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占いネコ  作者: 竹内 昴


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心優しき人は情熱的な人

第二章 心優しい人

次の占い相手は心優しい人だった。占いネコは簡単に人の気持ちを解きほぐしてくれる占いのネコだという評判を聞いていたらしい。

心優しい人は言った。「人の心に卑しい人に悩んでいます。どうか、お導きをおねがいします。」と。占いネコは言った。「簡単に言うニャ、人がどういう事に卑しいか、それは

人の中の自分に等しい自分の羨ましさに、魂胆があるニャ、あなたは自分に心の気分を捧げようとして、そのあだとして卑しい気持ちをぶつけられてるニャ」。心優しい人は、押し黙った。そのうちの気持ちの気配りに、畜生や悔しいなどの言葉の言霊のようなけたたましさを感じて、涙を流しそうになった。

泣く泣く、心優しい人は言った。「どうにもあがけない、どうしようもない心の申し訳なさが、同時に他人を不憫におもったり、心張り裂けそうな気持ちをこらえたりしてたんです。」占いネコははいった、「こういうああいう事柄の前に事前に忍び寄る、自分の身構えと他人の冷たい視線に怯えているだけじゃ

本物のやさしさは使いどころのない、傷んだチョコレートにゃ」心優しき人は言った。「傷んだチョコレートとはつまり、欲しいときに食べられない、もらってもうれしくない、捨てるしかないんだけど、もったいないような・・」わかったような気がした、心優しき人は涙を吹いてお礼を言いました。占いネコは最後に「頑張るニャ」といいました。

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