夜の魔王様マジパナい
ネイヤさんの話は、本格的に書くとガチでエロくなるから割愛。
次の日目が覚めると、俺はベッドで目隠しされ、全裸で手足を縛られていた。
もうあれだ、ネイヤさんにDTをちゃっかり寝て居る間に美味しく喰われてました。
「うふふ、ごめんね?
味見したら美味しくて。
つい全部食べちゃった。」
耳元でゾクゾクする甘え声。
どうやらネイヤさんは、夜も魔王だったようです。(確信)
気持ちいいとか、腰が痛いとかそんなちゃちなもんでは無い。
色んなもん吸い取られた感じがするよ。
つーか、初体験が睡眠時緊縛プレイとか、異世界過ぎて涙が出ちゃう。
まぁうん気持ちよかった。
凄くテクニシャンだったさ。
半泣きで、なんでこんな事をと聞いたら。
彼女の 寂しい は、性的な意味での人寂しいでした。
他人の魔力や神力は、身体を繋げてより感じ合うのがお好みなのだそうな。
うん、よく分からん。
流石異世界人と思って置いた。
こんな美人さんに、妖艶にせまられて嫌がるDTは、余程生真面目か好きな女が居るやつか、男好きのホモBL勢あたりだろうな。
悲しいかな男の下半身は、若ければ若い程倫理観とガチバトル始めるからな。
出来ればこんなに強引で無く、一言位は欲しかったかな。
ガッカリな初体験にちょっと遠い目になりつつ、修行の日々にネイヤさんの夜のお相手が加わり。
俺は益々別の意味でも鍛えられた気かする。
特に女の扱いとか。
どう触れたら喜ばれるとか。
今後色々役に立つのか分からないものばかりだったが。
この屋敷を旅立つ頃には、夜のネイヤさんを多少あしらえる位には進化した。
昼はまあ、うん。
それなりには強くなったんじゃないかな?
え?夜のネイヤさんの話をしろ?
ヤメろよ!
俺が、ネイヤさんの言葉攻めとテクニシャンな手管に、らめぇと喘ぐだけの簡単なお話なんか聴きたいのかよ?
既に黒歴史入りだよ。
そんな感じで俺がトトエ大陸にて。
修行は身体には、過酷で熾烈だったから大変だったけれど。
精神的にはネイヤさんのお陰で、とても呑気に過ごしていた頃。
里奈奈美の双子と榛名達は、厄介事に巻き込まれていた。
召喚されてから、目覚めた後。
榛名さんが三度目の召喚の加護の弊害から記憶喪失になって。
既にこちらに来ていた草薙達と合流した時、神殿連中との間で、かなり剣呑な自体になっていたなんて。
俺は再会するまで知らなかったんだ。
更にもう一つ進行していた。
ネイヤさんは身体の繋がりで、俺の中の見た事の無いタイプの複数の封印を解こうとしていただなんて。
幾つか開錠され、じんわりと能力底上げされていたなんて事も。
だがそれでも二つ解け無い封印が、どうやっても有ったらしい。
それが解けるのは、俺自身の何かのフラグだったと、数年後に知るのだが。
俺は何も分からず。
今は黙々と旅立ちの支度をするのだった。
夜の魔王様が言いたかった!(馬鹿)
そんなけの話を入れてみた。
主人公君は、一途なのか流されやすいのかで言うと。
you流れに身を任せちゃいヨ!系かもしれない。
男なので、それなりの下心は有りますが。
学生時代は、生きる事に多忙過ぎて、考える余裕も恋愛的な出会いも薄く。
孤児の身の上的に、自分の恋愛的な評価は底辺だと思ってます。
少し損得を重視し過ぎた弊害ですかね。
しがらみの無い異世界だと、彼はちょっと解き放たれちゃう、のか?
又気が向いたら書きますね。




