霊水の龍
2回目の投稿となります基本のベースは烈火の鳥と同じです
工夫点などがあれば指摘してくれるとありがたいです
これはあるとても大きな戦争が始まる前の話である
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「オギャーオギャー」
普通の子供が一つの島に生まれた、
この島は水神島この星の最大の島だ
「いい子いい子」
1人の女が子供をなだめていた
この女の名前は“水塊 涼子”(すいかい りょうこ)
なだめている子供の実の母親だ
「その子供をよこせ」
1人の大男が冷たく言った
この男は“水塊 公崎”(すいかい こうざき)
涼子の本当の夫だしかし
「この子は貴方の子ではありません」
そうこの子供は公崎との子供ではなく王家の子供だった
「今の軍事には王家の血が必要だ、さあよこせ」
「なんと言われようが嫌です」
2人の間に少しの水がでた
「貴様の魔力では私には勝てない、さあ怪我をしないうちに子供をよこせ」
「私はどうなってもいい、けどこの子は渡せない」
2人の間に大量の水が出てきたその時
「オギャーオギャー」
子供が泣いたその瞬間水がいきなりとてつもない量になった
「きゃあ」「オギャー」
「今しかない!」3人に大量の水が近づいた時
公崎が子供を奪いたとった
「やめて貴方!私ならなんでもしていいから」
「貴様なんぞもう必要ない、離せ」
涼子が公崎の袖を掴むも振り払われてしまった
「王家の血が我らの軍事力に」
公崎はそう言って病室から出て行った
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子供が奪われてから早10年その子供はある施設にいた
【ドゴーン、パラパラ】
大きな音ともにある少年が言った
「なあ!そろそろ出せよここから僕の力はもうわかったろ、なあ父さん!」
そうこの少年こそが10年前公崎に攫われた子供である
名前は“水塊 零”(すいかい れい)
「零よ素晴らしいぞこの力、認めてやろう」
「なら僕を母さんの元へ帰してくれ」
公崎は顔をしぼめて言った
「仕方がない合わしてやる」
【ガチャ、ウィーン】扉が開いた
「こっちだ零、付いて来い」
そう言って廊下を歩き出したそこに零はついて行った
「なあ、零よ」「なんだ、父さん?」
「人はいつ死ぬか分かるか?」
「分かるはずないだろ、何を言ってるんだ?」
真剣な表情で公崎は言い、あっさりと零は答えた
「そうだよな、零着いたぞ」
「⁉︎、なんだここは?」
零がいた場所は平地それも草一本も無い
「ここはお前が生まれた場所そして涼子、お前の母さんの墓場だ」
「う、嘘だ!そんなの嘘に決まってる」
慌てて零は言った当たり前だしかし公崎の言ったことは真実だった
「零よ、お前が2歳の誕生日を迎える前の日お前の母さんは暴走した」
「な、何を言ってるんだ?父さんおかしくなったのか?」
「確かに私も最初は認めたくなかっただか真実なんだお前の母さん、涼子は神獣の器だった」
「そして今日零!お前に新しい器になってもらう」
「⁉︎な、何を言ってるんだ嘘だろ、嘘なんだろ?」
公崎は涼子の魔力の限界を感じその子供を涼子より強い心を持つ者に育てようとしていた
「さあ、零こっちに来るんだ」
「い、嫌だ父さん、やめてくれ、やめてくれー!」
公崎は零の頭を掴み魔力を解放した
「あガァ、ぐ、アーーーー」
零は叫び気絶した
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(こ、ここは?どこなんだ)
「ここは神獣の地、神獣と契約する場だ」
「我と契約しろその代わりそなたにこの島に何があったかを教えてやろう」
「本当に神獣なのか?本当ならいいだろうその話乗った!」
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(なるほどこんなことがあったのか、この島に僕が幼い頃に)
「神獣とやら僕に力をくれこのままでは父さん、いや公崎を殺せない、だから頼む僕にちか」
「神獣に物を頼むか、はっはっはっははー」
神獣はとても大きな声で笑った
「いいだろう、貴様に私と一緒に契約の証として一つの拳を交えてもらうとしよう」
そう言って神獣は姿を現した
「お前が神獣…さぁ来い」
「私の名前はアクアクル、またの名を霊水の龍!」
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その後にも話は続くだかそれはまた違う話…
霊水の龍 完
見てくださりありがとうございます
面白かったですか?
この後にもまだまだ続くのでよければ見てください