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9話 隠れ家の物の整理


隠れ家に戻った俺はまず武器から整理する事にした

邪魔なのだ…散乱してて‥

まずはっと‥下級鑑定で表示されるかだ

オークが持ってた盾と斧は

【鑑定不能】

【スキルLvが上がりました】

と出た…

逆にぼろぼろの武器や防具の散乱してた穴から持ってきた物の一つは

下級鑑定

------------------------------------

銘無 最下級

種類=剣 銅製 状態=悪

単純な銅製の大量生産品

------------------------------------


おぉ…この世界に大量生産品なんてあるんだな…

焼き固めただけか?昔は地面使ってベーゴマとか溶かした金属流して焼き固めて作ったもんだが…それと似たような事して作ってんのかな?

金属の型作ってそこに金属入れて後は削るだけ‥これなら大量生産出来るだろうけど…

これじゃ斬るなんて出来ないぞ?せいぜい叩き殺すか突き殺すくらいだ

まぁ鑑定出来ないあの斧と盾は理解出来ないくらの出来だからな‥いればドワーフとかの手作りなんだろうなぁ…

知ってるどの金属とも似通ってないもんなぁ…

人型になったら使いたいな…


人だった頃は親に薦められて子供の頃武道を数年習ったくらいで武器なんて振り回せなかったから、それに男なら武器に憧れるもんだ

なんど近所の会社にあったでっかいハンマーで地面叩いて武器を振る練習したもんさね‥懐かしいなぁ…ごほん!!まぁいいや


俺はとりあえず鑑定不能の物を鑑定出来る物で分けてさらに鑑定出来て状態の悪い物を隠れ家から出してそれらを武器防具庫(オークの穴の)に戻した

まぁこんなんでも女達に必要だろう

半獣化ってのがどんだけ強いかわかんないがあのオークのボスよりは弱いだろうからなってかあの盾使ってきた普通より大きいオークよりも弱いだろうな

ステータス1000以下だったもんな‥あれが一般の人や獣人のステータスか

武器の熟練度持ってる人少なかったし村みたいなとこからオーク達にさらわれたんかな?

ここまででかなり下級鑑定Lvが上がった


俺は洞窟を出る時にちょうど入口を出たとこで獣の血抜きをしてるスゥーラ達獣人と一人の女の前に行き

地面に文字を書いた、こっちを見て逃げようとしてるが俺が地面に文字を書きだしているのと中から出てきた事で気づいたようだ


スゥーラ「待って、あの蛇のようよ」


地面の文字≪必要な物は取った、残りの物は好きに使え≫

これで武器と防具は済んだ


次は道具類の鑑定だ


何やら色んな物がある、恐らく兵隊とか冒険者ーとかいうのが持ってた物なんだろうなぁ…


まずわかりそうなのがアクセサリーっぽいのと杖だ

杖って言っても結構短い手の平二個分くらいの杖ばっかりだ

長い杖は武器庫の方にあった

短いから武器とみなさなかったんだろうねきっと

杖と道具も鑑定出来るのは下級、最下級で状態が悪いのは元の穴に戻した

試しに杖を尻尾で掴んで光をぴかっっとしてみた‥

発動までは少し早くなるのと威力が少し上がっている

光の場合よ予定より少し明るく光る感じだ


なるほどねぇ…

ん…俺しっぽ使えば武器使えんじゃね?

でもしっぽで武器を操る蛇ってどないやねん‥


まぁ何も上げる物なくなったらやろう‥うん


俺を見る度にびくっとなるが俺は気にしない

一応壁を軽く叩きながら洞窟を見て回ったが特に隠し部屋はないようだ

残念…ゲームじゃよくあるからあるかな?と楽しみにしてたのに‥

まぁここはただの巣穴だろうしな‥しょうがない

この世界にダンジョンがあるなら行ってみたいもんだ


最下級、下級で鑑定出来た一部の道具類


球体がついた棒状の道具

------------------------------------

銘無 最下級

種類=魔道具 銅製 状態=良

効果=灯り 効果時間=30分

一度の使用で壊れる

仕様方法

魔力を込める事で誰でも使用可能

------------------------------------

これが一番多かった物で下級の物は効果が1時間~3時間の物があった

なるほどねぇ…でも一度の使用で壊れるのか


まぁこれ以上の級なら永続使用の物もあるだろうし強いやつはそっち持ってるんだろうな


他にはこれだ

------------------------------------

銘無 最下級

種類=魔道具 銅製 状態=良

効果=煙 効果時間=7分

一度の使用で壊れる

仕様方法

火を点ける事で誰でも使用可能

------------------------------------

木の球体に紐がついたものでまぁ煙玉みたいなもんだろう

これに火を点けて投げて逃げる時とかに使うんかな?


鑑定出来ない物で一番目を引いたのは

完全な球体で透き通るように透明で光を当てると虹色に光る…水晶のような鉱石だ、どう見ても誰かが丸く加工したんだろうが

虹色でキレイだなぁ…

俺は気にいったので隠れ家の一番真ん中の切り株の上に設置した


現在の隠れ家(闇魔法)

土を引き詰めてある 四隅に大き目の石を配置 真ん中に切り株

上右に武器 上左に防具 下左に道具 下右に薪


普段は真ん中の切り株を中心にとぐろを巻いて寝ている


他にも奇怪な色んな道具があったがいずれ紹介しよう

杖は武器の方へ持ってった


ふぅ…こんなもんかな…

いやぁ物の整理整頓って楽しいな…また模様替えしたいなぁ

壽は整理整頓が好きでしょっちゅう模様替えなどをしていた

蛇になってもそれは健在のようだ


ここまででかなり下級鑑定Lvが上がった


ちなみに寝るのは夜じゃなく寝たいと思った時だ

腹いっぱいになったら大体隠れ家に戻って寝ている

起きたら脱皮さ

これまでで隠れ家を手に入れてから脱皮した俺の皮はすべて隠れ家の右下の薪と一緒に置いてある、俺は珍しい魔物だからその皮も珍しいだろうと考えてだ

いつか人型になったら売ってお金為てでっかい家買うんだ~

そして毎日模様替えと家の拡張するんだ!

まぁ別に買わなくても作ればいいんだけどね、でも寂しいよねー森に一軒家ってのは…


早く進化しよ‥


次には光魔法の応用だ

まずぴかっっとが成功

次に光のレーザーで攻撃だ

普通に成功した、イメージはキャンプで昔に虫眼鏡の太陽光線で木を燃やした

時のをアニメやゲームとか光線の想像と合わせた感じだ


(おぉー!ついにビームを…くっ‥人だった頃には絶対味わえないこの感じ!いやぁおっさんに感謝だな、いや‥召喚したやつ?でも何かに利用としてたんでしょーならおっさんに感謝でいいんかな?)


さて…次は蜃気楼だが…自分じゃわかんねぇよ…

しかもここ森だし平原とか砂漠じゃないと…


後は~光ってのは熱だからね火魔法と合わせて火魔法を何度も試して放ってみた

じゅわ~っと音がしたと思ったら一瞬で魔物が灰も残さずに消えたよ、うん

太陽=明るい光=光はめっさ熱いとイメージしてるからそんな効果が出たのかな?

だって太陽に近づいたら全部燃えカスも残らずに消えるじゃん?

じゃそうなんじゃねっと考えてるからかもしれない


いまんとこ威力だけで言えばこれが一番かもしんまい

まだ光魔法Lv3までしか育てて無いのに‥威力はこれが一番か…

でも防御や敵を捕らえるのには土が一番役に立ってるな…

石礫を複数生み出して撃ちまくるのが一番魔力の消費が少なく安定した威力があるからな


ここからはピカっとして目を眩まして闇で包んでさらに見えなくしてレーザーで攻撃して闇と光魔法のLv上げに勤しんだ


倒した獣は洞窟の食料穴に入れて魔物は俺が食べた


食料入れる時はスゥーラにこの世界の常識を少しづつ聞いている

といっても中々進まない

早く話せるようになりたいものだ


最下級の灯りの道具と煙玉はいらないから道具類穴に戻しておいた

数は沢山あるが使い捨てだし今の俺にはあってもしょうがないしね

そういえばオークの洞窟の出口から川の間に沢山骨が転がっていた

オーク達が食べた後のゴミ捨て場かもね

しかし川から水を引くくらい考えられんかったんかね?

そう遠くないし…いや俊敏が高いから遠く感じないのか?…うーん


まぁいいや

俺はLv上げとこの西側の森周辺の探検を続けた

さらに西へさらに西へ進んでいくと木で出来た家を沢山見つけたのだ!!

なんとオークに似ている…

だが生活環境があまりにも違いすぎる

何か服みたいなの着てるわ…

洗濯物干しとるわ…


数人鑑定してみたらオーク(亜人)でオークになっていた

オーク(人魔)とゴブリン(人魔)は人型の魔物って事なんだろうな

ただ知性ありそうなゴブリンは妖精でオークは亜人なのか‥まぁ別にいいけどさ

確かに何かの本でゴブリンってのは悪戯好きの妖精とか書いてあった気がするけど…

あの村に出てっても話せないしなぁ

いつか行ってみよう、そう考えて洞窟に戻った


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