表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

生き直しオッサンの青春

朝に目覚め気づいた。

何ということだ。

よく、わからんが、タイムスリップしている。


カレンダーやテレビを見ると、15年くらい、若返っているようだ。


64歳が、49歳になった。 





俺は、社蓄のように、平日遅くまで働いて、

休日出勤して、でも、どこか主体性がなかった。

忙しい毎日だったが。

充実していたといえばしていた。


しかし、

結婚もできず…

これといった趣味もなかった。

趣味…

ネットとゲームと酒と食べ歩きくらいか?

そして64歳、定年前で。



仕事はキライではなかったが、 

今思うと

一心不乱、全生命をかけてはいなかった。

どこか、中途半端な社蓄だった。




特に趣味もなかったが、

休日何をしていたのだろう…

だらだら仕事やゲーム、ネットをしていたのかな。

そういえば、課金とかしていた。

酒も強くないのに惰性で毎日飲んでいた。 

現実逃避だったのか?





俺は、30歳から64歳まで地元の小さなスーパーで働いていた。

今回タイムスリップした世界でもそうらしい。

何かパラレルワールド的な転生があるのかもと期待もしてみたが、今のところ、特に何もない。

財布にいれていた名刺には、

えがおスーパー美里店店長 志村剣と書かれていた。

肩書きまで同じじゃねぇか…



志村剣 カッコいい名前だと自分では思う。

見事に名前負けだ。

病院とかで名前を呼ばれるのは苦手だった。



ちなみに名前の「剣」は、剣道好きな父が付けてくれた名前だ。

親父の喜ぶ顔がみたくて学生時代続けた剣道も、

仕事を言い訳にして、いつしか、やめてしまった。



結局、何も残っていない気もする、俺の人生。

真面目に仕事は続けたつもりだ。

欠勤が殆どないのが小さな自慢と誇りだった。




昨日、64歳の大晦日、いつものように酒を飲んだら、少し気持ち悪くなって、倒れるように寝てしまったが、朝目覚めたら、なぜか49歳の時点にタイムリープしていたようだ。


今度、寝て、目が覚めたら、

また64歳の現実に戻っているかもしれない。



ただ、もし、この15年を取り戻せて、49歳から生き直せるのなら、こんなチャンスはない。


49歳に戻って数時間経過したが、

オッサンに変わりはないが、オジイチャンよりオッサンにまだ近い。


ハゲてるが、まだ髪がある。

腹もあまり出ていない。

足も腰もあまり痛くない。

老眼もそこまでひどくない。

尿の切れも良い。

便通も良い。

薬も特に飲んでいないっぽい。


そしてやっぱり、

オッサンだけど64歳よりは見た目が若い

(当たり前だがこれはかなり嬉しい‼️)




また、酒を飲んで倒れるように寝てしまったら、64歳に戻ってしまうかもしれない。

二回目の?49歳の大晦日。

俺は、酒をやめることにした。












評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ