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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アンダーカットボールⅯP4-6

作者: ムラカワアオイ

「知りたいから」


反応時間。

許されしものは闘う。

走った過去。

悲痛の中の孤独。

夕日が近づいた。

生きるべき者は正々堂々と闘え。

ダメ。

良い。

どう。

鏡を睨んだ日。

僕は誰よりもお前好みでありたい。

知りたい。

老人が愉快に笑う。


Hのエンブレムを夢見た。

走るわけ。

知りたいから。


僕は絵を描く。

笑う。

人を愛す。

僕のヘルメットにはクラッシュの傷まみれ。

たかが、人間。

されど、人間。

ニュース速報でまた、

誰かが亡くなったと知る。

僕には関係ない。

お前好みでいたいから。


走った理由。

哀しかったから。


僕が走った理由。

知りたいから。

「Ⅽカップ」


愛し合い抱き終われば、

二人揃って、白雉。

Ⅽカップのブラジャーを君が付けたら僕は君を忘れる。

バイバイ。































「岩美の猫君」


岩美駅で写真を撮っていると陽気な猫がやってきた。


人間は笑えるよ。

人間は偉くはない。

人間は適当適度を知らないのかな。


そう言っているような。

言霊は爆発。

老夫婦は優しく手を繋ぐ。


魚町を歩いていると猫が丸まって死んでいた。

幸せそうに。

お前はあの世で何になるのかな。


自転車にまたがり、

お天道様の下。


あいつは神様に会えただろうか。

あいつのアルペジオが今も聞こえる気がして。


軽い。

重い。


空は空。

人よ。

幸福であれ。

僕は誇りに思えること二つ、三つ。

いや、

もっとあるかもしれない。


人間であるっていったい、

どういうこと。

分からないから筆を取ったんだ。。。。。


「僕に出来ること」


確かめれば、僕に出来ることが少しはある。

絵はきれいに汚すもの。

僕は描いた世界にワープする。
































「ヘブンセント」


真美と本屋でデート。

神戸へとアクセル踏んだ日々が懐かしい。

真夏が好きで真冬が好み。


夏でも冬でもスイカは食える。


たつの駅で道を訊く。

気になることが大福のようにやってくる。

天使の偽り。

しゃがめば、

鳩がいっぱいいる。


神の子、

人の子。


嘘などない僕がお前を笑う。

好きだからお前を笑う。


右に習うものから教わることなど零に等しい。


馬鹿が。

馬鹿者が生意気に電話番。


人間と人間。


僕はきれいな人が好き。









「ダメでいいんじゃないの」


結局、ダメダメダメ。

煙草に火を点けて馬鹿げたこの一時間を思い出す。

ダメでいいんじゃないの。


出来なくて泣いてしゃがんで。

明日、一から火を点ければ。

それでいい。

嫌われていいんじゃないの。

君は君で。

僕は僕で。


奈緒。

愛してるよ。

と頻繁に言いたい。





















「BKONA」


偉そうに言いやがる嫌いな奴。

会議会議会議で忙しいなら全てを辞めろ。


僕はコンクリートの部屋の中。

少しの自尊心。


宅急便のシマムラサンは今日もお疲れ様ですと、

部屋に荷物を取りに来てくれる。


周太郎とこの世の限界で流した涙。

もう、

昔のことだ。


チョコレートをかじる。

魅せてくれた人。

魅せてくれる人。


これからもぐるぐる回るらんらん観覧車。


僕が映写機の後ろで吐いた小さな嘘。

それが大きな真実となった。


監視。

棺桶。

僕らの文字。


服を脱いだお前はきれいな女。


トロフィー、

一つ二つ。


堂々と奴が嫌い。



「史上最大の馬鹿へ」


女にモテたいから詩を書いたとお前は言う。

ふざけるな。

馬鹿が。

てめえはてめえで酒でも飲んでろ。


僕達は。

我々は。

詩は玩具じゃない。

人も殺せる。

お前はまだ真の言葉を持てない馬鹿詩人。

























「0シュー機」


お前と過ごした時間。

長電話。

愚痴。

僕を大袈裟に笑うお前。

御国野交差点。

お前を乗せて。

季節。

きれいに笑うお前。


虚しいものなど何もなかった。

バスタブにてデッサン。

オールクリア。

0周リタイア。


歪んだ鏡。

割れた地図。


ブラウン管を壊した。


子猫は部屋の前で鳴いては僕を呼ぶ。

お前。

お前。


今でも時々考える。


結べた人よ。

廣峯神社で拾った運を転がし貯めてみる。


お前。

お前。


結局、お前。



「出来る限り」


色んなものを見てきた。

色んなものに触れてきた。

もしかしたら、

あなたよりも僕の方が。

もしもあなたが臆病者であれば頑張れ。


今、美しき日本が壊されている気がして。

政治屋さんにはどうやら分かってないような気がして。


美しい日本を作るのは全ての日本人だ。


出来る限りのことはしよう。

そうすれば美しく儚く尊き夢の国、

日本国がやって来る。

僕達は日本人を愛する日本人。


ゴングは鳴り続ける。

愛しいお前をもう一度、抱くために僕は生きている。


日本の女性は美しい。


僕は全ての美しき瞬間のために生きている。

理想の僕はここにいる。

日本にはきれいな花が咲く。


もう一度、

きれいな花を咲かせましょう。


出来る限りきれいなものを見たいから。






「小雪の夜」


小雪は、

あの日々、

あの夜を今でも覚えていた。

一つ、

二つ、三つと出来上がる、

小雪との夢の中の夢の世界。


「どうしても帰ってきてくれ」

「約束しろ。帰ってこい」


行く者は道なき道をトンネルの中の暗闇を走るようにひたすらアクセルを踏む。


走った後に小雪を抱いた。

何度も抱いた。


アイルトンセナは約束を守れなかった。


僕はどうにか生きている。


小雪と僕は煙草を吹かしてあの日々の出来事をカウンターで語る。


アイルトン。


僕は生きることを選択した。

どんなに苦しくとも。


僕は約束を守れた。

生きるというたったひとつの約束を。


アイルトン。

そちらの月はきれいかい。


天も地も。


「パズル」


パズルをする子供のような者だ。

僕という人間の影は。

赤の横に青を置こう。

パズルを描く者の心は、やはり、やっぱり、本日も晴天なり。































「哀しいね」


起きる。

ルーレットのような日々。

砂時計。

きれいにさらさら。

本能には愛嬌を。


培ったキマグレ。

一瞬、

見えた赤い影。


ひび割れたガラス。

忍び寄る美女。


僕のルールと少しの言い訳。


この胸に刻むよ、

リズム。


だから、

どうして。


今日はまだまだゆったり生きる。

明日、

笑えなくても、

明日、

哀しくても。


この旅は続く。







「kkk」


時にタトゥ。

鏡にタトゥ。

太陽、近づく頃には空にタトゥ。

どこまでタトゥを彫れば完全な美しい人間になれるのだろう。

憧れ愛し、

二人で落書き。


チェッカーがフラれるその日まで。



























「f2001」


食前に日の出。

食間に喫煙。

ハカマを着て、

僕はプリンと化して広島の空を見ていた。

入道雲が芸者のように微笑みかける。

生き様。

死に様。

愛した空間。

嫌った過去。


僕は唄えど夢中になれる文字を愛す。


雨が降らなくても傘はいるだろうよ。

北へ向かう車内。


オリジナリティ=コダワリノクサッタモノ。


そう、

安定してクサッタモノ。

きれいに文字を汚すあの人は少しはまともになったのか。

キッチンでラーメンを作る。


またサイレンか。

人工呼吸器をはめられた坊主には、

生き様がいるだろう。


立派に生きるってどういうことなのであろうか。

あの人がくれた小さな靴。


精神。

心。

ミダラでいたい。



「ちきちき」


闇の暗さを知った日は、

心がちきちきと鳴った。

優美子を初めて抱いたその日は、体、本能、心、全てがちきちきと鳴った。

僕はちきちきと夜中の二時にカフェオレを飲みながらちきちきと心を描く。































「もう何もかも終わった惑星で」


もう何もかも終わった惑星で。

孤高を気取る男がひとりいた。


その惑星には、

彼だけのための、

鏡と食事だけが用意されている。


その鏡の中には男が愛した女がひとり、

優しく微笑み、

写っている。



男は鏡だけを見つめ、

泣くことも出来ず、

笑うことも出来ず。


やがて、男はひとり、

鏡を飲み込む朝を迎えた。


男は血まみれになった、

自分の頬を触り、

生きることも出来ず、

死ぬことも出来ず。


男はまた、

眠りに就き、

愛した女の夢を見た。


もう、何もかも終わった惑星で。






「5IN」


jilololo5inllllll5uuuuuuuuil5kiyu

5inninninninn27koka12hasitikitarr

jbtkppppppppppppppppppppppppppppp

lovepoforzagohonndaalllayrtonsenn































「疑え」


自分がここで終わるのか。

自分が何もできなくて無残に消えてしまうのか。

自分が出来ること。

出来ないと甘えるな。

それを疑え。

君には出来る。

疑って、

次へと進め。

君には出来るのだから。


























「sys」


好きなモノ。

しっかりした目を持つ彼女。

僕に近づく猫達。

バスタブで喫煙。


汗をひたすらかき100点を常に求める天才。


あいうえお。

あかさたな。

ミッキャンの唇。

ミッキャンからもらった手紙。

深紅のハネウマ。

無知の知から産まれるものを求める。



この世で一番、

速い人。



TCHに腰かけて煙草を吸って、

少しの勇気。

悪魔との直接対決。


ミッキャンの胸。

ミッキャンの顔。


僕はもう指輪はしない。








「イメージした空」


イメージした空が毎日、

やってくるとは誰も予想なんてできないよ。

だから、汗をかき、一生懸命に僕らは心を揺り動かし働くのだ。
































「そう深く深く」


境港で逆立ち。

米子駅にてにこにこ。

雨を望んだ日曜日。

白鷺城は晴天なり。

天命は自己満足じゃないだろう。


ハッピーバースデイ。

たまには勝負を忘れなさい。

利口な者は、

毎朝、

そう、深く深く。


僕はわざと北枕。

コンビニへ行くと清掃中。


この世が笑ったら僕も笑う。

僕の変化。

この街の変化。

そう深く深く。


取大前で目薬、

さした。


鳥取砂丘で焦げ付いた朝を見る。


赤いキャンディを頬張る少女。

僕を見つめて、

またねと言って手を振った。


きれいごとよりきれいなものを探りたい。

そう深く深く。



「iiiii」


通天閣を見ながら、

コーヒーを飲む。

徒然と。

思うがままの僕と恵美。



天地。

勝率。

敗者。

勝者。


唇を噛む。

全ては全て。

僕は固まらずに死にます。





















「愛車」


ぼろい。

すぐ止まる。

また、止まる。

貯金して買った、

二十万円也の愛車。


奴と楽しむ。

サイドミラーはいつも見にくい。


また、止まる。

でも、

完璧。

愛すべき、

イギリス産まれの良い奴。





















「ネイル」


きれいな人。

美しくなるばかり。


お茶を沸かす。

コンビニで恋愛ごっこ。


きまぐれな空と精神科医。

ネイル。


作り手の憂鬱。

退屈な空間。



湯梨浜で。

倉敷で。


法華山でめったに見ない時計を確認。


彼女との時間。


バスに揺られ自宅へ一人。


そこには時代という船が僕たちを嘲笑った。


ネイル。

ネイル。









「sss」


きれいに冷えた水をください。

僕は唄いました。

僕は叫びました。


初めて映画を観た明石の映画館に行ったときのような。

刺激をください。


初めて恋に落ちたような、

怖さにも似た、

快楽を僕にください。


どうぞ、

僕に水をください。






















「IL」


コントロールされて、

コントロールして。

サウンドバックに想いを込めた十代。



忘れてはいけないルールとレギュレーション。


二十歳のクリスマス。

僕は一つの大きなパズルのピースを失った。


最初で。

最後の。























「ムラカワアオイ。理想の女性を語る」


頭の良い人。

平日、午後六時にファミリーレストランで真剣な話ができる人。

土曜日の夜に、明石の映画館で、

泣くところ、

笑うところが同じ人。

散らかった部屋で二人でマルボロを吸える人。


美人。

おでことおでこをクッツケテ二人で陽気にはしゃげる人。

Ⅽカップ。


服をたくさん持っているおしゃれな人。

楽しい酒が飲める人。

ワンピースが似合う人。

小粋で少しわがままな人。

日曜日の朝もきれいな人。

強い意志を持っている人。


胸がきれいな人。

クチヅケが上手い人。

僕のわがままを一番に受け入れてくれる人。

青い服が似合う人。

黒い服が似合う人。

二人で妄想ができる人。

愚痴をとことん、言いあえる人。


足がきれいな人。

キスが長い人。

僕の助手席に座る人。

色んな髪形が似合う人。

ペニスとヴァギナ。


優れて可愛い、

優しくて美しい人のこと。

「00019」


池内陽子が奏でるピアノ。

イーグレのライブハウスで彼女の曲を聴く。

僕のカメラに納まる彼女は音楽をとことんまっすぐに愛する。


哀しくて、繊細な瞳の持ち主。

ポールポジションからスタートする、

F1ドライバーの哀しい瞳にどこか似ている。


彼女が奏でる曲で僕は素直になれた。


さて、頑張ろう。
























「挑戦状」


お前らがこの国をダメにし狂わせた。

僕は僕で狂っている。

安定した狂い。

僕は芸事で満身創痍の中でも人を幸せにしたいと心から願った。


お前は有頂天に格好だけをつけて芸術を無駄なものだと言いやがった。

何が独裁だ。

馬鹿野郎が。

指でもツメトケ。

このナルシストチルドレンが。


僕からの挑戦状は届いたか。

お前は結局、

ただのナルシスト。

一生、鏡に話しかけとけ。


くだらぬお前は、

反論しかしない。

そんなに偉くなりたいなら、

一生、

箱の中にいろ。

いや、

墓の中だ。


お前は墓の中にいろ。

煙草を吸ってなにが悪い。

タトゥを入れてなにが悪い。


お前は、もう、消えろ。

さようなら。

さようなら。

猿の惑星。

♯2015.

結局、僕は欲しいモノをいつも手にする。

「ダウンタウンチルドレン」


順子。

好きだった。

高校の机に、夢>女と落書きした。


でも、お前は北高前のバス停に座り、

学校、辞めるんだ。

と口にした。


少しは良い奴になれたよ。


時々、良い奴だと、言われるようになったよ。

お前だけを愛した。


生きることに少し不器用な僕と順子だった。


今、違う夢を追いかけている。


順子、

お前だけに恋してた。


もしも、

お前を抱けるのなら僕の夢が灰と化しても。













「いつの日か」


いつの日か、僕の多少変わった願いと、

世界中の人々の想いが無限大のこの青空に届きますように。

世界中の全ての全ての街角で。
































「ヒトリモン」


北条のスーパーまで自転車を飛ばす。

いつかのミハエルシューマッハを意識して自転車を飛ばす。


レジのお姉さん、

島津さんは可愛くて憎めないオチャメな人。


部屋でアイスコーヒーを飲む。

時々、部屋に遊びに来る菜穂ちゃんは美しい人。


モニターを睨む。

キャンバスを睨む。


全ては自然現象。

愛よりも光が欲しい。


部屋には灰皿とパソコンとテレビ。

それとベッド。


今も昔も素直にやってきた。

純粋に。

僕にどんなことが出来るのだろうか。


そう、想い、

やってきた。

仁風閣からの夕日がご褒美。


バスタブは故障。

今日は銭湯に行くとしよう。


僕は幸せだ。





「BBA」


世の全てを脱がそうとしている罪をお許しください。


































「2123」


やれる。

出来る。

上手く伝えられないから文学を愛す。

一分一秒をこの世界の全てに捧ぐ。

この夢の中。

道中に嘘があればそこで終わる。


泣くんだ。

美しいモノをもっと見たい。

伝える。

伝わる。

動く。

描く。

空には孤独な虹がかかる。

僕にはこれからも息をする資格がどうやらあるようだ。


あなたも。


また一人、

赤子が産まれた。


大きな幸あれ。

あなたへ。












「これ見りゃ分かるでしょう」


わからないということをわかっていたい。これを見りゃ僕という馬鹿な人間がいるってことが分かるでしょう。

僕は難しくて分かりやすい人間です。
































「くすぐれ」


1995.

僕は女神を見た。


2001.

僕は双子の女神を見た。


抱き合えた優美子とおもいきり泣いた。

笑った。

怒った。

抱きしめた。


くすぐれ。


ゲームセットはまだまだこの先。


人。

神。

食うもの。

食われるもの。

くすぐれ。

猫島の哀しい夕暮れ。

東郷池の優しい朝。


優美子。

どうしてる。

お前が僕のノートに書いた落書きと、くすぐれの文字。


星の数だけあるお前との時間。


2015・

僕は言葉をくすぐる。


そう、

くすぐれ。

「僕はそんなに強くない」


甘えたい。

時にはカルピスソーダを飲みながら甘えたい。

甘えたい。

甘えたい。

奈緒に素直に甘えたい。

僕はあいつが言うほどそんなに強くない男。

ガラス細工に化粧した奈緒に一日中この部屋で甘えたい。

冷たいカルピスソーダを飲みながら。

人間ならば分かるだろう。

このセツナイ想い。

























「swd」


煙草の銘柄を変えた美穂。

それなりに理由があるらしい。

徒然なるままに。


仕事を辞めたあゆみ。

色々と理由があるらしい。

どうやら、

失恋したらしい。


何かを気取る船橋。

馬鹿にされたらしい。


髪を触る由希子。

娘さんが可愛くて仕方ないと語る。


出産したひとみ。

安産で何より。

女の子が元気に産まれたらしい。


水泳部だった理恵子。

白兎海岸で撮った写真が良かったらしい。

きれいな夕焼けでしたと僕に嬉しそうに話した。


電話番号とアドレスを変えた真佐子。

生きる術を考えたいらしい。

どんな術だ。


バイクの免許を取った香。

鈴鹿で走りたいらしい。


このままの僕。

自尊心を少し抱いて、

頑張って生きているらしい。


「自由」


ヒットを打つのも自由。学校、辞めたければ辞めればいいんだよ。

三振するのも自由だ。

煙草の吸殻が長いのも自由。

初めからどこの世界も自由。

反論馬鹿はもう死んだ。






























「ABS」


勇気を出して言った言葉。

書斎にはこの世紀の現実がある。

背負った宿命。

彩った世界。

ちょっと待って。

今、コーヒー、沸かすよ。


ヒーローがスタンドで肩を落とし涙に暮れる。


全ての人が何かを背負っている。


マリオネットを弾きながら、

分かったこと。

と。

分からないこと。


マイケルの最後のレース。


疲れ切って、

眠った夜。


部屋には猫が転がるように僕を見る。


矛盾したこの世の中に産まれてきて、

僕は良かった。


天使の声。

天使の恋。


僕は貴女が好きです。





「sem」


神様だって息ヲスル。

南無阿弥陀仏。

南無阿弥陀仏。

寿限無寿限無。

仏壇のケーキを猫に与える。


後光の中に人アリテ。

ピストルなんてただのガキの玩具だよ。


猫に問う。

明日、

僕が死んだらお前は哀しいか。


猫は答える。

それも生き様。




















「僕」


僕。

友、いわく、

変人的天才。


望むもの。

喫煙所。

爆発的衝撃。

減税。


老人になりたい。

頑固で一歩も引かない、

絶対に譲らない老人になりたい。


映画。

音楽。

美しき絵画。


汚れた指。

世界中のコンプレックス。

セックス。

めざまし。

ネクタイ。

スーツ。

プロフェッショナル。

周り続ける美しきこの世界。

オールクリア。

オールクリアにしておこう。


僕に地球をもう一つください。

よろしくお願い致します。





「w」


ウイリアムズに乗る美津子は雨中の天使。

儚い雨の中をひたすら走る。

天命にして幸運。

Ⅿは天使の記号。

きれいな瞳を持つ彼女の職業はエステの店員だった。






























「バサコジャン」


恋愛ゲーム時には大変異変腹の中道中時には気の毒皆鐘鳴らす愛の詩恋の詩悪気があるのはお前だけ。運転交代ドライバー僕には無理と諦めることしか言わない馬鹿が一番阿呆だ。

戸倉峠で無茶やるよりもサーキットへ行けこの野郎。頼むから黙れやナルシスト飲めない酒飲み転がるあいつ。飴ちゃんと飲む酒が一番美味い。僕はこたつで丸くなる。壊れた縁を取り戻そう。バサコジャンバサコジャン。バサコジャンは笑えるな。芸人芸人永遠に芸人。






























「5521」


僕はあの時、有理を抱いた。

親父の葬式の後に。

有理は僕の全てを受け入れた。

愛された気がした。

流れる血。

閉ざされた涙。

シフトチェンジを急いだ僕。

有理の右胸。

有理の左胸。

本来のSEXの意味を知った。

大きな怪我をしてしまった僕。


親父の亡骸に詩を込めた。

寂しい人だったのだろう。


僕に生きろと親父は言った。

詩と絵を続けろと親父は僕に言った。


死にたかった、

この僕に。


有理は鏡に映った自分自身を愛する女。

鏡を見ては自分の裸をデッサンする女。


壊れたシーソー。

腐りかけた林檎。

サイコロを転がし睡眠薬を飲む。


生きた証は写真には写らないこのままの僕。


有理を抱いた夜。

親父は月へと昇って行った。



「パンダが鳴くから帰ろう」


不眠気味。

寝つきは悪いがぶつぶつ、言葉を日記に記す。

今日、動物園へ遊びに行くとパンダが嬉しそうに鳴いていた。

昨日の境港の刺身は美味かった。

今日は動物園の食堂でざるそばをすすって僕は笑った。

パンダが鳴くから帰ろう。





























「28号車、勉強しました」


フォルザ。

28.

駅前から戎町。

どうぞ。

28号車から世界へ。


花をくれ。

この世界に偽りひとつないきれいスギル花をくれ。

空は明るくなってきた。

三日月はきれいに空に浮かんでいる。

28号車から世界へ。


想いは言葉にしよう。

辛くとも。


28号車、了解しました。


今から駅前であいつのことを想います。


背番号51は今日も打つ。

28号車、勉強しました。


フォルザ。

28.


世界へ。









「MIRACLEACEkids」


1991 tourmikuino,

1992 firstalbum japboy

1993 secondalbum chikichikikikids

1994 sennaSan Marino

1995 tour takaokanoakumu

1996 thirdalbum oyassannnoharu

1997 tour Y

1998 4thalbum formulaboy

1999 tour Ï have…

2000 5thalbum championshipFerrari2000

2001 tour kaori

2002 6thalbumkissme

2003 tour umibiraki

2004 tour hangoroshi

2005 7thalbum chiwokakeroallstaffnagisanorokenro-

2006 tour ninsin

2007 tour kimi kinnikun

2008 tour ohikkoshi

2009 8thalbum hitomicyan

2010 tour warewarehahknanodegomennasai

2011 9thalbum 339

2012 tour miracleACEnotabidachi

2013 tour hage

2014 10thalbum boxboxbox

2015 tour chikubitoinochidochiramoseimei


V kaoru hojyo

G naoko t²3

B aoi murakawa

D miyabinomasao

Thanks

Nippon 

Chiokakero nagisadena wada5

Thank you。ArigatoGozaimasu.


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