あなたは周りに必要とされていますか?
第9章 不必要な人
今度は不必要な人が訪れてきた。占いネコは言った。「何とでも言ってみるにゃ。」不必要な人は言った。「私は自慢ではないが、自尊心が低く、周りの人に何を言われても、
何かを思われていても、何とも思ない。何故なら、自己の評価の低さに満足しているからで。しかしながら、思うがままの人間イメージに近づけずに、はしゃいだり、喜んだりすることは、超苦手です。だって、考えてもみてくださいよ、自分の殻に閉じこもって、臆病に考えることもおっくうな私に何ができるというのか。」占いネコは言った。「それは、いたし方ないにゃ。接点も意見の集約の合意も見出せないひとが、おごって自分を押し込めて生きてるニャよ。もっと自分に重い仕打ちを与えてみてはどうかな?」不必要な人は
言った。「これ以上の重い仕打ちとは、どういうことですか?自分以外の人間の勘違い
に近い、衝動的な飽きっぽさにさえ、耐えて頑張っている自分がなぜ・・?」。占いネコは言った。「気持ちは重々わかりますニャ
。人たるもの、自分の気分にわがままな人もいますからニャ・・。でもニャ、いつ何時に自分のほうから、蓄えた自分の知恵や知識をひけらかさんときに、相手の冗談に合わせていては損にゃ。もっと自分の得とすることを考えるにゃ、そのために、久方ぶりのふりして、自分の行いをただしてみるにゃ。もっと、言いたいこと探りたいことがでてくるにゃ。それがもっともの話なら、気分はわずかながら、わだかまりをぬけた状態に突入するはずニャ。」きっと誰かがわかってくれる、それまであきらめない姿勢を貫く態度に言及されて、なんだかうちふせられた気がした、
不必要な人でした。




