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真夏とラジオ

真夏とラジオ④-2(とあるラジオ女子)

作者: まえとら

中学生の頃だったと思う。

アタシがラジオを聴き始めたのは。

幼馴染みくんとよくラジオの話で盛り上がった。


社会人になってからも、アタシはラジオのリスナーをやめてない。

今は便利なアプリで全国の番組を、聞き逃したとしても聞き逃し配信でいつでも聴くことができるのだ。

仕事で行き詰まっても、失恋で落ち込んでも、ハラスメントにくじけそうになっても。

アタシを支えてくれたのは、いつだって推しのラジオ番組だ!


「で、助手席のキミ。アンタもついてきてくれるって。ありがとね!」

「はいはい」

なんだかんだで、幼馴染みくんもついてきてくれるらしい。


アタシの愛車は、今では販売終了となっている、このスポーツカーである。

月産スカイポイントGT‐Lのアクセルを踏み、排気音がうなりをあげた。

「いくよ!」


アタシはカーラジオのスイッチをオンにした。

ゾンビに囲まれているラジオ局。推しのもとへと急ぐのだ。

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