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先輩の秘密
「俺は、中学生で小説家になった。
でも、俺の家族はそれを許さなかった。お前は白石グループを継ぐんだ、余計なことはするなって」
先輩の家は、白石グループというとても大きな規模の会社だ
「そんなときに担当してくれたのが青葉さんだった。
辛いときは全部小説に吐き出してみるといいわよってアドバイスをもらった。それから少しの間は前向きに頑張れた。でも、俺の小説を呼んでくれた人たちの感想を見ていると、
酷いことを言ってくる人もいた。みんながみんなそうじゃないって分かってたけど、それでも俺は怖くて小説をかけなくなった」
一息にそういった先輩は、すぅっと息を吸うとまた話し始めた。
お久しぶりです。
今回も短くなってしまいましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?
誤字脱字があれば、教えていただけると幸いです。