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5話 初!知能のすこーし高い魔物


とりあえず俺は

種族=魔蛇 種類=テンプスネィク 階級=下級-中

に進化してみた

ステータスは500ちょいずつ上がっただけで新しい能力に魔眼(魅了)を覚えた

チャンネルを切り替える感じで普段の目と魔眼と変えられるようになった

発動中は毎秒魔力が減っていくようだ

鹿型の魔物に使ってみたらこっちに来いと念じるとこっちに来たので

魅了が成功すれば簡単な命令は聞くようだが攻撃すると

すぐに魅了が解けてしまって逃げてしまった


最近進化にかまけていて最下級鑑定をしてなかったので

一日は魔法練習して二日目は行動範囲内を鑑定しまくる日と交互に繰り返した


お陰で最下級鑑定Lvが10になりその瞬間…

【最下級鑑定LvMAXになりました、下級鑑定に変化します】

と声が聞こえて…ナビと呼ぼうナビが出て下級鑑定Lv1に進化した

すると鹿型やら猿が鑑定出来るようになった


------------------------------------

種族=大鹿 種類=大突鹿 階級=最下級-上

Lv8

体力量 276

気力量 35

魔素量 134

魔力 18

筋力 103

俊敏性 246

●種族能力

突進力+Lv3

------------------------------------

種族=河馬 種類=スゥーレタマス 階級=最下級-上

Lv6

体力量 764

気力量 156

魔素量 18

魔力 3

筋力 467

俊敏性 146

●種族能力

噛砕力+ Lv3

------------------------------------

種族=猿 種類=大猿 階級=最下級-上

Lv4

体力量 264

気力量 76

魔素量 176

魔力 55

筋力 196

俊敏性 276

●種族能力

繁殖力+ Lv6

ジャンプ+ Lv3

------------------------------------


下級鑑定を見る限り特に特徴のある魔物というより変わった獣という感じだ

よっぽど鼠の方が特徴がある鼠にしては大きいし毒持ってるしね

だけど良く鑑定してったら毒もってないただの大鼠ってのもいた

見た目対して変わんなくても違うのもいるんだな


その後

種族=奇蛇 種類=パララィスネィク 階級=下級-中

種族=魔蛇 種類=コンフュスネィク 階級=下級-中

と繰り返して進化し新たに魔眼(混乱)と毒牙(麻痺)が増えた噛むと微毒を回らせると同時に麻痺させられるようだ

魔眼(混乱)は対象に発動するとそこらを暴れまわったり攻撃し出したりうずくまったりまぁ混乱するようだ


そして一度退化してから進化した、ステータスアップの為だ

そう…でかくなるであろうあの蛇に…進化する為だ…


ヒュージスネィクに…


【進化の意思確認しました、進化先……限定されます下記の進化先からお選び下さい】

種族=大蛇 種類=ヒュージスネィク 階級=下級-下を選択した


デカくなるだろうから地面を深く潜って広範囲を柔らかくして押し固めて広い空間を作った意識がすぅーっと…落ちてゆく


そして目が覚めると…






デカいってもんじゃない…かなり深く広く掘った地面をしっぽが飛び出ている…

窮屈なので地面に飛び出してみると周辺のどの木より大きくなってしまっていた

自己鑑定で確かめるとHPや気などが跳ね上がったのと威嚇Lv1が新しく増えた

効果は発動すると強制的にこっちに注意を向けざるおえなくなるそうだ


それよりお腹が空いてしょうがない…

どれだけ食べればおなか一杯になるんだ…

まぁ量というより高Lvや階級の高いのを食べる程おなか一杯に近くなるんだけど

今までの経験上ね


強くなったといってもまだ恐ろしい気配は感じるし初めて今の場所から逆の何の強い気配も感じない森を抜けるであろう方向…南に向かう事にした


木々を踏みつぶしながら?にょろにょろとはけっして言えないバキバキ!ミシミシ!っと破壊音ばかり出しながらなるべくゆっくり進んでゆく

しっかし…ただ進んでるだけなのにLvが上がっただと…食べなくても上がるのか……


(おやっ?)

何やら小さい集落のようなものが見えたぐぐっと頭を持ち上げてみる

すると集落から深緑色っぽい人の半分くらいの人型の何かがこっちを見てすげー慌てている

遠すぎるのか下級鑑定出来ないのでもう少し近づいてもう一度下級鑑定してみると


------------------------------------

ゴブリン

種族=ゴブリン(妖精) 種類=ゴブリン 階級=最下級-上

Lv9

体力量 205

気力量 98

魔素量 10

魔力 1

筋力 176

俊敏性 103

●種族能力

繁殖力+9

●武器熟練度

短剣Lv1

棒Lv1

------------------------------------


(ぶ…武器の熟練度だとぉ!!!!)

俺にはない項目だった…そりゃそうだ…俺は武器が持てない…!!

いや口に加えれば持てなくはないだろうが…ちょっと無理がある…

しかし脳筋のようなステータスだな

しかしこれがゴブリンってやつか…妖精なんだな~魔物じゃないんだ?


じぃーーーーーっと観察しているとゴブリン達が集落から逃げようとしたが一番大きなテントっぽい家から年老いたゴブリンが出てきてこっちに向かって歩いてきた

何やら喋っているがわからない共通語ってやつなら俺は理解出来るらしいが

俺はしゃ~!とかじゃ~!とかしか言えないんだな~これが


(う~ん…魔物じゃないのか、じゃあやめとくか攻撃されたら食えばいいや…)

そう結論を出しさらに進んでいく


するとまた集落を見つけた

今度はゴブリンっぽいが焦げ茶色だ

一応下級鑑定してみると


------------------------------------

ゴブリン

種族=ゴブリン(人魔) 種類=ゴブリン 階級=最下級-上

Lv10

体力量 307

気力量 54

魔素量 10

魔力 1

筋力 207

俊敏性 99

●種族能力

繁殖力+10

●武器熟練度

短剣Lv4

剣Lv1

------------------------------------


ム!ムム!

種族が違う?人魔?人の魔?人型の魔物?よくわからん

だが一番違うのは俺を見た瞬間全員武器を持って向かってきたところだ

特に威嚇Lvは発動してない


短剣やら剣やら斧やらで攻撃されるままじぃーっと見てるが痛くも痒くもない

ふぅ~!っと息を吐いたら16匹吹っ飛んでいった


「じゃじゃじゃじゃじゃ」

つい笑ってしまった

奥で命令してた二回り大きい人魔のゴブリンが出てきて仲間を恫喝している

命令だけして自分は掛かってこないとは…まぁそりゃバカでかい蛇がいりゃ

自分から攻めたくないよな


最下級鑑定

------------------------------------

ビグゴブリン

種族=ゴブリン(人魔) 種類=ゴブリン 階級=下級-中

Lv14

体力量 576

気力量 241

魔素量 10

魔力 1

筋力 346

俊敏性 279

●種族能力

繁殖力+10

●武器熟練度

剣Lv6

------------------------------------


おぉ~そこらのゴブリンより全然強いな

倒れてるゴブリン達を下級鑑定していくと微妙に違いがある

中には魔法を使えるゴブリンもいるうで森の中で火の塊をぶっぱなってきた

といってもゴブリンの拳程度の大きさだが…

ちなみに俺が火魔法の練習する時は岩場でやっている為安全なのだ、えへん


もちろん何のダメージもない

これ以上待っても何もなさそうなので威嚇Lv1を発動し(スキルLv上げ)逃げ出したので体を使って集落を囲った

そう…小さな集落など囲える程でかいのだ

さらにスキル上げの為に魔眼(混乱や魅了)を発動しゴブリン達が魔力を使い果たしたのを見て火魔法で焼いた

ぺろりとしっぽの先を上手く使って口に持ってって食べた


さらに進むとゴブリンの集落がちらほら見える

ここらでわかったが種族が妖精の方のゴブリンは一定以上近づいたら逃げるかあのじいさんのように話しかけてくる

人魔の方は攻撃してくるか逃げる

とわかった、人魔ゴブリンと妖精ゴブリンはどうやら一緒には住んでないようだ

仲が悪いんだろうね、まぁ知らんけど

喋れないし…ふん


まぁでも言葉を話す生き物はこの世界に来て初めて会った


後は俺が話せるようになればいいんだが…

それには進化を繰り返すしかない


俺はさらに進化する為に戻っていった……


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