表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三度目の世界は救いません  作者: 金木犀
第2章 嚆矢
23/135

メッセージ5

≪2の理由につきまして、補足をいたします

今回のような準備期間を設けることは異例であり、勇者の側にだけ準備期間を設けることは不公平 であるという意見がございました

よって、魔王軍にも同様に侵攻開始日の告知をしております

皆様にはそのことを踏まえ、地球を守るため、あらゆる備えを、行動をお願い致します≫


「あーやっぱりかー。

あっちも万全に準備を整えてくるってことね。」

嫌な予感は当たるものだ。

魔王軍の現状はわからないが、1年の準備期間があるのとないのとでは雲泥の差だ。

そして、こちらに女神(と思われる存在)からこれだけのサービスがあるのだから、不公平にならないためにも、あちら側を支持する神(のような存在)から魔王軍へ、何かしらのサービスが施されていても不思議はない。

脅威度SSクラスなのだから、少しは手加減してほしいところであるが、あちらからすれば、地球の攻略難易度もSくらいあるのかもしれない。


≪3の理由にある貢献度ポイントを利用したショップについて、補足をいたします

まず、貢献度ポイントですが、こちらは以前皆様が異世界を救済するべくなされたその行動を、貢

献度としてポイントに換算したものです

貢献度に影響いたしますのは、異世界を救えたか否か、魔王軍の脅威度、倒した魔王軍の人数、異

世界人からの感謝や尊敬の念の有無など多岐にわたります

加点される行動もあれば、減点される行動もございます≫


「うーん・・過去の行動をポイント化しているってことは、もうそれ以上増えないってことかしら。

それなら安易に使えないわね。」


≪貢献度ポイントを利用したショップは、20XX年7月15日午前0時より利用可能となります

ショップはメッセージ機能と同様、ショップと音声入力されるか、ショップと念じることでウィンドウが開きます

取扱商品や購入方法等については、ショップのQ&Aをご覧ください≫


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ