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ヤンデレ後輩とモテモテ先輩

作者: 堕落くま

初めての作品です!温かい目で見てください(๑•﹏•)

「愛してる」「見てるよ」「会いたい」

これらは全て私、凰鐘こうしょう 彩芽あやめの家の郵便受けに毎日入っている手紙だった。



私の親は、幼い頃から私に構わずに大企業「凰鐘ホールディングス」を作り上げた。そこで私は社長令嬢として働いている。


自分で言うが、私はかなりモテる。

おそらく婿養子になりたくて「逆玉の輿」を

狙っているのだろう。

「好き」「結婚を前提に付き合って」

と言われるのは日常茶飯事だ。

だが、恋するということが分からないので、

いまだに年齢=彼氏なしである。


そんな私の最近の悩みは、あの不気味な手紙だ。毎日郵便受けに入っていて、あんな言葉が並んでいる。誰かの髪が入っていたこともあった。


そのせいで疲れが溜まっているのだが、

私には癒してくれる新しい後輩、伏夜ふしや 黒薇こくびくんがいる!

犬のように可愛くて私に

「先輩っ、大好きですよ〜」

とふざけてよく言ってくれる後輩だ。

趣味や話が合うので、毎日会うのが楽しみで会社に来ている。


そんなある日のことだった。


疲れが溜まっていた私は睡眠不足で会社で倒れたのだ。そこまではよかった。だが、仮眠してから家に帰ったとき、見てしまったのだ。


黒薇くんが私の郵便受けにあの手紙を入れたのを。


私は信じられなかった。そして話しかけることも恐怖で出来ずに立ちすくんで彼が去るのを待っただけだった。


駆け足で部屋に入った私は、震えながら思わず口に出してしまった。

「どうして住所を?」「なんでそんなことを」


その後、夜遅く外に出るのが怖かったので、私は明日警察に行くつもりで目を閉じ布団に入った。


彼がやってきたのはその数時間後だった。

「あやめせんぱい、あやめせ〜んぱいっ」

声が上から聞こえた。

「起きてくださいよ。もう全部知ってるんですよね」

私は震えながら飛び起きた。

「僕のこと怖いですか?でもいいんですよ。

これから閉じ込めて僕のものにしてあげます。」

震え声で私はこう言ってしまった

「どうして…わたしはあなたと知り合ったばかっ…」

「先輩が知らないときからず〜っと大好きで閉じ込めたかった♡他の男が奪ってたらそいつをころすつもりでしたよ」

彼は光のない目で私を見つめながら言った。

「もう質問はおしまいですよ…今日から監禁生活の始まりです♡僕だけ考えて身も心も僕に捧げるようになりますから♡」

「先輩、色気があって襲いたくなりますね♡」


あれからどれだけ経っただろう。

私は今彼の家で暮らしている。

1番恐ろしいのは私が彼の監禁いじめを嬉しいと思い始めてしまったことだ。



彼は今日も言う。

「先輩、大好き♡」と。

読んでいただいてありがとうございます

(*˘︶˘*).。*♡

反応が良ければ連載用ハピエンに作り直します(◍•ᴗ•◍)

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