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三度目の世界は救いません  作者: 金木犀
第3章 貢献度ポイントショップ
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探知遮断結界

「アイテムBOXオープン。

 一覧リスト表示・・・

 おー、ほんとに2つの異世界でアイテムBOXに入れていたものがそのまま入ってる。」


懐かしいものから、こんなもの入れたかな?と思うものまで、多種雑多に詰まっている。

アイテムBOXの中身はカテゴリで分類されリストに表示されている。

その中から目的の魔道具を探す。


「あ、あった、これこれ。」


取り出したのは直径10㎝ほどの青い球体型の魔道具。


「探知遮断結界発動」


その声に反応して球体から青い光があふれだす。

その光は半径2,3メートルの半球体をとると、ふっと消えた。


「結界発動に問題なし、と。

 この中にいる限り魔法やスキルで見つけられる可能性はかなり低くなったわね。」


この魔道具は名前の通り、探知系の魔法やスキルを遮断する。

そして、結界内で魔法を行使しても魔素の揺らぎが漏れない仕様になっている。

お値段なんと、金貨100枚(ただし、勇者割ありのお値段)。

使い捨て魔道具の中では最高級品にあたる。


なお、さっきから魔素という言葉がたびたび登場するので説明をしておく。

前提として、魔法とは体内に存在する魔素=MPを起爆剤にし、呪文を媒介として大気中の魔素(魔法の素となるエネルギーのようなもの)を反応させて何かしらの現象を起こすものだ。

魔法使いの腕の良し悪しは、いかに少ないMPで、いかに短い呪文で、いかに高精度・高威力の魔法を発動できるかで判断される。

つまり何を言いたいかというと、魔法を行使すれば大気中の魔素が反応つまり、揺らぐので、それを察知すれば、どこでどのような魔法が使われたのか分かってしまうということだ。


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