トーナメントにでてみたら、いきなり、今年の主席と当たったよ(笑)(1)
より期末試験もかねたバトルトーナメントを開催したいと思います。……みなさん全力で闘い抜いてくださいね」
開催式で、学園長がそんな形で宣言し、期末試験の学年別バトルトーナメントが開催された。
ルールは次の四つである。
その壱、試合は必ず先生立ち会いの下行うこと。
その弐、負けても、成績は下がりません。ただし、勝った数だけ成績は上がります。
その参、負けてもベレーは減りません。
その四、校内ランキング(順位)は、変動します。
そのほか「不意打ち禁止」とか当たり前のような事が書かれていたが、必要がないので僕は読むのをやめた。
草壁先輩と戦ってから二週間がたった。その間僕たちは色々な努力をし、次のようなステータスになった。
ちなみに、ステータスは、その日の授業や生活態度での優秀者や、武具の小テストでの点数に応じて上昇する。
例を上げると、ある日、僕たちのクラスで武具の筆記テストがあったとき、僕は七十五点/百点をとったら、すべてのステータスは、+三、されたのに対し、恭介が五十点をとったらAPだけが+三された。
◎◎◎◎◎
教室に戻ると、恭介がこちらへやってきた。
「ところで……煌はステータスどうなってる?見せてくれないか?」
突然だったので、「悪用されるのでは?」と思い少しだけ迷ったが、この友人は信用できると判断し、見せた。
煌
HP五六〇〇〇
AP 一六〇
DP 二二〇
見せたとたん、恭介は、驚いたような顔をしたのち、後ろを向いて大きなため息をついた。
「これじゃダメなのか?」
僕がそう訪ねると、今度は恭介が、話しをし始めた。
「煌、このクラスの平均AP知ってるか?」
僕は首を横に振る。それを確認した恭介は、一瞬間をとりためてい言った。
「平均一九〇だ。」
それを聞いた僕は、とても嬉しくなった。何せ余程のことがないかぎり、大ダメージを受けないからだ。
「良いことじゃないか」
僕がそう言うと恭介は、またため息をついて、
「DPの平均は、一六〇だからな」
いったい恭介は、何が言いたかったのだろうか?
◎◎◎◎◎
それから数日、煌と恭介の二人は久々に手合わせしようという話しになったので、黒江先生の立ち会いの下、模擬戦をすることになった。
二人はなにもいわずに武具を展開する。
「準備はいいか?…………それでは、始め!!」
黒江先生の合図と共に二人は動き始めた。
続く
えー、忙しさのあまり、こちらに手をつけれない音無です。
だめだね。これじゃ音無の体が持たないよ。
と言うわけで、この小説は、
「超不定期」
「超単発」
「超放置」
の3コンセプト(やってはいけない)に変更させていただきます。
もし、もしもですが、この作品を楽しみにしている方がおりましたら、定期的に感想ください。
書けたら、書きたいと思います。
それでは……
by音無