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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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掌編小説集1 (1話~50話)

クレーマー

作者: 蹴沢缶九郎

「ちょっと、お宅のスーパーで買った魚の刺し身から変な匂いがするんですけど。こんな商品売るなんて何考えてるの。」


その中年女性がスーパーへクレームを入れるのは初めての事ではなく、もう何度目かの電話である。


お詫びに責任者の店長が女性宅へ伺う。


店長を迎え入れた女性が言った。


「全く、あなたの所はいつもいつも…。まあ、悪いと思っているなら、態度で示してもらいたいもんだけど…。」


女性が話し終わるやいなや、店長は女性に飛び掛かり、首を絞めつけ殺してしまった。


実は店長、女性宅へ来る途中、たまたま妻の不倫相手を見掛け、かっとなり落ちていた石で不倫相手を殴り殺していた。


店長からすれば、どうせ捕まるのなら一人殺すのも二人殺すのも一緒の話だったのだ。

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