スキレットのパウンドじゃないケーキ
パウンドケーキが無償に食いたくなって、けれどお菓子作りは後片付けがだるいのでやりたくなく、じゃあどうすっかなーとキッチン見てたらスキレットがあったので、これでなんかできねーかなと。
スキレットがなにかわからないひとはググってくれたらわかります。
片手鉄鍋ね。アヒージョとかするやつ。持ってるだけでオシャンティさがあふれ出て彼女ができます。嘘です。
・材料
卵 一個(計量しておく。だいたい50~60グラムぐらいだと思います)
バター 卵と同量
薄力粉 卵と同量 (ふるっておく)
砂糖 卵と同量
ベーキングパウダー ひとつまみ(2~3グラム前後でいいと思います)
パウンドケーキは、もともと卵、バター、薄力粉、砂糖を1パウンド(約450グラム)ずつ混ぜて作るからパウンドケーキっていうらしく、ようするにこれらの比が1:1:1:1ならまあ同じ味になるわなーと。
卵の重さに合わせると溶き卵をいちいち計量しなくていいから楽。まさにコペルニクス的転回。コロンブスの卵って言ったほうが状況的にウィットが効いていていい。
1.レンチンして緩めたバターに砂糖を加え、混ぜる。
じゃかじゃか混ぜましょう。レンチンする際は10秒ずつとかにして、温めすぎないように注意。
2.卵を加え、混ぜる。
ひたすら混ぜましょう。
3.薄力粉とベーキングパウダーを加え、混ぜる。
ゴムベラでさっくりと。粉っぽさがなくなるまで。天ぷら粉じゃないからしっかり混ぜていいよ。
4.直径15センチのスキレットにバター(材料外)を塗って、液を流し込んで焼く。
バターを塗るとき、少し火にかけて温めるとすごい塗りやすい。スキレット便利。
焼く際は180度のオーブンで10分~15分。スキレットはそのままオーブンに突っ込める。突っ込む前に軽く焼いて外周を固めておくと、カリッとした触感に。やりすぎると底から焦げます。
竹串を刺してなにもついてこなければ完成。
ケーキ型にはない、スキレットでやる利点はいくつかありますが、やっぱり取っ手があるのが一番大きいかな。
あと、無理に取り出さなくても、スキレットの下に木の板でも敷いておけば、そのまま出して「これはスキレットからこのままスプーンで食べる料理なんですよ」とでも言っておけばオシャンティさがあふれ出て彼女ができます。嘘です。
使った砂糖の関係か、甘さ控えめになりました。
プレーンなレシピなのでいろいろ応用ができそうです。スキレットの底にスライスしたリンゴとか入れておけば、タルト・タタン風になるかも。
アレンジレシピは自分で試してみてからまた後日。