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         13  平和条約

 北の国も漸く落ち着いた。政治的にも経済的にも安定している。マリエール王国は豊かになった。過剰な食材が出来る。食品加工が必要だ。

          13  平和条約


 北の国の政治、経済はなんとか落ち着いた。マリエール王国のお陰だ。感謝しかない。経済はともかくとして政治は混乱していた。元国王が引き起こした混乱が後を引いた。具体的には第二王妃派閥が解消されない。新国王に不満を持つものが元国王の第二王妃派閥に繋がる。結局元国王の第二王妃や派閥の者を捕らえ処分した。新国王のリーダーシップで何とか凌いだ。やっと安定の時を迎えた。マリエール女王から平和条約を結ばないかと打診があった。即打診を受けた。

 マリエール王国は山脈を消し去って豊かになった。元東の国は水がふんだんになり土地が肥え、農作物が豊かに育ち畜産も良好だ。農林水産業が軌道に乗った。元々人口が少ない土地に過剰な豊かさだ。物が余る。食品加工が必然的に必要になる。また山脈をアイテムボックスに入れた。鉱石や宝石、石炭や石油を産出する。さまざまな産業が生まれる。土地が豊かになり魔獣が増えた。元東の国では数万から数十万の人々が城塞都市に住み農林水産も城塞都市の内部でほとんどの作業が行われる。冒険者ギルドも城塞都市内にありダンジョンもある。城塞都市外に出るのはほとんど冒険者だけだ。元々人口が少ないからそんな形が取れる。城塞都市間、他の場所との転移陣があるから流通も支障がない。

 国々、場所によりやり方は違う。しかしマリエールはマリエール王国だけが良ければそれで良いとは考えない。マリエール王国を取り巻く北の国、西の国との連携が必要だ。相互に協力して物流や制度の統一を図らなければならない。例えば言語、単位、貨幣-------。

そのための平和条約が結びたい。

 北の国は同意した。西の国は平和条約自身の締結には同意したが制度の早急な統一には難色を示した。徐々にで良いとマリエールも思う。

 転移陣を使って、マリエール、北の国の国王、西の国の国王が一同に介した。マリエールは会の主旨を説明した。相互不可侵、相互軍事協力、相互友好関係、積極的な物流や技術協力は勿論であるが制度の統一つまり言語、単位、貨幣------------。の統一をいずれしたい。お互いに独立した国であっても同じ国の様に統一した制度の元円滑に事業、産業、物流を行いたいとマリエールは言う。和やかな中にも緊張した場面もあり、お互いの意見を述べあった。

 そして調印式だ。3国の友好をアピールする。お互いに対等な関係だ。決して従属関係ではない。お互いに密接な友好国だ。調印式の後は懇親会だ。8歳になったマリエールの外見はこの場では異様だがだからと言ってこの場ではその事を問題にする者はいない。常に話題の中心になり笑顔で場を盛り上げる。話題は多種多様だ。新しい製品、新しい制度、3国以外との関係、海外進出、珍しい魔獣-----------。とにかく話題が尽きない。賢い子どものように見えるがこの中で最も重要人物だ。彼女の言葉で国々は動く。誰もが彼女に注目する。彼女が主役だ。

 北の国、西の国を招いてマリエールは平和条約の調印式を行なった。相互不可侵、軍事同盟だけなく相互の経済や友好の条約だ。

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