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タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第1章 SENGOKU period
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優しいの?残酷なの?

「奇天烈おとめ、入るぞ。」

「はいよー」

ガラガラと障子が開いた。

「今夜は宴をする。 奇天烈おとめも来い。」

「何の宴なの?」

「歓迎の宴だ。」

嫌味のない笑顔だ。

(あれ?皮肉っぽくないな。)


「それと、奇天烈おとめだからといってその格好は怪しまれる。」

「これ以上服もってないんです~」

信長は少し考えた素振りを見せると、おとめの腕を引っ張った。

「何なの!?」

「これを被れ。」

黒いマント・・・?


なぜか、城を出て城下町へ。

「好きなものを選べ。」

「はい?」

目の前には色鮮やかな着物がずらりと並んでいる。

(そっか。服を買ってくれるんだ。)

「じゃあ、ピンクのやつ♪」

「おい、奇天烈! 分かるように話せ。」

「桃色で♪」


城に戻ると召使?に着物を着付けしてもらい、Let’s 宴!

「かんぱ~い」

食事は健康的なメニュー。一汁三菜  酒飲みメニューでもある気もする。

(私、未成年ですよ。)

「美味しい!」

「当たり前だ。」


(だんだんみんな酔っ払ってるな・・・)

信長は酔ってなさそうだ。

「信長様~ こいつ、間者なんですよ~」

(何言っちゃてんの!? しかも上司にチクルって)

信長の顔色が変わった。


「おとめ席を外せ・・・」

「うん・・・」


それから、数分後・・・

2人の召使が話している。

「信長様、残酷でしたね。 破門すればいいのに。 首を刎ねるなんて。」

「怖いですねえ。」


(首を刎ねた!? 最初は優しいと思ったのに・・・)

(優しいの? 残酷なの?)

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