登場人物まとめ
登場人物
▼ローハン・ザロフ・・・主人公。新兵の訓練教官として、三十年の軍歴を持つ。神に与えられた教官・訓練という贈物を持ち、訓練の場では敵なしだが、命のやり取りになると体が硬直し動かなくなってしまう。妻を軍神とうたわれるギュッヒン侯の六男に寝取られ、怒りのあまり殺害するが、醜聞を恐れたギュッヒン侯により事件は揉み消され、西方の鬼角族との戦いの最前線に追放された。
▼ペン・ジンベジ・・・新兵。槍の名手。
▼ホエテテ・・・新兵。心優しい大男。後に鬼角族の女性と結ばれる。
▼キンデン・ツベヒ・・・新兵。下級貴族の三男坊。
▼ストルコム・・・チュナム守備隊の生き残り。ザロフの副官となる。
▼シルヴィオ・・・風魔術の贈物を持つ兵士。
▼イング・・・拳闘の贈物を持つ兵士。
▼ライドス・・・脱走兵。貴族の子弟で、士官候補生。
▼ハーラント・・・鬼角族キンネク部族の族長。母は人間で、人間のことばをはなす。
▼ユリアンカ・・・ハーラントの妹。母は人間で、人間のことばをはなす。
▼ニピ・・・「草原の民の店」主人で、もふもふ羊の黒鼻族。
▼ヤビツ・・・黒鼻族。人間のことばが使えるので、チュナム集落において通訳となる。
▼ギュッヒン侯・・・数々の武勲をあげ、大将軍の地位につく。選定侯の一人。王となるために反乱をおこす。
▼タルカ将軍・・・元ギュッヒン侯の参謀。将軍となり、反乱を失敗に終わらせた。