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(仮)破産気質

作者:永見拓也
 1千万の借金に、フリーター代表・松雪信(25)は頭を抱える。以前に500万で自己破産した古傷が痛んだ。この1千万こそが行方不明の恋人・馬込棗(23)との唯一の絆である。自殺した父親が作った1億の借金があったが、キャバ嬢の収入で棗は9千万を返済できていたのだ――チンピラの羽坂丞(20)は、信と同じカラオケ教室に通っていた。カラオケの師匠(70)は元ヤクザで、足を洗いたいヤクザの手助けをしている。信を師匠は可愛がったが、丞は妬んだ。丞は棗に近寄り、信との仲を引き裂こうとする。丞が姿を消したら棗は行方不明となった。信は棗の借金残りの1千万を引き受け、師匠に闇バイトを紹介して貰う。1年後、毎月50万は返せる様になった。約3年という完済の道が見えて来た頃、棗は不意に現れ、借金が更に増えた事を告白した。その額よりも、信は棗との再会を喜んだ。師匠が励まして歌う北島三郎の『息子』に、信は感極まり涙と鼻水で心を洗った。
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