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面談前4.第八回目面談(二〇一七年十一月二十二日)
胃がキリキリと痛む。身体の芯が熱を失う。
どんな言葉を並べても、どんな言い訳をしようとも、きっと見抜かれてしまう――そんな気がする。
構内のそこここで、もうすぐ始まる大学祭の気配が漂う。ゼミ単位での模擬店、サークル単位での模擬店、野外ステージ――色々だ。楽しげで、浮かれている空気。我がゼミには、到底関係のない空気感。
振替休日で、人の気配がないこの場が、私の内臓をさらに締め上げる。
言葉を並べても、誤魔化しても、きっと見抜かれてしまうとわかる。また呆れさせてしまう気がする。身体を、内臓を、ギュウッと締められている錯覚がする。
周りはもう、どんどんと先に進んでいるのに。私だけが、一歩も進んでいないような気がする。
もうすぐ、一人目の面談が始まる頃だろうか。ああ、それを考えると、より痛みが増すようだ。
つらい。くるしい。たすけてほしい。
それでも。乗り越えられるのは、自分自身でしかないのだ。




