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心の薬局  作者: 霜月蜜柑
2/5

2 冒険

約束の時間になりました。メルがバナナ広場に着くともうアリスはいました。

「早いね」

「だって早く行きたいもん。さあ行こう。ほうきに乗せて」

「うん」

メルはアリスの好奇心いっぱいの心を感じました。みかん味のさっぱりドロップ・・・でもなんだかこわいことがおこる気もしたのです。


メルのほうきはどんどん上へのぼっていきました。

「わあっ、きれい」

いちご山は上から見るといちごのようなだえんけいで桜のピンク色でとてもかわいいです。

やさしい心のお薬をつくるにはここのさくらんぼを使うといいのです。



「あ、見えてきたよ。古の森」

濃い緑色でとてもいいにおいがしました。でも普通の森です。どこが冒険に最適なのか分かりません。

「アリス、古の森って普通だね。探検するとこなんてあるの?」

「あるわよ。行ってみれば」

二人は森の入り口に降りました。なんだか奇妙な雰囲気です。

「これからどうする?」

「ちょっとついてきて」

アリスはどんどん奥に入っていきました。

「私・・・誰かに呼ばれてる。ほら、アリスって・・・」

でもメルには何も聞こえません。アリスは小さなトンネルに入りました。メルも入ろうと体をかがめた時、突然強い風がきて吹き飛ばされました。

「きゃあっ」

「メル?」

メルは草原に投げ出されました。そしてちょっとした力を感じました。


    魔女は入るな・・・・・・

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