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BJ  作者: 三浦 悠希
1/3

始まり

カタカタ...カタカタ....


「もう、こんな時間か....結局寝なかったな....」

「美鶴ご飯よ!」

「わかった...今行く....」

俺はお母さんに呼ばれ下に降りて行った。

そして、いつものようにコーヒーを取り出し椅子に座った。

「また、寝てないの?」

「うーん...」

母が心配そうにこっちを見てきていたが気にせずに居た。

いつも、似た感じだからだ。

「たまには、ちゃんとしっかり寝なさいよ?」

「うーん...」

いつものように聞き流しながら飯を食べてた。

「ちゃんと、聞いてる?」

「聞いてるよ...」

と、気だるそうに返した

「ならいいけど....」

2~3分会話がなくなるいつものパターン

そして、その間蝉の声が鳴り響く。

「あ、そう言えばお父さんが『たまには、外にでろよ』って言ってたよ」

こうやって少し間があいてから親父の話になる、いつもこと。

「あぁ...わかった...」

昨日も似たようなことを言われたなと思いつつご飯を食べ終えた。

そう言えば夏に入ってから一回も外出してないな...

まぁ、暑いしわざわざこんな暑い中出歩くなんてただの馬鹿だ....

こんなに暑い中、遊んでる奴らの気が知れん

そんな事を考えてたとき母が急に声を発した。

「あ、コーヒー切れてなかった?」

「あぁ、確か切れてたと...」

「丁度いいじゃん!」

「え?」

「お母さん出張だし買って来といてよ!コーヒー無いと死ぬ~とか言い出すの美鶴ぐらいなんだから」

と、母が笑いなが言った

「そう言えば、昨日そんな話してたな....わかったよ...行ってきますよ....」

そうだるそうに答えたら母が意外そうな顔を一瞬したが直ぐ心配そうな表情に戻った。

「気をつけて行ってきなよ?最熱中症になる人多いらしいから」

「はいよ....」

「じゃあ、これ片付けたら行ってくるよ....」

と、今まで以上にだるそうに言った




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