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第4代帝王 シトリウス2世

人名 = シトリウス2世

異名 = 多才帝

各国語表記 = Citorius II

代数 = 第4代

画像 = シトリウス2世の肖像画.png

在位 = 3243年8月31日 - 3256年8月31日

出生名 = ダヴード・ビン・レンチン

出生日 = 3191年12月20日

生地 =ノヴァ,ゴディエダン

死亡日 = 3272年5月6日

没地 = flagiconノヴァ チフリシ

前職 = ジェニュラ属州総督



シトリウス2世(Citorius II, 3191年12月20日 - 3272年5月6日)は、世界秩序ノヴァの4代ノヴァ帝王(在位:3243年8月31日 - 3256年8月31日)。出生名はダヴート・ビン・レンチン。最も多才な帝王として知られる。


== 生涯 ==


=== 帝王即位まで ===

3191年に生まれる。


3215年にガドモス大学医学部を卒業し、医師として現地の病院につとめる。3220年ごろに、第一次技術体系に興味を持ち、幅広い文献を調査して技術の再体系化を行い、それについてまとめた論文を科学誌に寄稿した。この論文は学会で高い評価を受け、3226年にニマール大学の招聘を受けると、病院を辞め、大学教授として赴任した。3230年頃には、政治に関心を持ち、複数の政治政策案をまとめると、地元の総督に提出した。この政治政策案は高く評価され、3238年に特例で上級総督顧問に抜擢されると、大学教授の職を辞した。上級総督顧問として、多くの業績を上げ、3241年には属州副総督、3242年には属州総督となった。属州総督在任中の3243年6月に、メルクリウス1世崩御に伴う第三回帝王科挙が行われると、優秀な成績で合格し、帝王に即位した。


=== 帝王在位 ===

在位の前期は積極的な政治政策を行っていたが、後期には、先帝メルクリウス1世が遺した複数の公社の経営に力を入れるようになった。3256年には「シトリウスとしてやるべきことはすべてした。これ以上在位し続ければメルクリウスになってしまう」と自主退位を宣言し、同年8月31日に退位した。


=== 退位後 ===

退位の直前に複数の公社を民営化し、退位後はそれらの企業の重役として多くの利益を上げた。資産管理の一環として絵画を収集するようになると、3260年ごろには描画に興味を持つようになり、3265年に大帝絵画コンクールで入賞すると、重役の地位を捨て、画家に転身した。以降は3272年に没するまで絵を描き続け、数多くの名作を残した。


== 思想 ==

ダヴートは自身の多才性に問われ以下のような回答をしている。


「多才と言うと聞こえはいいが、実際は移り気が激しいだけだ。あることに熱中し、それを本格的に始めると、次第に嫌気がさしてくる。そうすると別の物事に猛烈に興味を感じるようになり、今度はそれに熱中してしまう。そしてそれに本腰を入れるようになると、嫌気がさしてくる、その繰り返しだ。いろんなことをやってきたが、どれも一番楽しかったのは”副業”としてやっていた時だった。」

ーダヴート

こうした思想から、逃避学を研究する思想家の中では、シトリウス2世こそが現実逃避の理想形であるとの評価が根強い。


== 関連項目 ==

メルクリウス1世 ← 3243 - 3256 → シトリウス3世

代数 人名         即位年 退位年 在位年間

1  ノヴァ大帝      3203  3225  22

2  シトリウス1世     3225  3239  14

3  メルクリウス1世    3239  3243  4

4  シトリウス2世     3243  3256  13

5  シトリウス3世     3256  3270  14

6  ホノリウス1世     3270  3281  11

7  レガリス1世      3281  3283  2

8  シトリウス4世     3283  3298  15

9  メルクリウス2世    3298  3300  2

10  シトリウス5世     3300  3319  19

11  ホノリウス2世     3319  3340  21

12  シトリウス6世     3340  3363  23

13  ホノリウス3世     3363  3382  19

14  メルクリウス3世    3382  3395  13

15  レガリス2世      3395  3413  18

16  シトリウス7世     3413  3419  6

17  シトリウス8世     3419  3424  5

18  シトリウス9世     3424  3437  13

19  シトリウス10世    3437  3440  3

20  マルス1世       3440  3446  6

21  ホノリウス4世     3446  3453  7

22  シトリウス11世    3453  3462  9

23  メルクリウス4世    3462  3470  8

24  メロス         3470  3477  7

25  アポロ1世       3477  3478  1

26  メディクス      3478  3484  6

27  シトリウス12世    3484  3484  0

28  ホノリウス5世     3484  3486  2

29  シトリウス13世    3486  3507  21

30  メルクリウス5世    3507  3508  1

31  シリウス       3508  3513  5

32  エデュカトル     3513  3514  1

33  バルカン1世      3514  3539  25

34  シトリウス14世    3539  3542  3

35  ホノリウス6世     3542  3563  21

36  シトリウス15世    3563  3565  2

37  バッカス       3565  3565  0

38  オリンピア      3565  3577  12

39  バルカン2世      3577  3580  3

40  シトリウス16世    3580  3585  5

41  マルス2世       3585  3594  9

42  ホノリウス7世     3594  3627  33

43  アグリカ1世      3627  3657  30

44  アグリカ2世      3657  3669  12

45  シトリウス17世    3669  3674  5

46  ホノリウス8世     3674  3688  14

47  ハルバ1世       3688  3700  12

48  レガリス3世      3700  3720  20

49  メルクリウス6世    3720  3731  11

50  メルクリウス7世    3731  3736  5

51  レガリス4世      3736  3750  14

52  マルクス       3750  3763  13

53  マルス3世       3763  3781  18

54  ホノリウス9世     3781  3784  3

55  ペルセウス      3784  3804  20

56  バルカン3世      3804  3812  8

57  ヘラクレス      3812  3843  31

58  オリハルコン     3843  3870  27

59  シトリウス18世    3870  3887  17

60  ホノリウス10世    3887  3919  32

61  ハルバ2世       3919  3926  7

62  クロノス       3926  3947  21

63  シトリウス19世    3947  3977  30

64  ヘルメス       3977  4004  27

65  ホノリウス11世    4004  4015  11

66  アポロ2世       4015  4046  31

67  シトリウス20世    4046  4069  23

68  ホノリウス12世    4069  4105  36

69  メルクリウス8世    4105  4113  8

70  ハルバ3世       4113  4134  21

71  ハルバ4世       4134  4170  36

72  ホノリウス13世    4170  4202  32


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