心弱き人の弱点とはなにか?
第5章 弱気な人
占いネコのところに、また人が来た。
今度は弱気な人だ。キツイ冗談が嫌いな、じゃっかん真面目な人らしい。占いネコは言った「何の用だなにゃん」と。弱気な人は言った。「基本的に私は、生真面目でありながら
したたかな一面も持っている、と同時に、いかんともしがたい、弱気な一面も持っている
どうしたものか?」占いネコは言った。「いかんともしがたいにゃ、どうしても弱気な体質は変わりきれないほど、人の性質は変えてしまってはいけないにゃ」と。弱気な人は言った「でもこの弱さのせいで、人に笑われたり、後ろ指さされたりしては、びくびくしている、自分が嫌で・・」と答えた。占いネコは言った「自分がまれにみる、愉快な腹いせのような思いをえがいた事はないかにゃ?」といった。弱気な人は答えた。「ウーム、確かに、人にざまーみろとか、ゆすりのような精神で人に邪見に見えないような言葉を選んだりします。」といった。占いネコは言った
。「それは、一つの周囲への圧迫感への、自覚の無い人への、報復観念にゃよ、自分以外の人が、強気に出てくることを恐れてのことにゃり。」とネコは言った。弱気な人は答えた「自分が、今感じている弱気の心は、周りの人への異常な程の執着心で、自分をあー見ろ、こー見ろとコントロールしていたんでしょうか・・。」と。そこで、ネコは言った「
人は辛抱が大事なにゃ。うだうだ言われても、全然かまってもらえなくても、人としてのありかたに、自信を持っていいのは、自分が弱いことの晒し方次第ニャ。どんなに強い人でも、弱いところはある。それを、支えあうのが人間らしさニャ。」弱気な人はホッとして家路についたそうだ。




