対応してくれると思います」



3枠5番

パスクオトマギカ

父:ヴィクトワールピサ、母父:ディープインパクト

騎手:田辺裕信

脚質:逃げ、追い込み

評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)

  気性:9~9.5 (落ち着いている。接触を嫌がる)

  スタート:8~8.5 (行き足8/促して8.5)

  末脚:加速8.5:持久力8:最高速度6~7

  馬場適性:8.5 (重はこなせる)

  距離:2000~2400

  坂:9.5~10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービー:スタート直後、カラ馬と接触。

  レパードS:左右の馬との接触を嫌がり、ずるずると下がる。

  距離は厳しい印象。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:良 (田辺)

6ハロン:82.9―66.8―52.4―38.1―11.9 (一杯)

シェットランド(馬なり)の内1.0秒追走して同入

田辺 騎手

「この馬なりに動いている。

 涼しくなって負荷をかけられるようになったし、体調がだいぶ戻ってきた感じ。

 調教では目立たないので動きはいつも通り。

 自分の形に持ち込めるかどうか。ハナに行こうと思っている」

最終追い切り

美浦:南W:良 (田辺)

6ハロン:85.8―69.4―54.5―39.3―11.7 (馬なり)

リラックス(馬なり)の内0.6秒追走して0.1秒先着

田辺 騎手

「めりはりをつけるためにブリンカー着用で追い切った。

 調教で目立つタイプではないが、動きは悪くなかった」



3枠6番  穴7.5点

リビアングラス

父:キズナ、母父:カーリン

騎手:坂井瑠星

脚質:逃げ

評:操作性:9~9.5 (加速がスムーズ。減速はそこそこ)

  気性:9~9.5 (前進気勢/控えられる)

  スタート:8.5~9 (行き足8.5~9)

  末脚:加速9:持久力8.5:最高速度8

  馬場適性:7.5~ (稍重はこなせる)

  距離:2000~2200

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★軸がしっかりとして、腰回りが良化。

  阿賀野川を観て:走りっぷりに体力の上昇を感じる。

  単騎逃げが許されるなら、逃げ粘りもあり得そう。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良 (坂井瑠)

7ハロン:94.8―64.5―51.0―37.2―11.8 (一杯)

ユニコーンライオン(一杯)の外0.6秒先行して0.2秒先着

甲斐 助手

「今朝は併せ馬でいい時計が出て、しっかり動けていました。

 もう少し絞れてほしいけど、春に比べて体に実が入ってきました」

最終追い切り

栗東:坂路:良 (坂井瑠)

800メートル:53.5―38.8―25.0―12.1 (馬なり)

矢作 調教師

「弾んでいたね。とてもいい動きだった。

 体も毛ヅヤもいい。まだ底を見せていないと思っている。

 あとはクラシック上位組との力関係だけ」



4枠7番  ○8.5点:実績から、馬体を観て最終判断。

タスティエーラ

父:サトノクラウン、母父:マンハッタンカフェ

騎手:J・モレイラ

脚質:先行、差し

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:9.5~10 (落ち着いている。接触を気にしない)

  スタート:8.5 (行き足8.5)

  末脚:加速8.5:持久力9:最高速度8.5

  馬場適性:9~10 (重は問題なし)適正は高い。

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂はとても得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★23年2月に喉鳴りの情報あり。完治とのこと。

  前進気勢が所々で見て取れる。

  折り合いをつけるのが巧い海外騎手なので、問題ないと思うけど。

  調教動画の馬体を観てから。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:良

6ハロン:80.5―64.5―50.4―35.9―11.2 (G前仕掛け)

レヴァンジル(強め)の内0.6秒追走して0.4秒先着

堀 調教師

「自分からハミを取ってすんなりと無理なく加速していました。

 右手前に替えると右側を頼っていましたが、モタれたわけではないので印象としては良かったです。

 今夏は暑かったので、休み明けの臨戦は、むしろアドバンテージ。

 ウイークポイントだった背中の痛み、歩様などは春より良くなっている。

 リフレッシュしていい状態。

 自分からハミを取って、すんなり無理なく加速していた。

 3000については:スタミナはありそうですし、しぶとく伸びるので止まる感じはしません」

最終追い切り

美浦:南W:良 (モレイラ)

6ハロン:81.4―65.4―50.4―36.2―11.7 (馬なり)

カフェクロニクル(末強め)の内0.4秒追走して同入

モレイラ 騎手

「非常に良かったです。

 フィットネス、動きもすごくいい。

 菊花賞で乗るのを楽しみにしています。

 ダービー馬ということで能力が高いと思っているし、賢いタイプでコントロールもしやすく、指示どおりに走ってくれました」

堀 調教師

「先週でほぼ心肺機能や反応も良くなって、態勢が整ってきたので、モレイラ騎手に馬をしっかりと把握してもらいたいと思いました。

 父のサトノクラウンには香港やドバイ遠征で乗っていましたが、全く違う個性なので。

 春は抜け出すとソラを使う部分があったので、残り1ハロンで抜け出す場面を作って確認しましたが、そういった面は見せませんでした。

 また、以前は追い切り後に必ずDDSP(喉の疾患)がありましたが、今週は全く症状がなかったです」



4枠8番  ○9点

サヴォーナ

父:キズナ、母父:スニッツェル

騎手:池添謙一

脚質:自在

評:操作性:10(加減速がスムーズ)

  気性:10 (落ち着いている。接触を気にしない)

  スタート:8 (行き足8/促して8.5)

  末脚:加速8~8.5:持久力8~8.5:最高速度8.5

  馬場適性:7.5~ (稍重は問題なし)京成杯を観て。

  距離:1800~2600

  坂:9.5~10(坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★青葉賞と神戸新聞杯のパドックを見比べて:プラス12キロ分の成長を感じる。

  気性が良く、騎手の指示に従ってレースを運べる。

  この馬に合ったペースで進みそうだし、勝ちも期待できそう。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:82.9―68.1―53.2―38.1―12.2 (一杯)

プリモスペランツァ(一杯)の内0.6秒追走して0.6秒先着

柴田 助手

「CWコース併せ馬で動きは良かった。

 折り合いがつくので3000は心配ない。長く脚を使えるので京都も合うと思います」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:51.8―38.1―24.6―12.1 (強め)

中竹 調教師

「柔軟さがあって馬体の張りもいい。今朝も負荷をかけて完璧な状態に仕上がったね。

 京都は上がりが速いのでそこに対応できるかがカギ。

 馬場は悪くなったほうがいい」



5枠9番  ◎9.5点

ノッキングポイント

父:モーリス、母父キングカメハメハ

騎手:北村宏司

脚質:先行、差し

評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)

  気性:9.5 (パドックは少しテンションが高い。前進気勢/控えられる)

  スタート:8.5 (行き足8.5)

  末脚:加速8:持久力9.5:最高速度8.5~9

  馬場適性:8~ (稍重は問題なし)毎日杯を観て。

  距離:1600~2400

  坂:9.5~10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービーに比べて、新潟記念は腰回りが成長。

  厚みが増し、左右のブレがなくなった。

  体力は高く、3000は問題なさそう。

  やや前に行きたがる。折り合いがつけば勝ちきれそう。

 ※末脚:加速力が低いけど、持久力は凄い。

  京都外回りとの相性は良い。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:稍重 (北村宏)

7ハロン:97.2―66.0―51.4―37.4―11.6 (馬なり)

アヴェラーレ(末強め)の内0.3秒追走して同入

木村 調教師

「多少、雑になってもいいので大きめに動かした。

 呼吸を整えたかったので。

 前走はいい競馬だったし、まだふらふらするところがあったので伸びしろがあると思っています。

 中間はトラブルなく来られている」

最終追い切り

美浦:南W:良 (北村宏)

6ハロン:84.5―68.3―53.5―38.5―11.5 (馬なり)

レガレイラ(馬なり)の内して同入

北村宏 騎手

「1週前の時点でフォームがよくなっていると思いましたし、かなり変わっていると感じました。

 今週も時計よりはリズムを重視しました。

 ここ2週の走りから距離もうまく対応できると思います。

 この馬の走りができれば、いい結果になると思います」

木村 調教師

「リズム良く回ってこられました。

 前走は夏真っ盛りでしたが、調教のしやすい気候になってきて、馬の毛づやも良くなってきています」



5枠10番  △6.5点

マイネルラウレア

父:ゴールドシップ、母父:ロージズインメイ

騎手:岩田望来

脚質:差し、追い込み

評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)

  気性:10(落ち着いている)

  スタート:8 (行き足8)良化

  末脚:加速8.5:持久力9:最高速度8.5~9

  馬場適性:7.5 (稍重まで)京都記念を観て。

  距離:2000~2400

  坂:9.5~10 (坂は得意)

  コーナー:9.5~10(コーナーがスムーズ。コーナー加速が巧い)

 ★加速中のレーン移動がイマイチ。

  京都との相性は良い。

  5月と9月で肉体に変化はほぼない。

  腰回りがまだまだ。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:84.3―68.1―52.7―37.2―11.7 (馬なり)

テーオーヴィヴァン(強め)の内0.7秒追走して同入

宮 調教師

「前回よりもいい感じ。動きや雰囲気も良くなっています。

 距離は未知数だけど、こなせると思っています」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:51.8―37.9―24.5―12.4 (強め)

ホウオウエクレール(一杯)を0.8秒追走して0.1秒先着

宮 調教師

「前走とは全然違う。動きも体も良くなった。

 父の影響が強く出ているようで、距離ももちそう」



6枠11番  ○9点

サトノグランツ

父:サトノダイヤモンド、母父:オラトリオ

騎手:川田将雅

脚質:先行、差し

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:10 (落ち着いている。ゲート、道中問題なし)

  スタート:8.5~9 (行き足8.5)

  末脚:加速8~8.5:持久力8.5~9:最高速度9

  馬場適性:不明。血統的に稍重までかも。

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービー:3コーナー手前でカラ馬が前に割り込み、速度を落とす。

  1~2秒ほどだけど、減速と加速に影響。

  600メートルから仕掛けて、07秒差の11着。

  上がり33.1秒は2番時計。

 ※自在性はそれほど高くなさそう。

  足を溜めて末脚勝負っぽいので中団~後方で競馬と予想。

 ※水はけのよい京都だけど、重から稍重に変わった馬場なら切って良いかも。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:84.8―69.0―53.2―37.0―11.1 (強め)

フライライクバード(強め)の内0.4秒追走して同入

友道 調教師

「間隔は詰まっているけど、いい追い切りができた。

 脚元や馬体にダメージもなく順調」

大江 助手

「中間も順調ですね。いつもと変わらずに順調に回復しましたよ。

 しっかりと走れるようになってきましたし、体幹がしっかりとしました。

 ひと夏を越しての成長を感じます。

 京都コースは心配していません。折り合いにも問題はありませんので。

 この馬の持ち味を生かせるのは、長く脚を使う状況ですね。

 できれば良馬場で競馬を」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:52.7―38.4―25.0―12.3 (馬なり)

友道 調教師

「見ていて『遅いかな』と思ったけど、思っているより時計が速かった。

 本当に具合はいいと思います。

 折り合いがつくし、スタミナもあるし、前回を見ていると最後の瞬発力もあります。

 3拍子そろって長距離は向いていると思います」



6枠12番  ○9点

ハーツコンチェルト

父:ハーツクライ、母父:アンブライドルズソング

騎手:松山弘平

脚質:差し、追い込み

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:9~9.5 (たまにテンションが高い。前進気勢/控えられる)

  スタート:7.5~8 (行き足8)

  末脚:加速8.5:持久力9:最高速度8.5~9

  馬場適性:7.5 (稍重はこなせる)

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービーと比べて、神戸新聞杯は後躯の成長を感じる。

  末脚の加速力は良化。

  良馬場が望ましい。

 ※折り合いがつけば、馬券内はありそう。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:82.4―66.6―51.9―36.8―11.4 (直強め)

ウインメラナイト(一杯)の内0.9秒追走して同入

武井 調教師

「今朝の動きが言うことなく、落ち着きもある。

 前走後は疲れも見えたが、うまく乗り越えて今は活気もありますよ」

最終追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:83.8―67.6―53.3―38.0―12.2 (馬なり)

武井調教師

「折り合いもついていたし、手前を替えてからもスムーズでした。

 先週より元気が出たのが何より。

 前走後は疲れが出ていたけど、疲れが癒えて上積みを感じます」

    


7枠13番  △7点

ナイトインロンドン

父:グレーターロンドン、母父:メジロマックイーン

騎手:和田竜二

脚質:先行、差し

評:操作性:9 (内に刺さる)

  気性:9.5 (落ち着いている。う接触を気にしない)

  スタート:8 (行き足8)

  末脚:加速8.5:持久力9:最高速度7~8

  馬場適性:不明。

  距離:2400~2600

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★上がり勝負は無理。

  神戸新聞杯:感想で和田騎手の乗り方に批判したけど、

  全レースを観て見返すと、勝つつもりならあれが正しい。

 ※首、前肢、後肢の連動性がまだ甘いのでこれから。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:良

6ハロン:83.4―67.9―51.8―36.8―11.9 (一杯)

ストキャスティーク(馬なり)の内0.3秒追走して同入

大竹 調教師

「前走はパドックで気合が入りすぎてイレ込んでしまった。

 その後は在厩調整。

 若干重いけど、週末と来週やればちょうど良くなるはず」

最終追い切り

美浦:南W:良

4ハロン:52.3―37.1―11.5 (馬なり)

ストキャスティーク(強め)の外0.2秒追走して同入

大竹 調教師

「先週で気持ちは整っていますし、輸送もあるので無理しない程度。

 かなり活気があっていいですね」



7枠14番  ◎9.5点

ソールオリエンス

父:キタサンブラック、母父:モティヴェーター

騎手:横山武史

脚質:差し

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:10 (落ち着いている。ゲート、道中問題なし)

  スタート:8 (行き足8)

  末脚:加速9:持久力8.5:最高速度9

  馬場適性:9~10 (重は問題なし)適正は高い。

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂はとても得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)良化

 ★春は右回りがイマイチ。

  ダービーとセントライトを比べて、後躯が大幅に成長。

  セントライト:差しが得意ではないので、3~4コーナーのポジショニングは仕方なし。

 ※体力があるし、素直なので距離延長は歓迎。

  右回りに僅かな不安が残るけど、セントライト記念を観た感じでは問題なし。

  菊花賞:縦長の展開になるっぽいので、大外を回すことはないと思う。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:良 (横山武)

6ハロン:80.6―65.7―51.6―37.1―11.7 (G前仕掛け)

ウインマリリン(末強め)の内1.2秒追走して同入

横山武 騎手

「前走で春に比べ後ろ脚がしっかりしてきたと感じた。その出来をキープしています。

 前走は3000を意識した競馬で得るものはありました。

 適性より長くなるが、こなせる範囲内です」

手塚 調教師

「いい形の稽古ができて良かった。イメージ通りにきており、雰囲気がいいね。

 輸送を含めると、前走460キロと同じくらいの体で出走できるんじゃないかな。

 ただ、今日はパサパサの走りづらい馬場で、マリリンは少しノメっていた」

最終追い切り

美浦:南W:良 (横山武)

6ハロン:82.7―67.3―52.2―37.6―11.5 (馬なり)

アナンシエーション(馬なり)の内1.6秒追走して0.1秒先着

横山武 騎手

「当週なので変にテンションを上げすぎず、最後だけ併せる感じで、したい調教ができました。

 いい結果を出したいと思います。

 ダービーは残念な結果でしたけど、そのリベンジができればいいと思います」



8枠15番  ▲7.5~8点

ファントムシーフ

父:ハービンジャー、母父:メダグリアドーロ

騎手:武豊

脚質:自在

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:10 (落ち着いている)

  スタート:8~9 (行き足8.5)

  末脚:加速9:持久力8.5~9:最高速度8~8.5

  馬場適性:8.5~ (重馬場は問題なし)

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービーと比べて、神戸新聞杯は後躯の成長を感じる。

  特に腰回りが良い。

 ※ダービー:カラ馬がいて、仕掛けるタイミングがやや遅れた印象。

  まくりっぽいことをしようとした意図は見えた。

 ※折り合いが良いので距離は持つと思う。

  ジャックドールっぽさが合って、終いの勝負で差されるイメージが強い。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良

6ハロン:84.0―68.1―52.4―37.0―11.1 (強め)

アンモード(一杯)の外2.7秒先行して0.5秒先着

梛木 助手

「今朝はやり過ぎないようにというテーマ。

 それでも迫力のあるフットワークでパワフルな走りでした。

 前走を使っていい意味でピリッとしてきました。

 折り合いはつくので、リズム良く運びたいですね。

 普段の調整から、ムキになるところがないですからね。

 3000はこなせると思っています。スタミナもありますから」

最終追い切り

栗東:坂路:良

800メートル:54.4―39.9―24.9―11.9 (強め)

武豊 騎手

「チャンスのある1頭。

 ダービーはいいレースができなかった。なんとか菊花賞でという気持ちが強いです」

梛木 助手

「全体時計が55秒くらいの指示でした。

 軽くなりすぎないように終いを伸ばす形。動きは良かったですね。

 状態面は変わらないですし、集中力も保てているので巻き返しを期待したいですね。

 折り合いもついていたし、ペースアップの脚どりも力強かった。

 本当にいい状態で送り出せます」



8枠16番  穴6.5点

ショウナンバシット

父:シルバーステート、母父:メダグリアドーロ

騎手:M・デムーロ

脚質:先行、追い込み

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:9.5 (落ち着いている。ゲート、どうちゅ問題なし)良化

  スタート:8.5 (行き足7.5~8)

  末脚:加速8.5:持久力8~8.5:最高速度8.5

  馬場適性:9~ (重は問題なし)適正は高い。

  距離:1800~2400

  坂:10 (坂は得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ)

 ★ダービーに比べて神戸新聞杯は、ちょっとだけ成長。腰回りが少し良い。

  神戸新聞杯:絶好の騎乗をして0.4秒差の7着。

 ※最後は届かないと流していたけど、逃げ馬に0.3秒差ではちょっと厳しい。

  重馬場以上に悪くなれば。

調教

1週前追い切り

栗東:CW:良 (デムーロ)

6ハロン:81.1―66.1―51.5―36.9―11.6 (一杯)

デムーロ 騎手

「今朝は単走。終い重点でよく動けていました。

 じりじり脚を使うので、距離が延びるのは良さそうです」

最終追い切り

栗東:CW:良 (秋山真)

5ハロン:66.5―50.9―36.3―11.6 (馬なり)

ベルクレスタ(馬なり)の外0.5秒先行して同入

須貝 調教師

「疲れを残さないように追い切れたし、丁度いいと思う。

 いい筋肉がついて丸みを帯びてきた。

 3000の距離でしぶとさを生かせれば」



8枠17番  穴8点

ドゥレッツア

父:ドゥラメンテ、母父:モアザレディ

騎手:C・ルメール

脚質:差し

評:操作性:10 (加減速がスムーズ)

  気性:9.5~10 (落ち着いている。ゲート、道中問題なし)良化

  スタート:7~8.5 (行き足8)

  末脚:加速8.5~9:持久力8.5:最高速度9~9.5

  馬場適性:8~ (稍重は問題なし)

  距離:2000~2200

  坂:10 (坂はとても得意)

  コーナー:10 (コーナーがスムーズ。コーナー加速が巧い)

 ★良い点:初コース、初騎乗、上位クラスをものともしない。

  不安点:斤量57キロが初。フルメンバーの重賞を経験していない。

 ※ホンコンJCの時には抑えられる時があるが、日本海Sではスムーズ。

  気性の良化か、ペースが良かったからかは不明。

  コースの違いはあるけど、追い出しのタイミングから、6月に比べて体力が向上した印象。

調教

1週前追い切り

美浦:南W:良 (蓑島)

5ハロン:65.6―51.0―37.1―11.6 (馬なり)

インヴァリアンス(強め)の外0.4秒追走して0.8秒先着

尾関 調教師

「しっかりと手前も替えて、1週前としてはいい動きでした。

 動き自体は言うことがない。

 本質的にステイヤーではないかもしれないが、折り合いはつくので距離の融通は利く」

最終追い切り

美浦:南W:良 (ルメール)

6ハロン:81.9―65.5―50.5―36.3―11.4 (馬なり)

クロミナンス(強め)の外0.6秒追走して0.1秒先着

ルメール 騎手

「状態は良さそうですね。動きは良かったし、すごくいい脚を使ってくれました。

 皐月賞やダービーを勝った馬がいてここは大きな挑戦。

 でも、3000メートルも問題なさそうだし、馬も強くなってきたからね。チャンスはあるよ」



スローの団子なら

14:ソールオリエンスが本命。

土曜日は外が伸びているようだし、馬郡を捌いての駆け引き無しで、能力で外差しが決まりそう。


そこそこ流れての縦長なら

7:タスティエーラ

3~4コーナーで馬郡が縮んだ時に好位を取れていると思われるので。


2頭軸なら

7,14-1,6,8,9,11,13、17 (補欠15)


※団子予想の2頭軸

11,14-1,6,7,8,9,13,17



フォーメーションなら


7-1,8,14-6,9,11,13,17 (補欠15)


※団子予想のフォーメーション

14-8,11,17-1,6,7,9,13


絞りBOX

7,8,14,15 (1or13)




※コーナー6個を経験したナイトインロンドン、意外と京都で巻き返ししそうにも思える。

※内側が結構荒れているので、中山、福島、札幌のようなパワーが必要な馬場を経験して好成績。

さらに2400以上を経験して好成績だった馬を狙いたい。

※個人的には春に菊花賞で上位を予想したサトノグランツ&ナイトインロンドンを応援したい気持ちもある(*ノωノ)

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