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面談前2.第四回目面談(二〇一七年十月二十五日)
指先が冷たいのは、手を洗ったからだとか、少し涼しいからだとか、そんな理由ではないような気がする。
心臓が重い。心臓が痛い。身体中、あちこちが鈍く固まっているようだ。血液が末梢まで至っていないのではないかと、そんな錯覚さえある。
何の容赦もなく、時間は過ぎる。刻一刻と、音もなく過ぎていく。その度に、身体のどこかが悲鳴をあげる。
この苦しみが、このような苦しみが、週に一度やって来る。逃れれば、さらに苦しむことがわかるから、耐えねばならないと言い聞かせる。
さぁ、行こうか。
心の準備もできないままに、私は小さく息を吸い込んだ。




