ワタシ 3
ワタシ自身のことを、もう少し話す。
ワタシは、物心ついた時から、男のヒトって、バカだな…と思うことが度々あり、それには自分と同じ性の女性のヒトも絡み出して、マルっと、そう感じることがあった。
例えば、
ダメンズに惹かれる女はワタシにはバカな女なのである。
こう、キッパリ言えば、言葉の如しだが、ワタシは確かに女であり、確かに女性という全体像ソノモノは好いていた。
そんなワタシは、回りで起こる物事を幾分か他の人よりも客観的に見れる傾向があり、それが、良くも悪くもワタシの今までの人生を左右してきたと最近では自己分析している。
良いこととしては、まずもって本当に自分が関与してはいけないことを早々に判断して、どことなく自分がデンジャーだと感ずる他人事には首を突っ込むことなく、そういった類いのヨソからのダメージを我が身に受けることは、そうそう無かった。
悪いこととしては、
最近、特に思うようになってきたが、ワタシの人生は、あまりに起伏がなさすぎかも…という点だ。
何かに思いっきり飛び込む、
とにかく、やってみる!という経験が軒並み乏しく、その為、当然と言えば当然だが、
ものすごい感動した!、めちゃめちゃ楽しかった!!というようなことは、思い出そうにも、その実、ほぼないから、思い出せないのがワタシの半生なのであった。




