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夢喰者  作者: 企画
1/1

~はじまり~

 「コイツもただの夢者だったね、くう。」

小さな影がただ闇へと語りかける。

返事は・・・無かった。

いや、“存在しなかった”。

この場所にはただ一つ影があるだけだった。

闇はただそこに“在る”だけだったた。


「ねぇ、くう。ねぇ、返事してよ。・・・分かった!ふざけてるんだね!」

影の双眼は一体何を映しているのか、それとも・・・。


「かくれんぼだね!くう!」

無邪気に闇へと語りかける。

しかし、そこにはただ“在る”だけだった。

海よりも深い、空よりも純粋な闇が。

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