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Infinite Justice  作者: 32F°大佐
第2章 Nec Possum Tecum Vivere, Nec Sine Te.
22/56

第十九話 "護衛"

ここからストックがほとんどない...(- -;)


第2章自体は区切りすら決めてないので、かなり迷走しそうです


今の更新スピードよりもかなり落ちるかもしれませんがあしからず。

 「護衛って言ったって、建物の中じゃない!ばっかじゃないの?こっちも忙しいのよ!」

といいたいが、こっちも職なくすのいやなので(まあ、別に食ってはいけるのだが)というより、さっさと帰ってなぞを解きたいので、いやいやながら部屋の中で一応うわべだけきりっとして立つ。


寝そうになった瞬間、ドアをノックする音が聞こえた。どうやら護衛とはいえども、機密情報らしく、部屋の外にいるよういわれた。

護衛の意味ないじゃない!ツッコミたくなる。

15分ぐらいたっただろうか...


バンッ!バンッ!

銃声!

「大丈夫ですか!?」

もうすでに護衛対象は殺されていた。助かる見込みとかそういうレベルじゃなく、胸に1っぱつ、頭に2発。もう1人ももう手遅れだった。く、私としたことが...

犯人は、サングラスとバンダナをしている。拳銃か。

すぐに物陰にかくれて、発砲する。向こうも応戦してくるが...なんちゅう拳銃だ。マシンピストル?フルオート?ふざけるんじゃ...


弾きれたぁ!

やばい、やばい、やばい、やばい。

どうするんだ。殺される。こっちに近づいてくる。

そのときだった。

「大丈夫ですか!?」


今度は言われる側かぁ!?誰かと思ったら、連合の女性兵士だ。

待て待て待て待てぃ!剣で拳銃に応戦しとるぞ、おい!

男はガラスを突き破ってさっさと逃げてった。

「大丈夫ですか!?」

「いや、その、あの、配属どこ?」

かみかみやないか!

「あ、はい、連合軍軍曹、アデレード・ティソナです。」

「た、助けてくれてありがと。私はアイバー加恋。よろしく。」

まあ、別に護衛ぐらいできなくたって...護衛...?

帰ったらたっぷり怒られるぅ!


はい、怒られて減給されました。


そして翌日また護衛。普通失態を犯した奴にやらせるか?


自分専用のバイクに乗る。龍河の父親がカスタマイズしてくれたもので、私専用のものだ。


無線を耳にセットしバイクを吹かす。委員会職員という名の特権で制限速度100㎞/hの道を400km/hで爆走する。


無線がかかってくる。いきなりなんだよ...

「こちらアイバー中尉、どうぞ。」

「こちら本部です。連合国軍の護衛対象の無力化を確認。大至急確認せよ。」


護衛する前に、銃撃されるってどういうこと!!別に、遅刻したわけでもない。向かってる途中で(基地まであと1km)殺されるって、こんなできすぎたこと...まあ、責任問われるよりましなんだけど。

バイクを、600km/hまでエンジンをふかす。


非常事態だ。こうなったらバイクに乗ったまま突入だ。拳銃型擲弾で入口を吹っ飛ばす。

大切なバイクから丁寧かつ迅速に降りる。

一瞬、地獄とも取れる惨事に言葉を失った。確かに数百人規模の小さい基地だが...何よ、この死体のやま...ワンショットキル?そんな...全部頭を打ち抜かれてるなんて...

ゲートも、警備員も、作業員も全員死んでいる。まだ...犯人はいるはず。死体を飛び越えながら、全力疾走する。


ハァハァ、口から息が漏れながら、男の背後から銃を構える。


「銃を捨てなさい。特殊領域が張られているから、どんなに魔法が使えても、銃弾1発が致命傷になるはず。ブラック、あなたを、国家反逆容疑で、逮捕する!」

「まぁ、まぁ、落ち着けって。そうあせるんじゃない。シルビア。ほんと、カレンに、似てるなぁ。」

ドキッとする。

「カレンって、私のことじゃなくて...」

「そう、お前の曾ばあちゃんだ。シルビアというより、加恋と言ったほうが良いか?」

「この前、高官を殺したのもあんたなんでしょ!」

「この前...?ああ、いや、俺じゃない。第一俺だったら、あんな無謀な作戦はしない。」

こいつじゃない...?じゃあ、いったい誰が...?

「英雄の末裔を保護するのが俺たちの目的だ。いまは、3人か。もうじき4人目が手に入る。」

「英雄の末裔は1人じゃないの!?」

「おっと、長話をする間に領域が解けたか。相変わらず、セキュリティー甘いなぁ。まさか、100年前の魔界と同じか。」

黒い翼を広げて、飛び立とうとする。とっさに弓を取り出し、弦を引く。

「やっぱり、弓は近距離に弱い。近接戦闘術も学んでおけ。」

まさかりで切られた。きられたのに、傷はつかない上に痛みもない。。だが、意識を失ってしまった...



「大丈夫ですか!!」

すみれがベッドの横で必死に呼びかけてくれていた。

「いったい何が...」

「呪いを解くのに、かなり時間がかかったんですよ。3日間生死の境をさまよい続けましたからね。もう、いったい何やってたんですか。別に呪いがかかってただけですから、今にでも退院できますよ。」

頭が寝てたせいでぼうっとする。

「新人さんが来たらしいです。なんか、ソフィアとかなんかそういう名前らしいですよ。」

ああ、なんかそんなことメールで来たなぁと思い出す。

「ひっさしぶりねぇ~。加恋ちゃん。覚えてる?ほら、北海道で。しっかし、ずいぶんと厄介な呪いにかかってたねえ。だいぶ魔力をつかってつかれたわ。じゃあ、また後で~」


頼もしかったが、なぜ...

若々しいしゃべり方だ...

P.S.

女言葉めんどくさい!(笑)

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