表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/74

「喫茶店【バッド・アス】」その3

「い、意外と人多い!!」


 初めて嘆いた言葉は新店舗なのに想像以上に人手が足りないこと、それとほぼ男しかいないこと。


「はぁ・・・お嬢様がいれば絶対大人気アイドル並みに人気を博したのに」


「お嬢様?」


 私は可愛くて美人で優しい巨乳お嬢様の話をした。


 是非とも店に欲しいと言われたけど持病のせいで動く仕事は大抵NGとせんせにも言われた。


「やっぱり高嶺の花はそう簡単にほいほい来てくれませんね」


 心底がっかりしてるけど私達でも満足する働きだと言われ、入社しないか?と言われたけどまだ早いからとお断りした。


 一週間みっちり働き、誰も欠席する事なく勤勉に働いた。


 私達が来てから女性の人達も増えるようになり知名度がグンと上がったみたい。


 私達とノアさんはすっかり仲良しになって電話番号もゲットした。


「皆さんの頑張りのお陰で助かっちゃいました〜♪」


 ノアさんは私達を腕で抱き寄せて温かいハグをしてくれた。


 果たして貰った給料は・・・!?


「うひゃあ!?」


「「おお〜!!」」


 今時茶封筒を手渡しとは、私は我慢出来ずに中身を開いて確認すると・・・バイトの給料とは思えない破格の金額が三人の眼を光り輝かせる。


「あ、でもここから引かれ・・・」


「もう引きましたので大丈夫ですよ〜♪」


 この人は多分、前世は天使か女神なんだろうな。私達はノアさんを天使と讃え、今後ともご贔屓に〜と送り出してくれた。


 因みにその日以降、私達の新たな溜まり場になった。


 店主はどう見てもとカタギっぽくないけど私達が来るとそれを見計らったようにノアさんがお迎えしてくれる。


 ちゃんと別の日にお嬢様を引き連れて紹介した。


 大切な友達も引き連れて羨ましがられた。ノアさんの喫茶店の知名度が上がり、エミちゃんの宣伝により先日取材も受けたって喜んでた。 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ