表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/123

第二部56話── 黒将・第二段階。核散弾、襲来

【戦場が“闇”に染まる】


黒将

「グォォォォォォ!!」


 十数ある“核”が黒炎を纏い、

 それぞれが意思を持ったように空を舞う。


ソフィア

「やばい……!来る!!

 ——黒核散弾こっかくさんだん!!」


タク

「散った!?ふざけんな……!!」


悠真

「全方向攻撃だ……!避けろ!!」


キャス

「お兄ちゃん!!手つないで!!」


タク

「おう!!絶対離れるな!!」


 


──────────────────────────────


【黒核の雨──激しい一斉攻撃】


黒核が一斉に爆ぜた。


ドゴォォォン!!

 ドン!ドン!ドン!


地面は抉れ、

黒い残滓が煙のように舞う。


ソフィア

「これ全部……“核”なのよ!?

 普通の黒霧なんか比じゃない!!」


悠真

「近づくな!触れたら終わりだ!!」


キャスが叫ぶ。


キャス

「お兄ちゃん近い!!」


タク

「くそっ……!!」


核がタクへ一直線に飛ぶ。


タク

「迅雷──空歩!!」


空を蹴り、

タクは核の間をすり抜けた。


だが──


ソフィア

「タク!!後ろ!!」


黒核が背後で連続弾ける。


タク

「うおおっ……!!」


爆風で吹き飛ばされる瞬間、

キャスが横から飛びついた。


キャス

「つかまえた!!」


タク

「助かった……!!」


 


──────────────────────────────


【ソフィア──三重光壁の限界】


ソフィアは息を切らしながら詠唱。


ソフィア

三重光壁トリプルライトウォール!!」


カンッ!

カンッ!

カンッ!


三枚の光壁が形成され、

散弾を受け止める。


だが──


「──ッッ!!」


三枚目の光壁に亀裂が走る。


ソフィア

「ダメ……押される……!!」


タク

「ソフィア!!」


悠真が黒核を斬り落としながら叫ぶ。


悠真

「光壁は時間稼ぎにしかならない!!

 この弾幕は、やべぇレベルだ……!!」


タク

「悠真、斬れるか!!?」


悠真は苦笑して答える。


悠真

「斬れる。でも増える!!」


タク

「はぁ!??」


 


──────────────────────────────


【黒将──黒炎核の自己再生】


悠真

「タク。あれ……核を斬った瞬間、

 “二つに増えて”復活した。」


タク

「ベビーモス方式かよ!!

 初代の……クソ仕様!!」


キャス

「どうしよ……!?」


ソフィア

「タク!!悠真!!キャス!!

 “黒将本体”を止めないと……

 核は無限だよ!!」


タク

「……くそっ、やっぱ本体か!!」


 


──────────────────────────────


【キャス、超高速で突破口を開く】


キャスの瞳が獣の光で揺れる。


キャス

「お兄ちゃん……!

 私、行くね……!!」


タク

「危ねぇ!お前はまだ武器になれて──」


キャス

「なれる!!

 お兄ちゃん守るためなら!!」


キャスの足元が光る。


ドッ!!


次の瞬間──

キャスは黒核の雨の中を“消えたように”駆け抜けた。


悠真

「速すぎる……!」


ソフィア

「……あの子、跳躍と加速だけで

 黒核散弾を避けてる……!?」


キャス

「えいっ!!」


黒将の脚に回し蹴りが命中。


黒将

「ォォ!!」


ひざが少し沈む。


タク

「キャス!!戻れ!!」


キャス

「次は、お兄ちゃんの番だよ!!」


 


──────────────────────────────


【タク──“蒼光水” 完全展開】


タクは刀の柄を握る。

蒼光が刀身に静かに満ちる。


タク

「……行くぞ。

 如水──“蒼光水・解放”!!」


バチンッ!!


蒼白い水光が爆ぜ、

地面に蒼の波紋が広がる。


悠真

「うお……タク!!

 本気で行く気だな!」


タク

「当たり前だ!!

 キャスも……悠真も……

 ソフィアも……

 誰一人欠けさせねぇ!!」


黒将

「グォォォォッ!!」


タク

「来いよ化け物!!」


蒼光が走る。

水が流れ、

光が切裂く。


タク

「蒼光──“りゅう!!”」


黒核散弾を蒼光が押し流す。


ソフィア

「まだ行ける!!

 光加速ライトブースト!!」


タクの体がさらに加速。


タク

「“ほん!!”」


蒼光が黒将の体を貫いた。


黒将

「ォォォ……!!」


悠真

「おおおお!!

 ひざついた!!」


 


──────────────────────────────


【悠真──蒼炎の奥義 全開】


悠真

「タク!!合わせる!!」


タク

「任せた!!」


悠真の刀に蒼炎と光が宿り──

炎の雷のように燃え上がる。


悠真

「蒼炎奥義──

 “蒼牙天衝そうがてんしょう!!”」


ズドォォォォン!!!


白青の炎牙が黒将の肩を噛み砕く。


黒将

「オ……オォォォ……!!」


 


──────────────────────────────


【四人の連撃──黒将が崩れ始める】


キャス

「もういっちょ!!」


ソフィア

「援護する!!光鎖!!」


タク

「蒼光・裂!!」


悠真

「蒼炎・烈!!」


四人の攻撃が黒将を追い詰める。


地面が砕け、

黒将の動きが鈍る。


ソフィア

「いける……!!このまま押す!!」


 


──────────────────────────────


【しかし──“本気”の黒将はここから】


黒将

「……ォォ……

 オォォオオオオオオ!!!!!」


 黒炎が爆発した。


四人

「……っ!?」


黒将の体が巨大化し、

核が融合して漆黒の鎧となる。


悠真

「第三段階……!?

 嘘だろ……!」


ソフィア

「これ……完全に“初代の干渉”だよ……!」


黒将

「グ……オオオオオ……ッ!!」


タク

「まだ終わりじゃねぇってか……!!」


キャス

「お兄ちゃん……。

 でも……負けない。

 四人なら……倒せる!!」


タク

「……ああ。

 絶対に勝つぞ……!!」


 


──────────────────────────────

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ