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三度目の世界は救いません  作者: 金木犀
第3章 貢献度ポイントショップ
36/135

貢献度ポイントショップ1

「さて、準備することは山ほどあるけれど、まずはショップをチェックしましょう。」


声に反応し、空中に浮かび上がった≪ショップ≫という文字をタップする。すると、


≪ショップのご利用ありがとうございます

 初回ご利用時のみ、ユーザー登録をお願いしております

 まず、ご利用者様のお名前を音声入力してください≫


「楠 月桂」


≪楠 月桂様

・・・データベースと照合中です・・・・・

成功しました

次に、メッセージに記載されていた貢献度ポイントを音声入力してください≫


「85,476,093ポイント」


≪データベースと照合中です・・・

 成功しました

 最後に、配送先となりますアイテムBOXの登録を行います

 今から表示されます魔方陣の上で、アイテムBOXから何かを取り出し、それを収納してください≫


そのアナウンスが終わると、空中に赤く光る魔方陣が現れた。

見たことのない複雑な魔方陣で、構成している文字らしきものが絶えず動いている。

模倣することも難しそうな高度な技術。

神に類する者の仕業としか考えられない。

まったく、こんな力があるのなら、女神自身が世界を救ったらいいのにと思ってしまうが、神様たちには神様たちのルールでもあるのだろう。

私は魔方陣の上で盾を取り出し、そのままアイテムBOXへ収納した。


≪アイテムBOXの登録・・・成功しました

 以上でユーザー登録は終了です≫


そのアナウンスが終わると魔方陣は消え、代わりによく見る通販サイトのような画面が目の前に現れた。


~貢献度ポイントショップ~

ユーザー名     楠 月桂

貢献度ポイント   85,476,093ポイント

配送先       楠 月桂アイテムBOX

職業        賢者


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