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キジバトのプロレタリア文学
久しぶりに詩を描いてみた!
こんな気持ちは久しぶりだ!
鳴いている
鳴いている
夢を見ている
聞こえるのは鳥の声
愛してるのは羊の声
同じことを繰り返して
輪転機のように笑う
同じことを繰り返すのに
エネルギーを使いすぎだ
ロウソクの炎は見つめてはいけない
眺めた夢には手が届くはずと
力を振り絞って何が悪い
鳴いている
鳴いている
キジバトの羽ばたきを
誰かが眺めているのだろう
そこでぼんやり眺めていてくれ
過去のわたしよ、眺めていてくれ
何度も何度も生まれ変われるさ
それを己が望むのならば
さあ、好きな自分に作り変えろ
キジバトの鳴き声が聞こえてくるなら