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「珍しい組み合わせ」

「あれれ!?お嬢様〜!?何でアスカちゃんと!?」


 ふらついて歩いていると清楚な格好をしたお嬢様とリボン多めのブラウスとマキシスカートを履いたダブル清楚コンビに私は膝から崩れ落ちた。


「どうしたのユカリちゃん?」


 二人は直ぐに私だと気付いてない駆け寄ってくれた。


「アスカちゃん、どうしてお嬢様と!?もしかしてこれがユーゴ君が言ってたNTRなの!?」


「えぬーてぃーあーる?」


「ち、違うよユカリちゃん!?私がユイさんを取るライバル 枠じゃないよ?」


「でも楽しそうに話してた!お嬢様は私と緊張しなが話してるのに・・・うわ〜ん!!」


 私は見てた、お嬢様があんなに自然に話してるのを!私には見せてくれてないのに!


「誤解なの!お願いだから変な妄想膨らませないでよ!?」


「裏切り者〜!!」


☆★☆★ 


「ほえ〜ボトムスって沢山あるんだね!」


 どうやら二人はコーデを考えていてたまたま出会ったらしい。


「全くも〜私がユカリちゃんの恋人枠を奪う理由ないでしょ?」


 それもそっか、私としてはアスカちゃん大好きだからもっと話したいな。


「こ、恋人って・・大袈裟よ」 


「でもユカリちゃん好きですよね?」


「それは・・・うん・・・」


 お嬢様はいつもより大人しく別れた時にアスカちゃんは私に聞いてきた。


「ユカリちゃんがいると緊張して言葉が出せないのかも」


「そうなの?」


「うん、話してみるとおっとりしてて如何にもお嬢様って雰囲気あるけどユカリちゃんがいるだけで顔が赤くなって言葉がぐにゃぐにゃになるみたい」


「それって嫌われたりしてないよね?」


「多分ね?」


 止めてよそのどっちつかずの反応、本当に嫌われてたら私泣くよ?


「もう暫くはこの状態になりそうだね」


「うぅ、お嬢様・・・!」

  

 何か仲良くなれる方法は・・・


「あ、そうだ!」


 私はいいこと思いついて早速お助け部に依頼を出すことにした。

 

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