リコリスの牧場の従業員たち
No.1 『蝙蝠』
リコリスのウエストポーチ。通称『蝙蝠様』
主人の一部なのでレベルは1000かもしれない。
両端に小さな羽がゆっくり羽ばたいていて、口にはびっしり尖った歯が若干怖い。
ハロウィン限定デザインの蝙蝠ポーチ。
意志をもって動いているらしく、気が利いていて空気も読める男前。
口は悪いが、面倒見がいい。
中を覗くとそこは魔界でした。
No.2 『ペオニア・バークマン』
2年前の異変の後でスィエルの町に越してきた貴族のお嬢様。
コミュニケーション能力不足で、色々と町の人間に迷惑をかけていたが、チェスナットたち3馬鹿とぶつかり合って相殺していた。
リコリスにお仕置きされて、後に牧場の従業員に。
……何かに目覚めたのだろうか。
引越しの理由は、人に教えるのが恥ずかしい家庭の事情から。
最近はウィード犬が気にかかっているようだ。
No.3 『アイリス・セルベア』
ペオニアの護衛の1人。女性。
同じ護衛のジェンシャン、ジニアとは姉妹で、長女。
3姉妹のリーダーで非常に真面目だが、融通が利かない面もある。
……が、説教して聞き入れる面子が周囲にいないため、無意味だったり。
腹筋が割れているらしい。
色事は苦手。でも、目の前でやられたら、顔を覆いつつ指の間から見ちゃうタイプ。
No.4 『ジェンシャン・セルベア』
ペオニアの護衛の1人。女性。
同じ護衛のアイリス、ジニアとは姉妹で、次女。お色気担当。
色々オープンで、口調も間延びしているが、意外とムードメーカー。
悪戯っぽく微笑みつつ、観察眼は牧場内でも随一。
最初は抑えていたが、だんだんと本性が出てきていて、最近はライカリスとも普通に会話可能。
レベルが上がったら怖い、リビダ予備軍。
No.5 『ジニア・セルベア』
ペオニアの護衛の1人。女性。
同じ護衛のアイリス、ジェンシャンとは姉妹で、三女。
無口で、無表情。気配を消すのが得意……だが、実はミーハー少女だったりして。
最近はリコリスとライカリスの関係が気になって仕方ない。
密かにニヤニヤしつつ、2人の観察日記をしたためるのが趣味。
妄想って楽しいよ!
No.6 『チェスナット』
リコリスに弟子入り(強制)した元ゴロツキ。男性。
元々は王都でスラム暮らしをしていた。
実は雑魚の中では強い方。
完全に我流で鍛えたため、ガタイがいいだけの筋肉ダルマ。
黒に近い焦げ茶の髪に、薄い青の目をしている。
弟子入り前は伸び放題のボサボサ頭に無精髭。
現在はライカリスの気分と機嫌でちょこちょこ見た目が変わる。
単純で素直なバカ。
No.7 『ファー』
リコリスに弟子入り(強制)した元ゴロツキ。男性。
スィエルの町に来る前からチェスナットたちと一緒にいる。
鍛えるより、ぼーっしている方が好きだったよう。
今でも仲間より若干丸いのはそのためか。
ちゃんと洗えば、干し草色の柔らかい髪をしている。目は緑。
弟子入り後は、伸びた端から牛に散髪される日々。
戦隊モノでいうとイエローな感じ。つぶらな瞳の天然系。
No.8 『ウィロウ』
リコリスに弟子入り(強制)した元ゴロツキ。男性。
スィエルの町に来る前からチェスナットたちと一緒にいる。
元々悪ぶっているというより、荒んでいたらしい。
仲間の単純さが居心地よかったのか、一緒にバカをやるように。
黒い髪をバサバサに伸ばしていたが、弟子入り後は自力散髪。
目は薄めの灰色をしている。
最近ちょっと枯れ気味。
No.9 『ウィード』
リコリスが連れて帰ってきた茶色い毛並みの犬。
心とプライドをへし折られた、傲慢野郎のなれの果て。
元々は、この世界の2大宗教の片割れ、ソレイユ教の高位神官。
高貴な出でもある。見る影もないが。
イロイロされちゃった結果、順調に従順な犬化中。
優しく接してくれるペオニアに、何らかの感情が芽生えている。