2023 日本ダービー
東京2400 定量 3歳
1:関東圏の中距離の重賞実績
1600以上2400未満の重賞で3着以内の馬の3着内率27.6%
※1着または2着以下で1着とタイム差なしの3着内率33.3%
2:大敗直後の馬は不振
前走で、2着以下で1着とのタイム差が0.5秒以内だった場合の3着内率25.2%
※0.6秒差以上の場合の3着内率4.3%
3:前走での単勝人気
3番人気以内の3着内率30.4%
4~9番人気の3着内率12.5%
※10番人気以下の3着内率0%
4:キャリア6戦以内の馬が中心
6戦以内の3着内率21.6%
※7戦以上の3着内率5.7%
5:近年は前走で先行していた馬がやや優勢
前走で4コーナーを5番手以内の3着内率25.8%
※6番低下10.3%
※前走6番手以降で通過した馬でも、上がりタイムが2番手の馬だった場合、3着内率50%
1枠1番 6点
・ベラジオオペラ
父:ロードカナロア、母父:ハービンジャー
騎手:横山和生
脚質:先行、差し
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9 (落ち着いている)
スタート:9 (行き足9)
末脚:加速9:持続力7.5~8:最高速度8.5
馬場適性:8.5(重馬場は問題なし)
距離:1800 (馬体は中距離。走る姿はマイラー)
坂:10 (上り坂の加速が良い)
コーナー:9.5 (コーナー加速はそこそこ)
★データ分析1,3,4,5が当てはまっている。マイナス要因2が当てはまている。
パドックを観ていると中距離が問題なさそうに見える。
レース中はマイラーに見える。
走るための筋肉がマイラー寄りなんだと思う。
ほぼ仕上がっている。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良 (横山和)
7ハロン:99.4-68.5-54.2-38.5-11.2 (馬なり)
アームズレイン(末強め)の内1.0秒追走してクビ先着
横山和 騎手
「1週前ということで感触を確かめてほしいとの指示でした。
しっかりコンタクトが取れて、リズムも良かったです」
最終追い切り
栗東:CW:良 (横山和)
6ハロン:86.2-70.8-55.6-38.9-12.0 (馬なり)
デビットバローズ(馬なり)の内0.6秒追走して0.2秒遅れ
横山和 騎手
「先週にある程度やって雰囲気も変わってきてる。
やる気が出て、前進気勢も強めに出ている。トモの感じも先週よりまとまったきた」
1枠2番 ◎9.5点
・スキルヴィング
父:キタサンブラック、母父:シンボリクリスエス
騎手:C・ルメール
脚質:差し、まくり型の追い込み
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9 (抑えられるけど、前進気勢)
スタート:8 (行き足8)安定しない。
末脚:加速9:持続力8.5~9:最高速度9~9.5
馬場適性:8 (重まではこなせそう)
距離:3000 (折り合いがつく)
坂:10 (上り坂の加速が良い)
コーナー:9.5
★データ分析1,3,4が当てはまる。
青葉賞から間隔は短いけど、余裕を残したレースだったのでダメージは少ないと思う。
前進気勢を利用して、ポジションの押し上げができる。
操作性が良く、加速に優れた末脚で、ルメール騎手と相性が良い。
まだ成長中。秋以降~来年の方が良い。素質は「ソールオリエンス」以上。
軸が甘い。
20キロ近く軽い馬と見比べて、差のない印象の馬体。全体的に筋肉が入っていない。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良
7ハロン:97.5-67.7-52.8-38.6-11.7 (馬なり)
オクタヴィアヌス(馬なり)の内0.3秒追走して同入
木村 調教師
「昨日の調教である程度のやる気と元気が感じられたので、速いタイムを用意する必要はないかなと。
予定通りにできました。
元気さを感じたので、速いタイムでをやる必要はなかった。
ゆりかもめ賞のあとは疲れをとるのに苦労したけど、青葉賞後はそこまでじゃない。
割とタフになってきたし順調です」
最終追い切り
美浦:南W:重
6ハロン:84.8-67.8-52.3-37.9-11.2 (G前仕掛け)
マローディープ(馬なり)の内0.2秒追走して同入
木村 調教師
「決して物足りなかったからではなく、スペースがあったから負荷をかけた。
前走後も馬体は萎まず、元気がいい」
太田 助手
「短期放牧を挟みましたが、変わらず順調ですね。
前走はまだ仕上がり途上の段階でしたし、緩さを残す現状でもありますが、それだけ上積みも大きいはず。
レース当日まで少しでも状態を上げていきたいです」
2枠3番 ★穴★6点
・ホウオウビスケッツ
父:マインドユアビスケッツ、母父:ルーラーシップ
騎手:丸田恭介
脚質:逃げ、先行
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (とても気性が良い)
スタート:9 (行き足9)
末脚:6.5:持続力9:最高速度7~7.5
馬場適性:7.5(稍重は問題なし)
距離:2000 (良馬場なら、ギリギリ2400持つかも)
坂:10 (坂は問題なし)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析1,3,4,5が当てはまる。マイナス要因2が当てはまる。
パドックを観ていると中距離が問題なさそうに見える。
レース中はマイラーに見える。
走るための筋肉がマイラー寄りなんだと思う。
皐月賞のパドックを観て、まだ成長の余地あり。
※調教を観て:状態がとても良く、抑えた方が無難。
種馬場の良さを引き出す肌馬っぽい。
マインドユアビスケッツ:数は少ないけど2400勝ちの子がいる。
ベストは2000だとは思うけど、良馬場なら持ちそう。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (丸田)
6ハロン:83.9-67.1-51.7-37.2-11.3 (馬なり)
フォーヴィスム(強め)の外0.7秒先行して0.2秒先着
丸田 騎手
「馬にプレッシャーをかけたが、スムーズな動き。
いいものを持っているのを実感した」
河崎 厩務員
「この中間で体も精神も凄く成長している。
前走は負けすぎたが、あんなものじゃない」
最終追い切り
美浦:南W:重 (丸田)
5ハロン:68.5-52.6-38.1-11.3 (馬なり)
丸田 騎手
「コンディションがいいですね。
馬の走りがいい。前に馬を置いて、リズム良く走ることができました。
ハミも取ったし、フォームもいい。
皐月賞の疲れを聞かれますけど、バランスがいいし、馬体の緩さも現状では締まってきていると思います」
2枠4番 △7点
・トップナイフ
父:デクラレーションオブウォー、母父:スピニングワールド
騎手:横山典弘
脚質:自在
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (気性がとても良い)
スタート:8.5 (行き足8:促して8.5)
末脚:加速8.5:持続力8~8.5:最高速度7~8 (展開次第)
馬場適性:8 (重馬場はギリギリ)
距離:2400 (馬体的には)
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を感じる)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析1だけ。他はマイナス要因2が当てはまる。
ホープフル~皐月と変化なし。ほぼ仕上がっている。
※距離を持たせることと、最高速度の差を埋めるために「ポツンまくり」があり得る。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良
7ハロン:97.0-65.8-51.6-37.0-11.8 (一杯)
スカイフォール(馬なり)の外0.1秒追走して同入
昆 調教師
「調整はしっかりしているが、14日の日曜が坂路でかなり動きが良かっただけに今週は少し物足りなかった」
昆 助手
「バランスや手前の替え方が良かったです。
体重はそう変わっていませんが、カイバをしっかり食べていますし、筋肉量が増えています」
最終追い切り
栗東:CW:良 (横山典)
6ハロン:82.6-66.9-51.9-37.1-11.5 (G前仕掛け)
ヒルノグラスゴー(馬なり)の外0.3秒追走して0.6秒先着
昆 調教師
「いろんなことを積んできた。
消耗もせず、経験値が上がってきている。数を使ったことがプラスになる」
3枠5番 ◎10点
・ソールオリエンス
父:キタサンブラック、母父:モティベーター
騎手:横山武史
脚質:先行、差し
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (3歳春とは思えない落ち着き)
スタート:8 (行き足8)
末脚:加速9:持続力8~8.5:最高速度9~9.5
馬場適性:9 (不良までこなせそう)
距離:2500 (イクイノックスぽい印象)マイル~2500っぽい。
坂:9.5~10 (上り坂の加速が良い)
コーナー:8.5 (左は問題なし。右回りは速度を上げて曲がるのが苦手)
★データ分析1,3,4が当てはまる。
皐月賞で、4コーナーからの追い上げを観ていると「ダメージがある/なし」が気になる。
まだ成長中。内部の筋肉は良い感じ。
東京は、無理にコーナーで仕掛ける必要がないので、中山に比べて無理/無駄が少ない。
パドック/返し馬で、状態の確認は必要。
※馬の状態は良い。
騎手の、差し追い込みでの視野と予測能力は、僅かに不安。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (横山武)
6ハロン:80.8-66.5-52.0-37.5-11.1 (G前仕掛け)
ドゥラモンド(強め)の内1.0秒追走して0.4秒先着
横山武 騎手
「順調。いい反応でしたね。皐月賞前とは特に変わりない。
左回りでは初めて乗ったけど、それも問題なさそう。
広々とした東京に替わるのはいいと思います。
コーナーで指示していないところで手前を替えるのは、それだけ踏ん張り切れていないんだと思います。それでこれだけの脚を使えているのは素晴らしいですね」
手塚 調教師
「皐月賞の1週前より、余裕があって動きは良かった。
時計も思っていたくらい。直線の伸びはさすがG1馬でしたね。
体は余裕があるように見えるけど、計量すると変わらない。
心肺機能とか中身は良くなっていると思います。
今日のの追い切りを見てダメだと思う人はいないでしょう」
最終追い切り
美浦:南W:重 (横山武)
6ハロン:84.3-68.0-52.4-37.4-11.3 (馬なり)
ベストフィーリング(馬なり)の内0.6秒追走して0.2秒先着
横山武 騎手
「先週同様、馬の後ろで我慢させて終い伸ばす形。
思ったより前に出過ぎたけど、いい動きでした。
先週よりリラックスできていたし、具合は一段上がった印象があります」
手塚 調教師
「1週前にしっかりやっているので、当該週は感じをみてもらって、最後は併入のイメージでちょっと出ました。
時計的にもこちらが考えている通りの時計だったので、動きも時計もよかったです」
3枠6番 ▲8点
・ショウナンバシット
父:シルバーステート、母父:メダグリアドーロ
騎手:M・デムーロ
脚質:先行、差し、まくり型の追い込み
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9 (抑えられるけど前進気勢:勝負どころでは良い方に働く)
スタート:9 (行き足9:馬なり)
末脚:加速9:持続力8.5:最高速度8~8.5
馬場適性:8.5 (重馬場は問題なく)
距離:2200 (折り合いがつく)
坂:10 (登り/下り巧い)
コーナー:10 (加速できる)
★データ分析4,5が当てはまる。
気性面が良く、操作性が抜群。
どんな展開にも対応ができ大崩れをしない。
末脚勝負では、ちょっと分が悪い。
道中のポジションと、仕掛けるタイミングが重要。
※乗り変わりから2戦目で、コンビ力は前走よりも上なので、そこは前走以上に期待できる。
ベスト距離は2000な印象。
折り合いが良い馬だし、他の馬たちの身体が出来上がっていない今の時期なら勝負になる。
身体はほぼ仕上がっている。ちょっと緩いところが残る。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良 (M.デムーロ)
6ハロン:82.4-67.0-52.4-37.3-11.1 (一杯)
フリームファクシ(末一杯)の内1.1秒先行してクビ遅れ
須貝 調教師
「併せ馬でびっしりと負荷をかけたかった。
遅めの時間帯でこれだけ動ければいいと思う」
最終追い切り
栗東:CW:良 (M.デムーロ)
5ハロン:69.8-53.5-37.9-11.3 (馬なり)
フリームファクシ(馬なり)の内0.5秒先行して同入
M.デムーロ騎手
「調教ではピリピリしていたけど、馬場入りは落ち着いていた。
動きも良かったね。コース自体はいいと思う」
須貝 調教師
「先週、すごい時計を出しているし、今週は気持ちを乗せる程度。
デムーロ騎手も『いい』と言っていました」
4枠7番 ★穴★6点
・フリームファクシ
父:ルーラーシップ、母父:スペシャルウィーク
騎手:吉田隼人
脚質:逃げ、先行
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:8.5 (抑えられるけど、前進気勢)
スタート:9 (行き足9)
末脚:加速8.5:持続力7.5~8:最高速度8~8.5 (ペース次第)
馬場適性:7.5 (稍重は問題なし)
距離:2800 (馬体は長距離向き、折り合いは微妙)
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を受ける)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析3,4,5が当てはまる。マイナス要因2が当てはまる。
※枠と馬場状態次第では、逃げ/大逃げをする可能性がある。
スタートと行き足が良いので無理に押さえつけず、ペースを管理するなら逃げ切る可能性はある。
まだ成長中。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良 (吉田隼)
6ハロン:81.3-65.6-51.3-36.6-11.1 (末一杯)
ショウナンバシット(一杯)の外1.1秒追走してクビ先着
須貝 調教師
「馬場が荒れた時間帯で、あれだけ動ければ十分。
折り合いもついていた。もっとやれていい馬」
最終追い切り
栗東:CW:良 (吉田隼)
5ハロン:69.3-53.0-37.5-11.2 (馬なり)
ショウナンバシット(馬なり)の外0.5秒追走して同入
須貝 調教師
「吉田騎手も3週続けて乗っているし、状態はいいよ。
前走は馬場をすごく気にして、リズムが取れなかった。
広い舞台もいいと思うし、良馬場でやらせてあげたいね」
4枠8番 ★穴★7.5点
・メタルスピード
父:シルバーステート、母父:シャマルダル
騎手:津村明秀
脚質:先行、差し
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (気性がとても良い)
スタート:8.5 (行き足8)
末脚:加速9:持続力8~8.5:最高速度7~7.5
馬場適性:9 (不良馬場も走れそう)
距離:2000 (折り合いが良いので中距離も走れそうではある)
坂:10 (上り坂の加速が良い)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析1が当てはまる。
良/不良で能力に差が少なく、馬場状態が悪い方が成績は安定する。
皐月賞のパドックを観て、まだ成長の余地あり。
不良馬場まで悪くなれば馬券内もあり得る。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (津村)
6ハロン:81.1-65.7-51.5-36.9-11.0 (馬なり)
トキメキ(一杯)の内0.8秒追走して0.2秒先着
津村 騎手
「前走よりさらに一段階上がっている感じ」
相田 助手
「追い切り後も順調。皐月賞よりいいぐらい。
成長していて1週前追いに騎乗したジョッキーも上機嫌だった」
最終追い切り
美浦:南W:重 (津村)
5ハロン:66.6-51.8-37.4-11.0 (馬なり)
ホウオウノーサイド(直一杯)の内0.8秒追走して0.1秒先着
津村 騎手
「状態はメチャメチャいいですね。
皐月賞のときはローテがきつかったので現状維持という感じでしたが、今回は間隔がありましたから。
距離はやってみなければわからないけど、レースにいって操縦性が高い馬です」
斎藤誠 調教師
「持ったままであの時計が出たし、ジョッキーもすごくいい感触。
歩様もすごくいい。楽しみを持ってダービーへ行けます」
5枠9番 △6.5点
・グリューネグリーン
父:ラブリーデイ、母父:スペシャルウィーク
騎手:石川裕紀人
脚質:先行、差し、まくり型の追い込み
評:操作性:8.5 (加速がスムーズ)
気性:8.5 (最近は落ち着いてきた)
スタート:8.5 (行き足8:促して8.5)
末脚:加速8.5:持続力7:最高速度8.5 (追:持続力8.5~9)
馬場適性:6.5 (稍重はギリギリいけるか?)
距離:2400 (良馬場なら)
坂:9 (速度がちょっと鈍る)
コーナー:9 (速度を上げたまま曲がるのは苦手)
★データ分析4だけ。他はマイナス要因2が当てはまる。
徐々に良くなっているけど、前進気勢が強めで抑えが利かない時がある。
皐月賞のパドックを観て:まだ成長の余地がある。
良馬場なら距離が持ち、良い勝負が可能だけど、稍重は状態次第で念のため抑えるくらい。
※ディープ記念に比べれば、現在の東京は芝がキレイ。
東京、阪神、中山のレースを見比べて、東京の方が合っている。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (石川裕)
6ハロン:82.9-66.2-51.9-37.9-11.7 (強め)
ライラック(馬なり)の外0.5秒先行して0.1秒遅れ
相沢 調教師
「びっしりやりました。悪くない。
前走は道悪の内枠で参考外。
緩さが解消されてだいぶ良くなった」
最終追い切り
美浦:南W:重 (石川裕)
6ハロン:84.8-68.2-53.0-38.3-11.7 (馬なり)
ライラック(馬なり)の外2.3秒先行して同入
相沢 調教師
「馬を近づけて、ピッタリ併せる形で闘争心を引き出す狙いだった。
予定通りだし、仕上がりはいいです。
距離は何とも言えないけど、おばあさんのウメノファイバーはオークス馬だからね。
未勝利を速い時計で勝っているので、府中の良馬場はいいと思うし、言い訳にはしたくない。
頑張ってほしい」
5枠10番 ▲7.5点 (騎手込み7点)
・シャザーン
父:ロードカナロア、母父:マンハッタンカフェ
騎手:岩田望来
脚質:先行、差し
評:操作性:8 (加速がそこそこスムーズ)
気性:8.5 (時々、ちゃかつく)
スタート:8 (行き足8)
末脚:加速9:持続力6.5~7:最高速度9.5
馬場適性:8.5 (一応、重馬場をこなせる)
距離:2400 (ペースと馬場次第)
坂:9.5 (下りが巧い)
コーナー:10 (加速できる)
★データ分析4だけ。他はマイナス要因が当てはまる。
皐月賞は、阪神と同タイミングで仕掛けて失敗した感じ。
重馬場だったこと。
下り坂の恩恵が阪神に比べてない。
外を回したけど、先頭に並べるまでの位置に行けなかった。
※捉えられそうという思いもあったのか、50メートルくらい早く仕掛けてる感じ。
騎手にとっては、中山よりは東京の方が良さそう。
内枠が引ければ最良。
距離的な不安が少なくなるし、荒れてきたことで、4コーナーで内が空く可能性がある。
身体はほぼ仕上がっている。ちょっと緩いところが残る。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良 (岩田望)
7ハロン:95.8-64.2-50.0-35.7-11.1 (一杯)
ノーブルクライ(一杯)の内1.0秒追走して0.3秒先着
友道 調教師
「動きは良かったし、ジョッキーも皐月賞より良くなっていると言っていた。
東京2400メートルはいいと思う」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:55.3-40.0-25.3-12.0 (馬なり)
友道 調教師
「動き、息の入りともに良かった。
皐月賞の時よりワンランクアップしている。
父はロードカナロアだけど、同世代の2400なら問題ない。18番目に入れて、運もある」
6枠11番 ▲8点
・ハーツコンチェルト
父:ハーツクライ、母父:アンブライドルズソング
騎手:松山弘平
脚質:先行、差し、追い込み
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9 (抑えられるけど前進気勢:勝負どころでは良い方に働く)
スタート:8.5 (行き足8)
末脚:加速8~8.5:持続力8.5:最高速度9
馬場適性:7.5 (稍重は問題なし)
距離:3000 (折り合いがつく)
坂:10 (上り坂の加速が良い)
コーナー:9.5 (右回りが少し窮屈)
★データ分析1,3,4,5が当てはまる。
青葉賞で強めに仕掛けていたので、ダメージがあるか心配。
加速力的に、東京は合う。
青葉賞のパドックを観て、まだ成長の余地あり。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良
6ハロン:82.1-66.7-52.1-37.8-11.7 (馬なり)
アレグロモデラート(馬なり)の外1.2秒先行して同入
武井 調教師
「前走は3頭併せの真ん中で気合を入れたら、馬群を割って出てきてレースで結果が表れた。
さらに上げられたし逆転の可能性はありそう。
ダービーに行きたいと思って、デビュー戦から松山騎手に頼んできたくらいだから」
最終追い切り
美浦:南W:重
6ハロン:81.9-65.6-51.3-37.2-11.4 (馬なり)
武井 調教師
「すごくいい動きでした。
やる気がありながら折り合いもついて完璧だったと思います。
求めていた感触に近づいてきました」
6枠12番 ○9点
・タスティエーラ
父:サトノクラウン、母父:マンハッタンカフェ
騎手:D・レーン
脚質:先行、まくり型の差し
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (3歳春とは思えない落ち着き)
スタート:8.5 (行き足8.5)馬なり
末脚:加速9:持続力8.5~9:最高速度8.5~9 (馬場状態で変わる)
馬場適性:9 (不良までこなせそう)
距離:2800~3000 (折り合いは良いので融通が利く)
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を受ける)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析1,3,4,5が当てはまる。
コーナー加速が巧いので、阪神や中山の方が実力を発揮できそう。
まだ成長中。内部の筋肉は良い感じ。
※治療済み:のど鳴りではないけど、呼吸系の病気?があった。
走りっぷりを観た感じでは問題なし。
※調教師のコメント:やっぱりの怒鳴りだったっぽい。症状はなく、問題ないとのこと。
乗り変わりは、負担をより減らすためのものかも。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (レーン)
6ハロン:83.3-66.7-51.4-36.4-11.0 (G前仕掛け)
ルコルセール(馬なり)の外0.1秒先行して0.4秒先着
レーン 騎手
「1週前なのでしっかりと。
ラスト1ハロンでスピードを出す感じで、いい脚を使ってくれました。
2週前と比べて大きな変化はなくても、仕上がりの段階としてはさらに良くなっています。
さまざまな展開に対応できそうなタイプですね」
堀 調教師
「今月3日にノーザンファーム天栄から帰厩。
DDSP(喉鳴り)の症状はレースまでには徐々に解消してくるはず。
暑さで体が減る時季でもあるので、調教のさじ加減をうまくやっていきたい」
最終追い切り
美浦:南W:重 (レーン)
5ハロン:67.1-51.9-37.5-11.1 (馬なり)
デイライト(末強め)の内0.5秒追走して0.2秒先着
レーン 騎手
「今朝の手応えは非常に良かったです。
最後、手綱を放したところでいい脚を見せてくれた。
体つきや精神面など毎回乗るたびに良くなっている。
健康的でハッピーホース。間違いなく順調です」
堀 調教師
「1週前追い切りで大体、いろんな部分が整ってきていましたので、今週は最終確認で、微調整の予定でした。
非常に反応が良くて、特段仕掛けたりすることなく、スムーズに加速できていたところと、息が非常にクリアでフィットしているなという部分が、いいコンディションだなと感じました」
7枠13番 5点 ★大穴★
・シーズンリッチ
父:ドゥラメンテ、母父:ハーツクライ
騎手:戸崎圭太
脚質:先行、差し、追い込み
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:8 (パドックでテンションが高い)
スタート:8.5 (行き足8:促して8.5)安定はしない。
末脚:加速8:持続力8:最高速度7.5~9 (コース/ポジションで変わる)
馬場適性:6.5 (稍重まで)
距離:2000 (コースによっては2200以上も行けそう)
坂:8.5 (上り坂の加速が鈍い)
コーナー:9 (阪神はイマイチ)
★データ分析4,5が当てはまる。
ちょっと雑な騎乗にも混乱することなく、しっかりと反応できる。
京都、新潟等の方が末脚はいかせる。
まだ成長中。
前走は、ちょっと仕上げ過ぎて、胴回りが細い。腰が甘い。
※前走から2ヶ月で急成長はあり得る。
★調教動画を観て:距離に不安があるけど、腰回りに肉が入り、坂をこなせそうな印象。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (戸崎)
6ハロン:80.8-65.5-50.9-37.1-11.7 (強め)
サンダーブリッツ(馬なり)の内1.1秒追走して同入
戸崎 騎手
「久しぶりに乗りましたけど、すごくバランスが良くなっている印象を受けました。
ゆったりした馬なので広いコースは合うのではないかと思っています」
池内 助手
「予定通り順調に来たことが何より。不安なくここまで来た」
最終追い切り
美浦:南W:重 (戸崎)
6ハロン:83.2-66.6-51.2-36.7-11.7 (馬なり)
サンダーブリッツ(馬なり)の内0.5秒追走して同入
戸崎 騎手
「気持ち良く動けていた。
以前は(前に)伸びたフォームだったけど、いい感じに起きた走りができている。
乗りやすい馬なので距離もこなせていい」
7枠14番 ○9点
・ファントムシーフ
父:ハービンジャー、母父:メダグリアドーロ
騎手:武豊
脚質:先行、差し、追い込み
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (とても気性が良い)
スタート:8.5 (行き足8.5:促して9)
末脚:加速8:持続力8:最高速度9
馬場適性:8.5 (重馬場はこなせる)
距離:2400 (折り合いがつく)秋以降は2000の方が良さそう。
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を受ける)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析1,3,4が当てはまる。
皐月所:向こう正面で落鉄。
重馬場と落鉄を考えると能力は高い。
※落鉄のダメージは大きいと思う。
皐月賞のパドックを観て、まだ成長の余地あり。
★武豊騎手コメント:この馬の特徴を掴んでいる。乗り変わりも問題なし。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良 (武豊)
6ハロン:81.0-65.6-50.7-35.9-11.0 (一杯)
ソリタリオ(一杯)の内0.5秒追走して0.8秒先着
武豊 騎手
「しっかり負荷をかけて、いい動きでした。
気合も乗っていて、息遣いや反応は先週より良かった。
癖はなさそうで、いろんなレースができそうなイメージ。
中山だと3、4コーナーが大事だけど東京は直線が長い。
かみ合えば、勝つチャンスはある」
最終追い切り
栗東:CW:良 (武豊)
6ハロン:84.3-68.5-52.8-37.4-11.3 (馬なり)
ソリタリオ(一杯)の内0.6秒追走してクビ先着
武豊 騎手
「先週しっかり動いていたので、それほど強くなり過ぎないように。
動きはすごく良かったですし、雰囲気もいい。
かなり状態はいいと思う。
中山の2000メートルより東京の2400メートルの方が条件的にいいと思う。
チャンスはあると思うので、7勝目を狙いたい」
7枠15番 6点
・ノッキングポイント
父:モーリス、母父:キングカメハメハ
騎手:北村宏司
脚質:先行、差し
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:8.5 (ちゃかつく時がある)
スタート:8.5 (行き足8)
末脚:加速8:持続力7.5~8:最高速度7.5~9.5 (馬場次第)
馬場適性:7 (稍重がギリギリ)
距離:2000 (マイラーっぽさがある馬体だけど、融通は利きそう)
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を受ける)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析3,4,5が当てはまる。
この時期でも距離の延長は難しそう。
まだ成長中。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (北村宏)
7ハロン:95.0-64.7-50.3-36.5-11.5 (馬なり)
ボールドゾーン(一杯)の内0.4秒追走して同入
木村 調教師
「レース間隔も空いている。
可動域を広げる意味と眠っているものを起こすイメージ」
太田 助手
「ずいぶん馬がしっかりして調教も攻められているし、馬もそれに応えてくれている」
最終追い切り
美浦:南W:重 (北村宏)
6ハロン:83.8-67.5-52.1-37.5-11.3 (馬なり)
オールマイデイズ(強め)の内0.5秒追走して同入
北村宏 騎手
「先週にしっかり調教をこなして息遣いも良かったですが、今週も隙なく集中して走れていた。
走法的にも体力的にも距離はあまり心配なさそうです」
8枠16番 ★穴★6点
・パスクオトマニカ
父:ヴィクトワールピサ、母父:ディープインパクト
騎手:田辺裕信
脚質:逃げ、先行、差し
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (気性がとても良い)
スタート:8.5 (行き足8.5:促して9)
末脚:加速8.5:持続力7~8.5:最高速度7.5~8.5 (馬場とペース次第)
馬場適性:8 (重馬場はギリギリ)
距離:2400 (しなやかさが増し) ※2200(不器用そう)から修正。
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を受ける)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析3,4,5が当てはまる。
プリンシパルのパドックを観て、まだ成長の余地がある。
調教
1週前追い切り
美浦:南W:良 (田辺)
6ハロン:85.8-68.9-53.5-39.0-12.5 (馬なり)
アマレロフレイバー(馬なり)の内1.0秒追走して0.4秒先着
田辺 騎手
「レース間隔が短いですし、変わりないのがいい。
前回のダメージが全然ないのがいいですね。
最後のトライアルで権利を取って滑り込み、ずっとお世話になっている久保田先生とダービーに臨めるのがうれしい。一緒に楽しみたい」
最終追い切り
美浦:南W:重 (田辺)
6ハロン:82.5-66.8-51.9-37.4-11.9 (強め)
田辺 騎手
「ボチボチといった感じ。
前走のダメージは少なかったし、体調は変わりない。
スタートが良ければそのままハナに行きたい」
久保田 調教師
「パクスオトマニカは実戦型なので調教ではさほど動かない。
前走を余力残しで勝ってくれたので体調面も問題ない。
スタミナ血統なので自分でレースをつくって持久力勝負に持ち込みたい」
8枠17番 △7点
・ドゥラエレーデ
父:ドゥラメンテ、母父:オルフェーヴル
騎手:坂井瑠星
脚質:逃げ、先行
評:操作性:9.5 (加減速がスムーズ)
気性:9.5 (気性がとても良い)
スタート:9 (行き足9)馬なり
末脚:加速8.5:持続力8~8.5:最高速度7.5~8
馬場適性:9 (不良までこなせそう)
距離:2200~2400 (馬体的には中距離は問題なさそう)
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を感じる)
コーナー:10 (コーナー加速が巧い)
★データ分析1,3,4,5が当てはまる。
芝ダート兼用。
やや硬めの馬体で、ダートの印象を受ける。
時計のかかる馬場ならチャンスはある。
まだ成長中。ホープフルよりUAEは、しっかりとした身体つき。
★調教動画を観て:腰回りに筋肉が増え、坂の影響は無さそう。
調教
1週前追い切り
栗東:CW:良 (坂井瑠)
6ハロン:81.3-65.4-50.5-35.8-11.5 (一杯)
池添 調教師
「バランスが取れていたし時計も十分。
海外帰りだが早めにトレセンに戻して順調だし、来週はやり過ぎないように微調整の予定です。
距離はやってみないとだけどリズム良く運べれば」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:54.5-38.3-24.0-11.6 (強め)
池添 調教師
「1週前にしっかりとやっているので、今週はオーバーワークを避けて4ハロン54秒の指示。
ラスト300メートルで手綱を緩めて人間が加速についていく感じだったが、すごい時計だった。
馬自身、体が減るでもなく、張りが出ている。
自分のリズムで走れたら、距離もこなせると思う」
8枠18番 ○9点
・サトノグランツ
父:サトノダイヤモンド、母父:オラトリオ
騎手:川田将雅
脚質:先行、まくり型の差し
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:8.5 (気性は良い。ソラ使うかも)
スタート:9 (行き足9:馬なり)
末脚:加速7:持続力9.5:最高速度9 (ずぶい)
馬場適性:8 (稍重は問題なし:近2走を観て)
距離:3000
坂:9.5 (僅かに上り坂の影響を感じる)
コーナー:10
★データ分析3,4,5が当てはまる。
2戦目の未勝利戦を観て:東京2000:ムーア騎手:ゴール前で急にムチの回数が増える。
3戦目、4戦目、5戦目のゴール前でのムチ。
※1頭抜くと加速が鈍る。首の上げ下げが問題ないので「ソラ」かな。
京都記念のパドックを観て、まだ成長の余地ある。
能力は高いけど、レース間隔が短く、疲労が心配。調教、パドックをチェック。
調教
1週前追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:58.1-42.3-27.2-12.9 (馬なり)
友道 調教師
「終いだけやって元気いっぱい。使うごとに良くなっている」
最終追い切り
栗東:坂路:良
800メートル:55.7-39.9-25.3-11.9 (馬なり)
友道 調教師
「ラストは11秒台が出たし、ゴールを過ぎてからの勢いもよかった。
前走以上の具合のよさですね。
皐月賞組など相手は強いですが、一戦ごとに力を付けていますからね。
東京の2400メートルも合っていると思います。
日曜)にしっかり追ったので、今朝は坂路でしまいの1~2ハロンを伸ばす程度。
いい感じに仕上がっています。前走以上の具合の良さだと思います」
軸候補1:変なクセが無い「ファントムシーフ」「ハーツコンチェルト」
軸候補2:ソラを使う可能性がある「サトノグランツ」
ちょっとだけ距離に不安「ショウナンバシット」
紐候補1:騎手にちょっと不安「ソールオリエンス」
現在の能力にちょっと不安「フリームファクシ」
紐候補2:ちょっと元気ない?「スキルヴィング」
体調面の不安要素あり「タスティエーラ」
穴&ワイド軸:腰回りの筋肉が強化、先行力もあり「ドゥラエレーデ、パスクオトマニカ」
穴の紐&ワイド候補:「シャザーン、グリューネグリーン」
出走取消
・トーセンラム 5点
父:ヴァンキッシュラン、母父:ドバイディスティネーション
騎手:
脚質:先行、差し
評:操作性:9 (加減速がスムーズ)
気性:9 (抑えられるけど、前進気勢)
スタート:8 (行き足7.5:促して8)
末脚:加速9.5:持続力8:最高速度7.5~9 (上り坂の影響を受ける)
馬場適性:8 (稍重は問題なし)
距離:2000 (以外と距離はこなせる)
坂:8.5 (上り坂の影響を受ける)
コーナー:9.5 (左回りの方がスムーズ)
★データ分析マイナス要因2が当てはまる。
高低差が少ないコースが良い。
高低差があるコースの場合は、直線が平らなコースが良い。
平地コース(新潟)なら重賞を取れそう。
ほぼ仕上がっている。




